授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50363:比較企業論(B1) 2024 秋セメスター 月1 経営学部 岸田 未来 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC237講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

企業は、各国・地域の特定の経済発展過程で生成し、その国や地域の法律・社会制度や労働市場に規定された多様な特徴をもつ。経済活動のグローバル化および企業活動のグローバルな展開は、企業間、および国家間の競争を通じて各国の企業のあり様に相互作用をもたらす。
本講義では、北米、アジア、欧州企業を主に取り上げ、企業統治や働き方を軸に、なぜ企業のあり方には国・地域ごとに特徴がみられるのか、企業の多様な発展経路、英米発の「企業改革モデル」が広まる背景、グローバルな企業活動に対する社会的ガバナンスの可能性、日本企業のゆくえ、などを考察してゆく。

受講生の到達目標

1.株式会社の基本的な特徴を理解した上で、現代におけるグローバルな企業統治の課題について説明できる。
2.日本企業の統治システムがもたらす特性について、歴史的に説明できる。
3.日米欧およびアジアの企業の比較検討を通じて、現代における株式会社の成長プロセスと地域的・文化的な多様性について説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション、比較企業論で何を学ぶのか

比較企業論の目的と対象について、資本主義の多様性、授業の進め方、評価方法などの説明

*初回のため、メディアを利用した授業(ライブ配信型)を実施

2

株式会社の発展

所有と経営の分離、経営者支配、株式の持合い、支配株主

3

株式市場の変化と企業統治

企業統治(コーポレート・ガバナンス)とは何か、シェアホルダー/ステークホルダー

4

アメリカの巨大企業と企業統治

アメリカ企業のステークホルダー型ガバナンス、機関投資家、敵対的企業買収、モノいう株主

5

アメリカ企業とシェアホルダー型ガバナンス

新自由主義、エンロン事件、株主価値極大化、モニタリング、インセンティブ

6

日本の企業と企業間関係

戦前の財閥、企業集団、系列融資、株式の相互持合い

7

日本の企業統治と従業員

メンバーシップ型雇用慣行、企業別労働組合、経営協議会

8

日本企業とコーポレート・ガバナンス改革

メインバンク・システム、金融危機、取締役改革、成長戦略

9

アジアの企業と企業間関係

アジアにおける財閥・ファミリー・ビジネス、アジア金融危機、クローニー・キャピタリズム、韓国の財閥企業

10

アジア企業とコーポレート・ガバナンス改革

中国の企業集団と経済成長、社会主義市場経済、国有企業の民営化

11

ドイツ企業とステークホルダー型ガバナンス

同族支配・財団所有、ハウスバンク、監査役会、共同決定、社会的市場経済

12

スウェーデン企業とステークホルダー型ガバナンス

ビジネス・グループ、支配株主、アクティブ・オーナーシップ、従業員代表取締役

13

EU共通市場と企業活動

制度の調和化、EU株式会社、コーポレート・ガバナンス・コード、労使協議会

14

グローバルな企業活動と社会的課題

企業の社会的責任、多国籍企業、環境問題、貧困・格差問題、SDGs、ESG投資

15

授業のまとめ

これまでの授業のまとめ

授業実施形態

対面授業

第 1 回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、メディアを利用した授業(ライブ型)を実施します。

授業外学習の指示

経済新聞・ビジネス雑誌などでの関連する記事を、日頃より意識的に読んでおくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業期間内に提出を求めるレポート(2回)にもとづき評価する。
(1回につき50点。1回のレポート分量は3000字程度を予定)

成績評価方法(備考)

レポート作成時にTurnitinを利用する予定です。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

レジメを配布するため、教科書は特に指定しない。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

講義の中で適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://www.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/