授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
17882:イスラーム世界の多様性(J) 2023 秋セメスター 火4 法学部 足立 真理 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

・現在、世界では16億人以上のムスリム(イスラーム教徒)が暮らしています。イスラームと聞くと、真っ先に中東や湾岸諸国などのアラブ地域を連想する人が多いと思います。確かにイスラーム発祥の地は、アラビア半島にありますが、その実、国民国家の単位で世界最大のムスリム人口を有するのは東南アジアにあるインドネシア共和国です。次点でインド、パキスタン、バングラディシュと南アジア諸国が続き、7位目にようやくエジプト・アラブ共和国が出てきます。人口ベースで見るだけでも、イスラーム世界は多様性(diversity)に溢れ、我々のイメージとの間に乖離があることがわかります。
日本において、イスラームの教えや一般的なムスリムの生活に対して、知識も理解も十分であるとは言えません。この授業は、イスラーム世界の統一性と多様性を理解することをテーマとし、世界各地のイスラームの歴史、事例を紹介します。まずは、イスラーム世界に通底する教義や理念などの基礎知識を学修することから始め、そのあとに同時代に生きる様々な国や地域のムスリムの文化やイスラーム復興の概念、実践を学ぶという段階を踏みます。

受講生の到達目標

・イスラームに関する基本概念、用語を理解する。
・授業で学習した知識に基づいて、イスラーム世界の統一性と多様性について、自分の言葉で記述することができる。
・同時代に生きるムスリムの暮らしや文化を学び、尊重できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

はじめに:授業の進め方

授業の目的、意義

2

世界各地のイスラーム

そのグローバルな地理的・言語的広がり

3

イスラームの基礎知識(1)

啓示の始まり、イスラームの教義と信仰体系

4

イスラームの基礎知識(2)

アッラーと預言者ムハンマド

5

イスラームの基礎知識(3)

聖典クルアーンとハディース

6

イスラームの基礎知識(4)

分派と指導者、スンナ派とシーア派の違いは?

7

イスラーム国家と国民国家

イスラーム法の体系と法源、政教一元論、植民地主義、ナショナリズムの台頭

8

イスラーム復興(1)

イスラーム復興の諸段階、イラン革命、世俗主義

9

イスラーム復興(2)

イスラーム主義、急進派、テロリズム、パレスチナ問題

10

イスラーム復興(3)

ジェンダー、イスラーム主義をどう考えるか

11

イスラーム復興(4)

イスラーム経済・金融(富の再分配制度としてのザカート)

12

イスラーム復興(5)

イスラーム経済・金融(ハラール、ハラール・ツーリズム)

13

イスラーム的市民社会(1)

慈善と福祉、利己と利他

14

イスラーム的市民社会(2)

NGOとオンライン寄付、グローバル化

15

総括・試験

これまでの授業の振り返りとまとめ

授業実施形態

原則対面授業

授業外学習の指示

・日頃からニュースや新聞に目を通し、世界のさまざまな地域に関心を向け、イスラームに関する新しいできごとに常にアンテナを張るように努めてください。

・世界各地のメディア/SNSで報道されるイスラームに関する情報を収集することも大事ですが、それらの情報が本当に正しいのか、一歩立ち止まって考えるようにしてください。授業内、外での質問も歓迎します。

・授業時に指示した参考図書を読んで、自主的に理解を深めてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・定期試験を行わず、manaba+Rの小テストで総合評価します。
小テスト(70%)、平常成績(30%)
・小テストは、語句説明、正誤判断、論述(500字程度)を含む試験をmanaba+R上で行います。回
・平常成績に関しては、コメントペーパー(3回×10点、manabaのレポート機能を使用する)を課して、その理解度や思考力を評価する。

成績評価方法(備考)

・manaba+Rの小テストは、学期末に行う予定です。
・平常成績に関しては、授業への積極的な参加や発言、質問も評価します。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/