Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
51345:[2025 Spring]Transportation Systems (BA) 2025 Spring Mon4 College Of Business Administration ISHIZAKI YOSHIYUKI 2

Campus

OIC

Class Venue

AN310

Language

Japanese

Course Outline and Method

 本講義では現代社会の基礎的インフラである交通システムについて、陸・海・空の各モード並びに物流を経営の視点から見てゆくこととしたい。
 講義においては、マス・メディアに取り上げられているような交通に関するトピックを抽出した上で、そのトピックの背景にある問題を掘り下げることで現代の交通システムが抱える問題や課題、そして解決方向を探ってゆくこととする。
 この方針のため、講義で扱うトピックは毎年変更される。また、受講生の希望により、扱う順序や内容に若干の変更が加えられることがあることを了承されたい。
 いずれにしても、以上のような講義を通じて、現代社会において交通システムの果たしている役割の大きさや重要性を再認識してもらうようにしたい。

Student Attainment Objectives

 日常生活で無意識に利用している交通システムの在り方を経営的視点から見直した場合、そこから現代社会の抱える問題点を理解できるとともに、解決の方向性を探る上で経営学的視点が極めて重要であることを再認識してもらうことを目標としている。
 そのためには、日常報道されるような交通問題に普段から目配りし、自分なりの背景分析や解決方法を考えるなどの能動的受講態度を維持することが必要である。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
第1回

暮らしに身近な交通から経営を考える

地方交通の危機、交通産業の人手不足、シェアエコノミー
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

第2回

変化する鉄道事業のビジネスモデル

ビジネス客・定期客の減少、乗車券の「廃止」、少子高齢化と沿線開発の限界

第3回

阪急電鉄に見る私鉄ビジネスモデルの展開
 

沿線開発、経営多角化、沿線外への展開

第4回

「沿線」を離れるビジネス展開

鉄道部門の分社化
重視される不動産部門
沿線を離れた地域での「まちづくり」への取り組み

第5回

地方公共交通「危機」の背景

鉄道の廃線とバス転換、
効率化を達成するための情報化への取り組み
地域振興と公共交通体系再構築の必要性

第6回

高速バスは安くて安全か?

続発した高速バス事故の背景にある運転手高齢化、未熟練化
事故を誘発する価格競争
過労運転を防止するための社会的、経済的規制の必要性

第7回

タクシーメーターはなぜ停まっていても作動するのか
 

遅いと料金がかさむタクシーと、特急料金を収受する鉄道との違い
タクシー運賃値上げの背景
AIの導入による効率化

第8回

タクシーが消える?
ライドシェアによるタクシー市場のカテゴリー変化

情報化の影響
シェア・エコノミーの進展
MaaSへの取り組み

第9回

航空輸送をマーケティングから見れば

「低運賃」を生み出す仕組み
レベニュー・マネジメントという発想
低運賃でも安全は確保されるのか

第10回

FSCがLCCに対抗するために

「輸送」という「サービス」を差別化するために
航空運賃の「格差」はなぜ大きいか(航空にビジネスクラスのある理由)
「武器」としてのマイレージシステム

第11回

「宅配クライシス」の背景
 -現代生活を支える物流システムー

宅配便の誕生と急成長
宅配便の危機と限界
翌日配達、配送料無料は継続できるのか

第12回

国際物流の進化

システム化される国際物流
運賃10倍でも需要のある航空貨物
生産拠点の集約化がもたらしたもの(全体最適とは何か)

第13回

国際ロジスティクスの展開
 -現代生活を支える国際物流ー

生産拠点の国際的分散配置とミルクラン方式の導入
国際複合一貫輸送の必然性
100円ショップ経営のカギとしての物流

第14回

交通の未来を切り拓くために

効率と公平の両立
利便性と環境との両立は実現するのか
労働人口減少時代の交通の在り方をめぐって

Class Format

対面による

Recommendations for Private Study

 原則として毎回、講義にかかわるレジュメを配布するが、それだけで良しとするのではなく、関連する情報などを自ら収集し、分析するような学習をすることで、講義の理解度が高まり、内容がより深く理解されることを期待している。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 100

講義で述べた基本的概念が正しく理解され、適切な用語を使って記述されているかを基準とする。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

 講義にあたっては毎回レジュメを配布し、参考文献などについてはそこに記載することとする。
 また講義に欠席した場合は翌週までに必ず、学びステーションで欠席回のレジュメを受け取っておくこと。1週間後には不要となったレジュメは廃棄される。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Interactive Sheet

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