| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10546:新しい日本史像(J) | 2022 | 秋セメスター | 金2 | 法学部 | 桂島 宣弘 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
受講生の到達目標
(マルクス主義・世界システム論・「近世帝国」論・「世界史の構造」など)
2.上記諸理論に関わる重要文献について、その意義や問題点などについて理解する。
3.日本近世~近代の政治史・経済史・外交史・思想史などについて、上記に立って考えることができる。
4.日本近世史の研究動向・課題について理解する。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | これまでの「日本史」は「日本国の歴史」だった! |
「日本国の歴史」は実在するものなのか。前近代日本の「王朝史」。前近代までの歴史叙述の特色。近代の歴史叙述の特色。「日本史」の特性。「内外史観」。なお、今のところ授業は対面とメディア授業(録画配信)を併行して実施する計画であるが、感染状況によってはメディア授業のみとなる場合もある(以下同)。詳細は、下記「授業形態」欄を参照のこと。第1回目は全員メディア授業となる。 |
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| 2 | 「他者」としての徳川時代人 |
徳川時代の人口、骨格、ライフサイクル、言語、時間意識と死生観。「御雇い外国人」の見た幕末・明治。 |
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| 3 | 世界史・アジア史の構造と日本史 |
われわれの世界史の捉え方。ウォーラステインの世界システム論。柄谷行人の「世界史の構造」。「中華帝国」の推移と東アジアの王権。ポスト・モンゴル帝国。「近世帝国」の歴史理論。 |
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| 4 | 織豊政権 |
明の創建。室町王権。大航海時代。戦国大名はだれと闘っていたのか。
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| 5 | 17世紀初頭期の東アジアと徳川幕府 |
17世紀の東アジア情勢と徳川幕府。幕藩体制が物語るもの。朝幕関係。寺請体制をどのように理解するか。仏教勢力とは何か。 |
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| 6 | 17世紀中期の東アジアと徳川幕府--明清王朝交替の影響 |
「鎖国」史観の問題性。「海禁」体制。明遺臣・鄭氏の活動と日本。明風文化の影響。 |
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| 7 | 日本を朝鮮王朝から捉える |
朝鮮王朝前期までの日本観。17-18世紀の朝鮮。朝鮮通信使。朝鮮通信使の日本観。
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| 8 | 思想史から見える東アジアの中の徳川時代 |
朱子学とは何か。東アジア「近世帝国」の理念としての朱子学。藤原惺窩と姜沆。幕藩体制下朱子学受容の特質。洋学と儒学。国学。 |
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| 9 | 気候で読む日本史・徳川時代史/都市から見る徳川時代 |
ミランコビッチの理論。マウンダー極小期。
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| 10 | 18世紀前中期の日本 |
ヨーロッパ「世界経済」の始動と東アジア。清展開令以後。ロシアの動向。北方交易の拡大と蝦夷地の動向。飢饉の断続的継続。百姓一揆とその「作法」。ロシアとの遭遇。日本における「領土認識」の生成。 |
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| 11 | 18世紀末~19世紀初頭期の日本 |
ヨーロッパ「世界経済」の展開。松平定信政権。昌平坂学問所。光格天皇と朝権の昂揚。
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| 12 | 19世紀初頭期の日本 |
寛政・文化年間の北方情勢。文政期の内政。農村の変容。二宮尊徳。文政の「おかげ参り」。文政期の外交。会沢安『新論』の登場。アヘン戦争の衝撃と天保改革。大塩平八郎の乱。ペリー来航前。 |
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| 13 | ペリー来航前後の日本 |
徳川斉昭について。ペリー来航。琉球史概説。もう一つの1853年。朝鮮王朝の攘夷運動。安政の幕政改革。 |
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| 14 | 幕末維新期 |
貿易の開始とその影響。幕末の政争。勝海舟と坂本龍馬。
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| 15 | まとめ |
何が「新しい日本史」なのか。
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授業実施形態
・第1回はメディア授業(録画配信)にて実施する。URL等は「manaba+R」で通知する。
・第2or3回〜15 回を対⾯にて実施
・事情により、対⾯での出席ができない学⽣のために、毎回録画による配信も⾏う。URL等は「manaba+R」で通知する。
【BCP レベル 3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施する。録画の配信。URL等は「manaba+R」で通知する。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 60点:
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成績評価方法(備考)
15回目の授業後の最終問題では、以下に関わる問題が出題される。
①授業で触れた史料・参考文献について理解しているか。
②「新しい徳川時代史像」を俯瞰できる諸理論について理解しているか。
③「新しい徳川時代史像」について、旧来の歴史像との比較で説明することができるか。
④同時代の東アジア史について概要を理解しているか。
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 思想史で読む史学概論 | 桂島宣弘 | 文理閣 | 978-4-89259-841-8 | |
| 岩波講座日本歴史 | 岩波書店 | 4000113305他 | 10~13巻 | |
| 世界史の構造 | 柄谷行人 | 岩波書店 | 4000236938 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
なお、授業がメディア授業となった場合の質問は当該回の「小テスト」欄で受け付け、回答については「manaba+R」の「コースニュース」欄にUPするか、直近の対面授業で応えることとしたい。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html