授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
12911:[2025 秋セメスター]IR18‐EAJ209 平和・紛争論(R) § 12912:IR-EAR209 平和・紛争論(R) 2025 秋セメスター 月3 国際関係学部 小林 主茂 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS209号教室

授業で利用する言語

日本語

このコースはGSG(Global Simulation Gaming)の日本語基準クラス同様、日本語を中心としつつも、英語の教材などを取り入れながら運用される。

国際的な内戦・紛争問題に関する最新の文献やメディアレポートのほとんどは英語で書かれており、これらのテーマに関する最新の情報を英語で収集できるスキルを身につけることは卒業後のキャリア形成において重要である。

そのため、このコースの授業内における講義・ディスカッション及び課題の提出は全て日本語で行われるが、YouTubeビデオ予習課題や参考文献、授業教材(パワーポイントや国連の広報ビデオなど)は主に英語のものを使用する。履修生はYouTubeにおける自動翻訳字幕機能やその他の教育用AIツールなどを活用して英語で情報収集ができるようになることが求められる。

授業の概要と方法

【+R授業について】
9月20日までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

第1回授業からディスカッション課題・グループワークがあり、これらの活動への参加度評価が最終成績に反映されるため、このコースを履修しようと考えている学生は必ず授業開始日前に早期利用申請を行い、初日の授業でmanabaで課題が提出できるようにすること(早期利用申請をしていない場合は履修生一覧に名前が表示されないため、自動的に欠席・課題未提出扱いになる)。

このコースでは内戦について体系的に学ぶ。内戦とは、日本とは関係がない「どこか遠くの国」で起きていることではない。例えば総合商社で働くことになれば、アフリカや中東、その他世界各地の紛争の動向を踏まえてビジネスプランを立てることが重要である。また、世界各地における紛争は、輸出入業者、航空業界、エネルギーや資源関連企業などの製品やサービス、サプライチェーンの動向にも大きな影響を与える。

これらの実情を踏まえて、このコースではシナリオ分析やシミュレーションなども織り交ぜながら、大学卒業後のキャリアでも応用できる実践的な紛争分析の方法を学ぶ。このコースの担当教員はこれまでジュネーブ、ニューヨーク、ワシントンDC、モスクワなどで外交官、国連職員や一般企業向けの紛争分析トレーニングを実施してきた経験があり、授業ではビジネススクールなどでよく用いられるケーススタディー学習手法やペア・ディスカッション、グループワークなどを毎週取り入れながら、参加型のアクティブ・ラーニングを実践していく。

コース全体のスケジュールとしては、まずは内戦の発生要因ついて社会・経済・政治という3つの視座から学び、その後応用的な内容も扱う。はじめにSession 1でコース・ガイダンスを行った後、Session 2では内戦の研究に関する基礎知識を確認する。その後、Session 3-5では社会的な要因(宗教対立、民族対立、ジェンダー不平等など)について、Session 6-8では経済的な要因(資源紛争、麻薬取引、環境破壊など)について、Session 9-11では政治的な要因(政治体制、独立運動、大国による紛争介入)について学ぶ。Session 12-14ではこれらの学習を通して得られた知識を応用し、紛争分析のシナリオ分析やコンサルティング・シミュレーションを行う。最後のSession 14ではこれまでの学びを総括し、このコースで学んだ知識やスキルが現実の国際社会においてどのように役立つかについて考える。


受講生の到達目標

このコースは、単に紛争・内戦に関する学術的な知識を修得するだけでなく、これらの知識を主体的に応用できる実践的な思考力・問題解決力を養うことを目的として設計されている。これらの応用的な知的スキル(Transferable Skills)は、大学卒業後に国際社会で活躍していく上で重要である。この方針の下で、このコースでは以下の通り5つの具体的な到達目標を設定している。

1) 紛争の分析に関する基本的な概念・理論・政策が自分の言葉で説明できる。
2) 紛争研究に関する文献・政策文書(学術誌・データベースなど)を特定し、これらの情報を活用して論理的な主張が構築できる。
3) 内戦の原因、拡大プロセス、そしてその潜在的な解決策について批判的に議論できる。
4) 紛争問題に関する実証研究を科学的な根拠に基づいて評価できる。
5) 特定の紛争問題に対して複数の視点から実用的な紛争分析(Conflict Analysis)を行い、その結果を公共政策やビジネス戦略の形成に応用することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

このコースでは紛争分析に関する応用的な内容も扱うため、履修する学生は平和学、紛争学、国際関係学における入門コースを既に履修し、基礎的な知識(おおまかな国連の仕組みなど)を既に身に着けていることが望ましい。また、この授業に登録する前にGSG(Global Simulation Learning)を履修し、日本語・英語両方の言語を用いる学習環境を経験していることが求められる。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
Session 1

内戦について学ぶことは何の役に立つか?

ガイダンス(コース概要説明、到達目標、授業計画、課題・評価方法等)

◼ YouTubeビデオ予習課題
なし


上記の到達目標を達成し、現実の国際社会において役立つ実践的な知見とスキルを身につけるため、このコースにおける授業はディスカッション、グループワーク、シナリオ分析などのアクティブ・ラーニング手法を取り入れながら行われる。これらの学習活動に主体的に参加できるようにするため、学生は毎週、セッションごとに定められているYouTubeビデオ予習課題(下記参照)を読み込み、授業に備える必要がある。また、さらに応用的な内容を学ぶ意欲のある学生は、参考文献一覧(下記参照・主に英語で出版されている主要な研究成果や最新論文)で挙げた文献を読むことが推奨される。

Session 2

内戦とは何か?

◼ YouTubeビデオ予習課題
The Telegraph. (2023). Fire and blood: young protesters out in force. The Telegraph, 23 March 2023, Accessible at https://www.youtube.com/watch?v=qHAA028seyU

上のYouTubeビデオ(日本語字幕自動生成機能あり)を視聴し、次の問いに対するレポートを日本語400-500字で作成し、この回の授業前日の23:59までに提出すること。

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Q: このYouTubeビデオで示される通り、2023年春にフランスで起きた暴動は様々な形の暴力を伴ったが、この出来事を「内戦」ということはできるだろうか。内戦とは何か。内戦と暴動の違いは何か。これらの問いについて日本語500-600字で答えること。
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◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献
• Sambanis, N. (2004). What is civil war?. Journal of Conflict Resolution 48(6): 814-858.
• Howard, L. M., & Stark, A. (2018). How civil wars end: The international system, norms, and the role of external actors. International Security 42(3): 127-171.

Session 3

社会的な視点 (I): 文明の衝突?
今週のケーススタディー: Bosnia and Herzegovina―宗教と戦争

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献 など
• BBC. (2017). The butcher of Bosnia. BBC, 16 November 2016.
• Huntington, S. P. (1992). The clash of civilizations?. Foreign Affairs 72(1): 22-49.
• Powers, G. F. (1996). Religion, conflict and prospects for reconciliation in Bosnia, Croatia and Yugoslavia. Journal of International Affairs 50(1): 221-252.


Session 4

社会的な視点 (II): 民族紛争の起こし方
今週のケーススタディー: Rwanda ―民族対立と内戦

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する

◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• Fearon, J. D., & Laitin, D. (2000). Violence and the social construction of ethnic identity. International Organization 54(4): 845-877.
• Snyder, J., & Ballentine, K. (1996). Nationalism and the marketplace of ideas. International Security 21(2): 5-40.
• Wamariya, C. (2018). War and what comes after. TEDWomen, 15 May 2018.

Session 5

社会的な視点 (III): 世界が平和にならないのは男のせいか?
今週のケーススタディー: Afghanistanー戦争と平和におけるジェンダー

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• Koofi, F. (2015). When women are at the table. TEDxPlaceDesNations, 2 January 2015.
• Bakken, I. V., & Buhaug, H. (2021). Civil war and female empowerment. Journal of Conflict Resolution, 65(5) 982-1009.
• Winthrop, R. (2003). Reflections on working in post-conflict Afghanistan: Local versus international perspectives on gender relations. Women’s Studies Quarterly 31(3/4): 247-252.

Session 6

経済的な視点 (I): ダイヤモンドのために戦うか?
今週のケーススタディー: Sierra Leoneー宝石ブランドと紛争

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• France24. (2021). Two decades on, Sierra Leone still scarred by civil war. France24, 8 October 2021.
• Collier, P., & Hoeffler, A. (2004). Greed and grievance in civil war. Oxford Economic Papers 56(4): 563-595.
• Ross, M. (2004). How do natural resources influence civil war? Evidence from thirteen cases. International Organization 58(1): 35-67.

Session 7

経済的な視点 (II): 紛争でお金儲けできるか?
今週のケーススタディー: Colombia―銃と麻薬と戦争ビジネス

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• Deutsche Welle. (2019). Colombia: The long road to peace after the civil war. Deutsche Welle, 1 December 2019.
• Stohl, R. (2005). Fighting the illicit trafficking of small arms. SAIS Review of International Affairs 25(1): 59-68.
• Gray, V. J. (2008). The new research on civil wars: Does it help us understand the Colombian conflict?. Latin American Politics and Society 50(3): 63-91.

Session 8

経済的な視点 (III): 資源紛争の伝説と現実
今週のケーススタディー: Sudan—水不足、環境破壊と内戦

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• VOA Africa. (2011). Sudan water conflict. VOA Africa, 27 April 2011
• Homer-Dixon, T. (1994). Environmental scarcities and violent conflict: Evidence from cases. International Security 19(1): 5-40.
• Ross, M. L. (1999). The political economy of the resource curse. World Politics 51(2): 297-322.

Session 9

政治的な視点 (I): 弾圧と抵抗の無限ループ
今週のケーススタディー: Myanmar—権威主義体制に対する武装蜂起

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• VOX. (2017). The “ethnic cleansing” of Myanmar’s Rohingya Muslims, explained. VOX, 25 September 2017.
• Keels, E., & Nichols, A. D. (2018). State repression and post-conflict peace failure. Conflict, Security & Development 18(1): 17-37.
• Christensen, D., Nguyen, M., & Sexton, R. (2019). Strategic violence during democratization: Evidence from Myanmar. World Politics 71(2): 332-366.

Session 10

政治的な視点 (II): 新しい国をつくるために命を懸けるか?
今週のケーススタディー: Kosovo—分離主義と独立戦争

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• The Economist. (2018). How did Kosovo become a country?. The Economist, 15 February 2018.
• Toft, M. D. (2014). Territory and war. Journal of Peace Research 51(2): 185-198.
• Dietrich, F. (2010). The status of Kosovo: Reflections on the legitimacy of secession. Ethics & Global Politics 3(2): 123-142.

Session 11

政治的な視点 (III): 代理戦争と内戦の国際化
今週のケーススタディー: Ukraine—大国の介入と紛争の長期化

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• The Economist. (2022). Why is Russia invading Ukraine?. The Economist, 10 February 2022.
• Marshall, A. (2016). From civil war to proxy war: Past history and current dilemmas. Small Wars & Insurgencies 27(2): 183-195.
• Matveeva, A. (2016). No Moscow stooges: Identity polarization and guerrilla movements in Donbass. Southeast European and Black Sea Studies 16(1): 25-50.

Session 12

紛争分析シミュレーション (I)
 今週のケーススタディー: Ethiopia—実用的な紛争分析の方法

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• Al Jazeera. (2021). The conflict in Ethiopia—who’s fighting who, and why?. Al Jazeera, 14 December 2021.
• Coons, C. (2021). Peace is still possible in Ethiopia: How to avoid a Balkan-style catastrophe in the Horn of Africa. Foreign Affairs, 6 December 2021.
• ICG. (2021). Ethiopia’s civil war: Cutting a deal to stop the bloodshed. ICG Briefing No.175/Africa, 26 October 2021.

Session 13

紛争分析シミュレーション (II):
今週のケーススタディー: Armenia/Azerbaijan (Nagorno-Karabakh) —紛争分析と国際ビジネス戦略

◼ YouTubeビデオ予習課題
※この回のための予習レポート課題の内容は2025年9月以降にここに掲載する


◼ このトピックについてさらに深く研究したい人向けの参考文献など
• VOX. (2020). The Armenia and Azerbaijan war, explained. VOX, 3 December 2020.
• de Waal, T. (2022). Nagorno-Karabakh in the shadow of Ukraine: What Russia’s war means for Armenia and Azerbaijan. Foreign Affairs, 30 May 2022.
• Borsari, F. (2022). Turkey’s drone diplomacy: Lessons for Europe. ECFR Commentary, 31 January 2022.

Session 14

まとめのディスカッション

授業内容の総括・振り返り

◼ YouTubeビデオ予習課題
なし

授業実施形態

授業は全て対面で行い、毎週出席チェックが行われる。

授業外学習の指示

学生は毎週、セッションごとに定められているYouTubeビデオ予習予習課題を提出し、授業でのディスカッションに備える必要がある。また、各セッション後には学習内容を復習し知識を定着させることが求められる。このコースでは、予習・復習を合わせた毎週の授業外学習時間はおよそ4-5時間である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

• 毎週授業前に提出の予習レポート (合計12回提出・約6,000-8,000字程度) : 40%
• 毎週の授業における挙手発言・グループワークと毎週授業後に提出の参加度評価レポート (合計14回提出): : 60%

成績評価方法(備考)

このコースにおける毎週の授業は以下の流れで構成される。

❶ YouTube予習レポート作成・提出(火曜日-日曜日):毎週課される英語のYouTube予習ビデオを視聴し、次週の授業で扱われる紛争やケーススタディーについての基本的な知識を身につける(上記の通り、英語のみでのビデオ理解が難しい場合はYouTubeの自動日本語字幕生成機能等を活用すること)。YouTube予習ビデオを視聴して学んだ内容をもとに、毎週課されるレポート課題(500-600字程度)を作成し、授業前日(毎週日曜日)の23:59までに提出する。指定字数以下のレポート及び期限後に提出されたレポートは成績に加味されないので注意すること。

❷授業でのディスカッション(月曜日3限):毎週の授業は予習した内容に関するディスカッションを中心に進める。毎週授業開始時に出席の確認を行い、その際担当教員は学生をランダムに指名して予習内容に関する簡単な発表を行うように指示することがある。その後ランダムに割り振られたグループに分かれて予習課題に関するディスカッションを行う。グループワーク中、担当教員は各グループに順番に参加して議論のファシリテーションを行うと同時に、グループメンバーそれぞれの参加度に関する評価を行い成績に反映させる。

❸ 参加度評価レポート作成・提出(月曜日3限授業中~当日の23:59):授業での挙手発言・ディスカッション参加をもとに、各学生は授業中もしくは授業当日の23:59までに参加度評価レポートを提出する。期限後に提出されたレポートは成績に加味されないので注意すること。


▢ 毎週授業前に提出の予習レポート (合計12回提出・約6,000-8,000字程度) : 40%

上記の通り、このコースを履修する学生は毎週、次の授業で扱われる内容についてのYouTube予習ビデオを視聴して予習レポート(500-600字程度)を作成し、授業前日(毎週日曜日)の23:59までに提出することが求められる。この予習レポート課題は、第1週目と第14週目の授業を除く全12回(第2週目-第13週目)課される。

予習レポートに関するより詳細な説明(書式・内容など)はSession 1で行うが、履修登録前に予習レポートの内容についてのイメージをつかみたい学生は、このシラバスの授業スケジュール Session 2(上記)の部分に実際の予習レポート課題を記載しているのでこれを参考にすること。

毎週提出する予習レポートは0〜3点のスケールで採点され、その合計点が最終成績の40%を占める。なお、第2回目の授業に向けた予習レポートには特別ボーナスがある。この課題を提出して1点以上を獲得した学生には追加で4点が自動的に加算される(例:2点を獲得した場合、4点が加わり合計6点となる)。指定字数以下のレポート及び期限後に提出されたレポートは成績に加味されないので注意すること。また、この課題はmanaba+Rの課題提出プラットフォームを通して提出すること。

【3点】期限までに提出され、指定字数の範囲に収まっており、YouTube予習ビデオに関する高度な考察が示されていて内容が特に優れている(例:予習ビデオに関連する学術文献を独自に調べてその内容を考察に反映させた、他の授業で学習した理論やコンセプトを応用して自分の意見を述べているなど)。

【2点】期限までに提出され、指定字数の範囲に収まっており、YouTube予習ビデオに関する独自の考察が示されている。

【1点】期限までに提出され、指定字数の範囲に収まっているが、YouTube予習ビデオに関する考察が不十分である(例:予習ビデオを視聴しなくてもわかるような一般的な知識について述べている、予習ビデオの内容を要約しているだけで自分の意見が述べられていないなど)。

【0点】期限までに提出されていないか、指定字数の範囲に収まっていない。もしくは、期限までに提出され、指定字数の範囲に収まっているが、YouTube予習ビデオに関する考察が行われていない(例:課題の質問に答えてない、指示された問題ではない内容に関する考察を行っているなど)。



▢ 毎週の授業における挙手発言・グループワークと毎週授業後に提出の参加度評価レポート (合計14回提出): 60%

このコースでは、参加するひとりひとりが自分の知識・経験・意見を持ち寄り、共に考え、共に学ぶ双方向型学修を実践する。そのため、授業はディスカッション、グループワーク、シナリオ分析などのアクティブ・ラーニング手法を取り入れながら行われる。履修する学生は、これらの学習活動に主体的・建設的に参加することが求められ、担当教員は各学生のコース運営への貢献(例えば、ディスカッションにおける積極的な発言やグループワークにおけるリーダーシップなど)を体系的に評価する。
授業に出席した学生は、毎回の授業終了時(または時間が不足した場合は当日の23時59分まで)に、「参加度評価レポート」を提出する。このレポートでは、当日の授業における自身の参加状況について、所定の評価項目に基づき自己評価を行う。評価項目には、挙手による発言の有無や、ペア・グループディスカッションへの取り組み方などが含まれる。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

このコースでは特に教科書を指定せず、代わりにYouTubeビデオ予習課題が毎週課される。これらの学習教材は全て上記授業計画で示されているリンクから無料でアクセス可能である。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
Introduction to Peace and Conflict Studies Lois Edmund Rowman & Littlefield 978-1538117637
Peace and Conflict Studies, 4th Edition David Barash and Charles Webel SAGE 978-1506344225
Peace and Conflict Studies: A Reader, 1st Edition David Barash and Charles Webel Routledge 978-0415591294
Peace and Conflict Studies Research: A Qualitative Perspective Robin Cooper and Laura Finley (eds) Information Age Publishing 978-1623966911
Handbook of Peace and Conflict Studies Charles Webel and Johan Galtung (eds) Routledge 978-0415396653
The SAGE Handbook of Conflict Resolution Jacob Bercovitch, Victor Kremenyuk, and William Zartman (eds) SAGE 978-1412921923
紛争解決学入門:理論と実践をつなぐ分析視角と思考法 上杉 勇司・長谷川 晋 大学教育出版 978-4864293860
紛争地の歩き方―現場で考える和解への道 上杉 勇司 筑摩書房 978-4480075505
紛争解決ってなんだろう 篠田英朗 筑摩書房 978-4480683939
平和構築入門: その思想と方法を問いなおす 篠田英朗 筑摩書房 978-4480067418
武装解除─紛争屋が見た世界 伊勢崎 賢治 講談社 978-4061497672

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

授業内におけるコミュニケーションは学生との直接対話を通じて行われる。授業外におけるコミュニケーションは主にmanaba+R上で行う。このコースを受講する学生は、manaba+Rの通知リマインダーをオン(「受信する」)に設定しておくことが強く推奨される。


授業内容やその他の関連事項に関して質問等がある学生は、オフィス・アワーを活用することで適宜担当教員から個別指導を受けることができる(オフィス・アワーの案内はSession 1で行う)。オフィス・アワーを利用する際には、担当教員に前もって連絡しておくことが推奨される。担当教員のオフィスを訪れることができない事由がある場合は、事前にアポイントメントをとった上で、Zoomを活用したバーチャル・オフィス・アワーを設定することで個別指導を受けることができる。


担当者の実務経験について: 担当教員はこれまで、国際都市ジュネーブにて国連職員に対する実務教育や政府機関・国際機関に対する政策コンサルティングに携わってきた。このコースでは、これらの活動を通して得られた実践的な知見を学生と共有していきたいと考えている
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/