授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14980:IR18‐AJ105 言語学(R) § 14981:IR-AR105 言語学(R) 2022 秋セメスター 火3 国際関係学部 三宅 正隆 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS209号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

この講義ではヒトのコトバの特性や進化の過程でヒトがどのようにしてコトバを獲得し、そのことばに立脚するヒトの社会・文化活動がいかなる性格のものかについて考察する。ことばについて考えるには多様性と普遍性という視点が欠かせない。この講義では「さまざまな事柄、意味を伝える」ことばの機能から言語の本質(個別言語のもつ特徴とコトバ一般の特性)を考え、この視点から言語の発生過程、変化の理由、消滅する条件などを考える。コトバの問題は「人間とは何か」という根本的な問題を考えることに他ならないことを理解してほしい。

なお、「授業形態」については下の「授業実施形態」を参照してください。

受講生の到達目標

コトバとは何なのか、その特性や機能の理解を通して、社会、文化、思考などについての理解を深める。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

言語学とはどのような学問領域かの説明及び講義の進め方

言語学の諸分野、ことばの仕組みと機能

2

コミュニケーションの仕組み
 

記号、媒体, 記号生産/解読「装置」、認識と理解

3

世界のことば:普遍性と多様性

語族、比較言語学、言語取り替え、系統論と類型論、日本語
言語死、新しく誕生する言語について

4/5

記号としての言語の特性

記号、恣意性、超越性、全体性、分節、動物のコミュニケーション、創造性、ソシュール

6

自然言語としての手話

自然言語、手話、ろう文化、口語と手話教育

7

音生産性のメカニズム

思考とコミュニケーション、物理的信号化、調音と音響、世界の言語の音声

8

語の性質と語形成

形態論、語形成規則、新語の形成、概念体系

9

文の構造と言語の特性:統語論

類型的特徴、創造性の原理、

10

ことばの意味(概念)と文化

概念、体系性、言語記号の恣意性、意味成分、言語変化、曖昧性

11

言語の拡散、変化、言語消滅

危機言語、英語の拡散、黒人英語、ピジン・クレオール言語

12

コトバと脳

脳の仕組み、、一則化と局所化、言語野、失語症、認知

13

コトバの獲得(成長)と進化

進化と変化、合理論と経験論、言語機能、動物のコミュニケーション手段、

14

ことばと社会

社会方言と地域方言、多言語社会の言語政策、公用語、教育、言語意識

15

コトバとヒト:我々ヒトはどのような生き物か?

まとめ、試験準備

授業実施形態

【BCPレベルが1もしくは2の場合】
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。

[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合

【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。

※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679

授業外学習の指示

他の科目で取り上げられる言語に関する説明に対して、この授業で学ぶ「言語学」的な観点から自分で検討する習慣をつけること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
60

定期試験にかわるレポート。指示に従って課題を提出する。

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

課題など。
(テキストの練習問題や理解を深めるための課題の提出を求める。
コミュニケーションペーパーによる質問や感想も授業参加の参考とする)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

プリント教材を用いる。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
言語学への招待 中島・外池編著 大修館書店
言語学 風間、上野、松村、町田 東京大学出版会 4-13-082003-6
はじめて学ぶ言語学 大津由紀夫編著 ミネルバ書房
言語学のしくみ 町田健 研究社
言語学が好きになる本 町田健 研究社
ことばが生まれるとき・死ぬとき 町田健 大修館書店
入門ことばの世界 瀬田・保坂・外池・中島編著 大修館書店 978-4-469-21330-0

参考書(使用頻度、その他補足)

その他については適宜ハンドアウトなどで指示する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html