授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14700:東洋史資料講読(LD) 2019 秋セメスター 月2 文学部 鷲尾 祐子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG005号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

『三国志』呉書・陸遜伝を読む
陸遜は、關羽・劉備との戦いに勝利したことで有名な人物である。周瑜・呂蒙らの呉の草創期に活躍した将帥の業績をつぎ、呉の版図の確定に大きく貢献した。一方、名族出身のかれは政治家としても重きをなし、のち丞相にまでのぼった。三国呉の一時代を象徴する人物を通じて、孫呉の軍事と統治の実態についてかんがえる。

受講生の到達目標

1,中国の昔の文章を読み、その文意を正しく理解することを練習し、史料を読む上での基本的な技術を習得する。
2,史料をさまざまな角度から検討することを通して、当時の状況を再構築する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業方法の説明、評価基準の説明、

テキスト、参考文献

2

漢末から三国にいたる時代、および呉に関する概括。

漢・三国時代・呉・国家・秩序。

3~14

『三國志』呉書・陸遜伝を読む。

発表・質疑応答・討論

15

春学期最終確認

読了した内容を整理し、史料から明らかになったことを確認する。

授業実施形態

授業外学習の指示

必ず事前にテキストを読み、不明な語彙を辞書で調べ、読み下し文と現代日本語訳を作成しておいてください。授業では学生一人一人に、読み下しや日本語訳を発表してもらいます。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
50

授業内レポート50%:陸遜伝を作成し、提出。

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

授業での発表50%:三國志本文・注の読み下しと、意味の説明。

成績評価方法(備考)

原則的に、三分の二以上の回数を出席した者のみ、評価の対象とします。なお、授業で発表しない者は、評価の対象といたしません。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

最初の授業でテキストを配布します

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考