| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15809:IR18‐FJ203 フィールド調査法(R) § 15810:IR-EDR203 フィールド調査法(R) | 2022 | 秋セメスター | 木3 | 国際関係学部 | 大倉 三和 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
この授業では、特定の事象にかかわる場・当事者の固有の状況を理解することをめざす質的調査の方法を扱います。感染症の状況にかかわりなく実際の調査は行いませんが、実施を想定した調査計画書の作成をつうじ、データ取得の方法・組み合わせや記録・記述のあり方、また倫理課題など、質的フィールドワークにおける基本の習得を目指します。
授業ではまず、社会調査の基本的な考え方や方法を講義で学びます。そのうえで、フィールド調査に基づいて公表されている質的研究の成果をいくつか取り上げて、特徴を具体的に検討します。その後、これらの学びを踏まえ、各自でフィールド調査を想定した問いを立て、調査計画書を段階的に作成してもらいます。
キーワード: 社会調査、フィールドワーク、質的研究、質的調査
受講生の到達目標
・フィールド調査の成果事例を検討することで、問いに応じた調査方法の組み合わせや、分析・推論のあり方を具体的に学ぶとともに、フィールド調査の意義と面白さを理解することができる
・段階的に調査計画書を作成していくプロセスを通じ、問いの設定から先行研究の検討、そしてフィールド調査の準備・実施・終了後の各段階で押さえるべき基本項目や、倫理的な課題を習得することができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
・地域研究論、比較文化論など
フィー ルド調査を中心手法とする地域研究は、国際関係学とほぼ同じ文脈で始まった新しい研究領域であるため、国際関係研究の一環で行われるフィールド調査や「事例研究」では、国家中心主義やオリエンタリズムなどの問題点に、特に留意が必要です。この点をおさえるうえでは、上記科目などの履修により、「国家」を 相対化し知の権力性を捉える視点を養うことが、助けになります。
・社会統計論など
このフィールド調査の授業では「質的/定性的研究」を扱います。そのため、主に量的データを得るための調査方法に関しては、別途、統計学や社会調査法などの科目を履修し、専門的に学んでください。
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | 授業の紹介 |
ライブ配信型授業を実施します
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| 2-5 | 社会科学のフィールド調査:計画・実施における基本事項 |
対面授業を実施します
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| 6-8 | フィールド調査の成果の検討 |
国内外で行われたフィールド調査にもとづく様々な研究成果にまなぶ
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| 9 | 調査計画の作成にむけて |
・文献学習の振り返り
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| 10-14 | 調査計画の段階的な作成と検討 |
・トピックの選定と文献リストの作成
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| 15 | 調査計画書の完成 |
・作成プロセスの振り返り
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授業実施形態
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
授業外学習の指示
・質的研究のための調査計画を作成するうえでは、新聞の読者投稿欄などに目を通し、投稿内容に関する当事者の経験や、その社会的背景を想像してみる、などのこともお勧めします。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 各回の課題の実施・提出:100%
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| フィールドワーク: 書を持って街ヘ出よ う- 増訂版 | 佐藤郁也 | 新曜社 | フィールドワークの⽅法に 関する本の中では最も読み やすくわかりやすい本の⼀ つ | |
| 質的社会調査の⽅法:他者の合理性の理解社会学 | 岸政彦ほか | 有斐閣 | ふだん⾒過ごしがちな事柄 の深い理解を可能にする質 的社会調査の⽅法を、実践 例をつうじて紹介。 | |
| 躍動するフィールドワーク:研究と実践をつなぐ | 井上真 | 世界思想社 | 国際協⼒や国内の地域振興・環境政策などにかかわ る様々なフィールドワーク の実践経験を紹介 | |
| 調査されるという迷惑:フィールドに出 る前に読んでおく本 | 宮本常⼀ほか | みずのわ出版 | 調査はどんな被害や迷惑を生じやすいか、著者の経験をもとに示す。防止には何が必要かを考える際の貴重な資料 | |
| 野蛮からの⽣存の開発論:越境する援助 のデザイン | 佐藤仁 | ミネルヴァ書房 | フィールド調査に基く成果 を論じるとともに、調査の ⽅法論、開発・援助の理論・⽅法についても検討し ている充実した内容 | |
| 社会科学の考え方 | 野村康 | 名古屋大学出版会 | 方法論の前提となる存在論・認識論から体系的に説明。注の付け方の体系的ガイドも分かりやすい |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html