授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
34775:人文地理学(E) § 34776:(教)人文地理学(E) 2023 春セメスター 金2 経済学部 塚本 礼仁 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 104号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

地理学は、地表面で見られる現象が起こる空間的・地域的なメカニズムの解明を目指してきた。人文地理学とは、地域の人口、民族、社会・文化、経済・産業、集落(農村・都市)など、人間活動に由来するテーマを分析し、上記の目標にアプローチしようとする分野である。本講義では、人文地理学の基礎理論を紹介し、できるだけ多くの具体例で検証を加えながら、地理的現象の発生および変容のしくみについて考えていく。

フィードバック: 各回の授業の冒頭に時間を設ける。manaba+RやE-mailでの直接の質問等にも対応する。

受講生の到達目標

1.日本・世界の地域問題について、地理学の理論を用いて考察する。
2.日本・世界の地域問題について、統計データから特徴を読み取る。
3.日本・世界の地域問題について、地図から特徴を読み取る。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション

自己紹介、講義紹介(授業スタイル、成績評価法など)。

2

地理学的な見方と考え方

本講義全体をつらぬく、地理学の基本的な概念やキーワードについて解説する。

3

地理情報の地図化

地理的現象を俯瞰するためのツールである主題図について解説するとともに、デジタルマッピングの技術としてのGIS(地理情報システム)の仕組みや社会的意義についても述べる。

4

空間認知と地理学

「頭の中」の地理情報で描かれるメンタルマップについて、行動地理学の研究成果や実社会での応用・活用例を紹介する。

5

農業立地論

経済立地論(食料生産)の古典である「チューネンの農業立地論」について解説する。

6

食料の地理学

古典的農業立地論の限界を押さえたうえで、「食」にまつわる社会・経済的な環境を研究対象とするフードシステム論について解説する。

7

工業立地論

経済立地論(ものづくり)の古典である「ウェーバーの工業立地論」について解説する。

8

産業集積と競争力

古典的工業立地論の限界を押さえたうえで、「ポーターの産業クラスター論」を紹介し、立地論から地域政策・計画論への拡張について述べる。

9

都市の地理学1

経済立地論(商業・サービス業)の古典である「クリスタラーの中心地理論」と、それと関連する都市群システムの考え方について解説する。

10

都市の地理学2

都市の内部構造モデルに触れたうえで、現代の日本における人文地理学的・自然地理学的な「都市問題」と、それらに関連する都市政策について解説する。

11

ネットワークと地理学

コンビニエンスストアなど、商業・サービス業のチェーン展開と物流システムの特徴を整理し、これらからわかる「空間の圧縮」について解説する。

12

文化と地理学1

文化の伝播や地域差に関わる一般法則(空間的拡散モデル)を押さえたうえで、方言や食文化など様々な文化地図を示し、その特徴を解説・議論する。

13

文化と地理学2

地名学講座。地名の本質をふまえたうえで、「平成の大合併」で生まれた新自治体名の成り立ちを考察する。

14

観光と地理学

「バトラーの観光地発展モデル」をふまえつつ、コンテンツ(観光資源)別に事例を示しながら、観光地の変容について考察する。

15

世界理解と地理学

世界を舞台に展開する巨大ファーストフードチェーンを取り上げ、地理学の視点から、グローバル化とローカル化の「同期」について論じる。

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

第1回授業はオンライン(オンデマンド形式/資料配信型)。
BCPレベル1-2: 原則対面授業。
BCPレベル3-4: オンデマンド形式/資料配信型に切り替える。

授業外学習の指示

内容/難易度、所要時間は一様ではないため、その都度指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回のレスポンスシートとそれに含まれる小課題による。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

使用しない。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

毎回異なるので、その都度指示する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/