| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15275:会社法Ⅰα(JB) | 2024 | 秋セメスター | 火2 | 法学部 | 清水 円香 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義は、このような会社法の総論と、会社の機関(ガバナンス)の部分を取り上げる。会社法典の条文としては、1条~6条(会社法総則)、295条~430条(株式会社の機関)、および、これらに関連する訴訟(828条~878条)や登記制度(907条~938条)が対象となり、関連する特別法・法務省令も取り扱うこととなる。さらに、関連する判例・裁判例を取り上げ、判例法理を紹介するほか、会社法の運用状況も確認する。
以上のほか、株式会社の基本的な特質を理解するため、「株式」(104条~235条)、「持分会社」(575条~675条)、「計算」(431条~465条)の基礎部分にも必要な範囲で簡単に触れる。
本講義は対面授業である。
下記の授業スケジュールは授業の進行状況に応じて変更することがある。
受講生の到達目標
2. 会社法の全体構造と基本的な考え方を理解する。
3. 会社の機関の部分につき、規律の内容・趣旨、および重要論点に関する判例・学説の議論を理解し、条文の基本的な解釈と事案への応用を行う能力を身に付ける。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | ガイダンス、総論(1):会社法のイメージ、事業と法形態、会社の種類と特徴 |
共同企業、営利社団法人、株式会社、合名会社、合資会社、合同会社 |
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| 2 | 総論(2):株式会社法の歴史、株式会社と会社法の特色 |
株主有限責任、株式制度、資本制度、計算書類などの開示、法人格否認の法理 |
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| 3 | 総論(3):株式会社と会社法の特色(続き)、株式と株主の権利(概要) |
〔株式会社と会社法の特色〕強行法規性と定款自治、裁判所の関与、公示主義、集団的処理、所有と経営の分離、企業の維持、取引の安全、〔株式と株主の権利〕株式の意義、自益権、共益権、株主平等の原則、株主名簿、役員等の選解任 |
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| 4 | 株式会社の機関(1):総論 |
〔株式会社の機関(1)〕機関構造の全体像、必置機関、取締役会設置会社、取締役会非設置会社 |
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| 5 | 株式会社の機関(2):株主総会① |
意義、権限、招集、株主提案権、議事 |
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| 6 | 株式会社の機関(3):株主総会② |
決議、決議の瑕疵とその是正 |
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| 7 | 株式会社の機関(4):取締役・取締役会① |
総説、取締役の選任・終任、取締役会による会社の業務執行の決定、取締役の職務の執行の監督、取締役会の運営(招集、議事) |
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| 8 | 株式会社の機関(5):取締役・取締役会② |
取締役会決議、決議の瑕疵とその是正、特別取締役による重要な財産の処分等の決議、議事録 |
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| 9 | 株式会社の機関(6):代表取締役 |
意義、選定・解職、権限、代表権の制限と第三者の保護、取締役会決議を欠く行為の効力、表見代表取締役 |
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| 10 | 株式会社の機関(7):監査機関等 |
監査役(会)設置会社、監査役、監査役会、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社、会計参与 |
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| 11 | 株式会社の機関(8):取締役と会社との関係① |
委任関係、役員等の会社に対する義務(善管注意義務、忠実義務) |
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| 12 | 株式会社の機関(9):取締役と会社との関係② |
利益相反取引、競業取引、会社の機会の奪取、報酬規制 |
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| 13 | 株式会社の機関(10):役員等の会社に対する責任① |
任務懈怠責任、利益供与に関する責任、剰余金の配当等に関し分配可能額の超過・欠損が生じた場合の責任、無過失責任、任務懈怠責任の免除・軽減 |
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| 14 | 株式会社の機関(11):役員等の会社に対する責任②―責任追及方法等 |
株主代表訴訟(手続、判決の効果と和解、不当な訴訟とその対応策)、違法行為等に対する差止め |
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| 15 | 株式会社の機関(12):役員等の第三者に対する責任 |
法的性質、直接損害・間接損害、名目的取締役の責任、事実上の取締役 |
授業実施形態
第1回の授業は、受講者数が未確定であるため、対⾯受講型授業とライブ配信型授業との併⽤に
よって実施する。第1回のライブ配信は、Zoomを用いることとし、そのミーティング情報はコースニュースで通知する。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 50 | 定期試験に対しては、全体講評を行う。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
50 | 学期中に複数回、manabaで課題を提示し、合計40%の成績割合で評価する。
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 会社法〔第3版〕 | 髙橋美加=笠原武朗=久保大作=久保田安彦 | 弘文堂 | 9784335358395 | 条文の制度趣旨や制度創設の背景などの説明があり、記述が丁寧な教科書です。 |
| 会社法判例百選〔第4版〕 | 神作裕之=藤田友敬=加藤貴仁編 | 有斐閣 | 9784641115545 | 判例集。 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 会社法〔第5版〕 | 伊藤靖史=大杉謙一=田中亘=松井秀征 | 有斐閣 | 9784641179462 | 比較的記述が丁寧な教科書です。 |
| 会社法〔第26版〕 | 神田秀樹 | 弘文堂 | 2024年3月刊行予定 | 記述は簡潔ですが、定評のある教科書です。会社法の全体像の把握に有用です。 |
| 会社法〔第4版〕 | 田中亘 | 東京大学出版会 | 9784130323895 | 記述の詳細な体系書です。ゼミでの調査などの際にも有用です。 |
| 株式会社法〔第8版〕 | 江頭憲治郎 | 有斐閣 | 9784641138650 | 非常に詳細な体系書です。多数の文献が引用されており、ゼミ等における調査の端緒として有用です。 |
| 商法判例集〔第9版〕 | 神作裕之=藤田友敬編 | 商事法務 | 9784641233249 | 判例集。百選よりも解説は簡潔ですが、収録判例数は多いです。 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
○日本取引所グループのウェブサイト
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html