授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30829:[2025 春セメスター]仕事とキャリア(G1) 2025 春セメスター 木4 経済学部,理工学部,食マネジメント学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 中川 洋子 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本講義には、メーカーの元人材開発担当者(技術者/ワークライフバランス実践者)・グローバル展開を支援する専門家(エグゼクティブコーチ)・テーマパーク事業の管理職・バウンダリレスなスポーツ・レジャー企業の経営者など、多様な働き方をする幅広い職業人が講師として登壇します。仕事(職業人生)の広がりを深く理解し、将来のキャリア形成に寄与する内容です。講義の終盤には、就職活動を経験した在学生とともに「キャリア観(働くこと・生きること)」について考察します。
なお本講義では、ゲストスピーカーの講演前週に、講演内容をより深く理解するためのグループワークを行います。グループワークは、学部横断型のチームで行われますので、多様な価値観や専門分野を越えた視点や考え方に触れることができます。グループでの議論に能動的に参加するために、事前準備[事前学習(文献調査)レポート]が求められます。

※本講義は、低学年次(就職活動前)の学生を対象に授業が進められます。

<授業運営について>
授業は、ゲスト講演は「対面型」、グループワークは「Zoomでのライブ型」、個人学習としての事前学習(文献調査)は「manaba+Rでのオンデマンド型」と、ハイブリッド形式で実施します。
※Zoomでのグループワークは、「カメラ」「音声」を「オン」にして参加してください。
※オンデマンド型授業において、不明な点があれば担当教員へメールで問い合わせてください。メールアドレスはmanaba+Rで公開しています。
※オンデマンド型の授業内容に関する意見交換、質疑応答については、その翌週の授業で実施します。

■多様な形態の授業が混在することになりますが、今後の社会人(就活生も)には、このような形式への対応(セルフマネジメントも含めて)が求められると思っています。ですので、本講義を「少し早めに社会体験」する機会とポジティブに捉えて授業に取り組んでください。

受講生の到達目標

立命館大学は全学横断的に「キャリア教育科目」を配置しており、各科目は、学生のキャリア発達に応じた段階的な到達目標を掲げています。「仕事とキャリア」では、仕事(職業人生)の広がりや意味、期待される成長プロセスへの理解を深めることを目指し、以下を到達目標としています。

①外的キャリア(業種・職種・キャリアステージ)と内的キャリア(その仕事を個人がどのように捉えているか)の両面から他者のキャリアを理解できる。
②多様な仕事や働き方への理解を深め、自己の選択の幅を広げることができる。
③他者理解の上で、自己の成長プロセスを含めた長期的なキャリアビジョンをイメージできる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

事前に履修しておく科目は特にありませんが、企業が抱える現実的な課題の解決に学部横断型(大学院生を含む)チームで約半年取り組む長期・高度課題解決型プロジェクト科目「コーオプ演習(実践)」(2回生以上:4月に募集開始)の受講にもチャレンジしてください。

<キャリア教育科目の体系はキャリア教育センターのHPにて紹介しています>
http://www.ritsumei.ac.jp/cec/

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

(導入)大学の学びと職業人生【対面】

キャリア発達段階における「自己理解」に続く「他者認識」のあり方について解説した上で、本講義の位置づけと学び方を教示する。
※授業の進め方(グラウンドルール)、事前学習課題の提出、成績評価方法等についても説明する。

2

多様なキャリア(働き方・職業等)を理解するためのフレームワークを学ぶ 【対面】

キャリア・アンカーなど「個人がなぜそのキャリア(働き方・職業等)を選択するのか」を理解するためのフレームワークについて解説する。これにより,今後行われるゲストスピーカーの講演内容の理解の助けとする。

3

ゲスト講演⓪:多様な働き方を支える労働関係法規の理解
(外部講師:滋賀労働局)【対面】

多様な働き方を支える労働関係法規について、滋賀労働局の方から事例を交えながら解説していただく。
今後の授業での学習やディスカッションの前提となる事柄であるため「ゲスト講演⓪」として実施する

4

事前学習(文献調査)①②未来の産業構造と働き方について考える【オンデマンド】

翌々週のグループワークに備えて、「未来の産業構造と働き方(自己の能力の活かし方)について考える」に関するテーマで、事前学習(文献調査)を行い「レポート」を作成する。

5

ゲスト講演①:働き方改革とその未来(1)起業家
(外部講師:バウンダリレスなスポーツ・レジャー企業経営者)【対面】

バウンダリレス(組織や分野・産業の境界を越える、あるいは境界そのものを感じさせないような)キャリアを展開するスポーツ・レジャー企業経営者の講師から、その経験をとおした「働き方の未来」について学ぶ。

6

グループワーク①②【Zoomライブ】

翌週登壇する講師の講演に備え、事前学習①②で作成した「個人レポート」と前週のゲストの講演を基にグループワークを行い、「多様性を意識した自己の能力の活かし方」について自己の考えを整理し講演を拝聴する「仮説」を持つ。

7

ゲスト講演②:働き改革とその未来(2)企業人と副業
(外部講師:副業を持つテーマパーク事業の管理職)【対面】

テーマパーク運営企業で人事や商品開発部門の管理職としての経験を重ねながら、近年は「副業」にも関心の幅を広げている講師より、これからの企業人の複線的な働き方について学ぶ。

8

事前学習(文献調査)③:グローバル社会で働くこと【オンデマンド】

翌週のグループワークに備えて、「グローバル社会で働くこと」に関するテーマで、事前学習(文献調査)を行い「レポート」を作成する。

9

グループワーク③【Zoomライブ】

翌週登壇する講師の講演に備え、事前学習③で作成した「個人レポート」を基にグループワークを行い、「グローバル社会で働くことに」について、自己の考えを整理し講演を拝聴する「仮説」を持つ。

10

ゲスト講演③:日本企業のグローバル展開と求められる人材
(外部講師:グローバル展開を支援する専門家[エグゼクティブコーチ])【対面】

日本企業のグローバル展開を支援する人材開発を、多様な企業で経験している外部講師を招聘し、グローバル化する社会で求められる能力について理解を深める。

11

事前学習(文献調査)④:ワークワイフバランスの現状と課題【オンデマンド】

翌週のグループワークに備えて、「ワークライフバランスの現状と課題」に関するテーマで、事前学習(文献調査)を行い「レポート」を作成する。

12

グループワーク④【Zoomライブ】

翌週登壇する講師の講演に備え、事前学習④で作成した「個人レポート」を基にグループワークを行い、「ワークライフバランス」について、自分の考えを整理し講演を拝聴する「仮説」を持つ。

13

ゲスト講演④:ワークライフバランスを支援する「組織内外」の取り組み
(外部講師:元メーカーの人材開発担当者/技術者)【対面】

ワークライフバランスの実践者として組織内外で活躍するグローバルメーカーの元人材開発担当者(技術系)を学外講師として招聘し、ワークライフバランスを推進することの意義について理解を深めるとともに、自身の今後の「働き方・生き方」を考える機会にする。

14

就活経験者(4回生)の体験談報告と全体総括【対面】

就活経験者(4回生)の体験談を参考にしながら、本授業の総括として、「自分のキャリアパス(どのように働きたいか/どのように暮らしたいか)」を深く考える機会にする。
【「+R授業」があります。詳細はmanaba+Rを参照】

授業実施形態

対面授業回における同時配信・録画配信は行いません。

授業外学習の指示

ゲスト講師の講演内容を言語化・内在化させるために、授業後にレポートの提出を求めます(講演内容の理解度)。
能動的にグループディスカッションに取り組むために、事前準備(事前学習:文献調査)が求められます(事前学習課題)。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①授業への取り組み(講演内容の理解度・グループワークへの貢献度・ワークシートへの記載内容):50%、②事前学習課題:30%、③総括レポート:20%で評価します。
授業に出席するだけではなく、主体的に学ぶ姿勢を求めます。

※課題やレポートの提出にはmanaba+Rを使用します。
 

成績評価方法(備考)

社会人をゲストスピーカーとして招聘し実施される授業であるため、原則無遅刻・無欠席であることが求められます。(全ての評価の前提である出席要件は厳密に運用します)
また、グループワークへ貢献するためには、責任感を持った事前準備と能動的な発言・態度が求められます。

受講および研究に関するアドバイス

キャリア教育科目は、多様な専門性(見方・考え方)を持つ他者と、現実社会の文脈の中において能動的に学びあうことで、「自らの学びを活かして、どのように社会や世界と関わるか」を深く省察することを目的としています。本講義の多様な専門分野から登壇頂くゲストスピーカーの講演や学部横断型のグループワークは、そのための貴重な機会となるはずです。能動的に参加し、自らのキャリアパスを考える有益な時間にして下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
会社が教えてくれない「働き方」の授業 小倉 一哉 中経出版 9784806137351 給料・労働時間・評価・人間関係などに関する22の疑問について,統計データを示しながら,「働き方」についてわかりやすく解説した一冊。
君の働き方に未来はあるか?労働法の限界と、これからの雇用社会 大内伸哉 光文社 9784334037796
若者と労働「入社」の仕組みから解きほぐす 濱口桂一郎 中央公論新社 9784121504654
ジョブ型雇用社会とは何か:正社員体制の矛盾と転機 濱口桂一郎 岩波新書 9784004318941
100年時代の行動戦略 アンドリュー/スコット/リンダ・グラットン 東洋経済新報社 9784492534434
会社はあなたを育ててくれない 古屋 星斗 大和書房 9784479798125

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【実践的教育から構成する科目内容】
多様な働き方をする幅広い職業人をゲストスピーカーとして招聘する科目です。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/