授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10651:スポーツの歴史と発展(L) 2022 秋セメスター 月3 文学部,映像学部 平石 貴士 2

キャンパス

衣笠

授業施設

清心館SE401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

近代のイギリスを起点にして発祥したスポーツは、単なる身体運動として存在するのではなく、人間が創り上げる文化様式として構成されることで成立した。本講義では、スポーツを構成する要素が歴史的にどのように成立したかを探求することで、スポーツの成立がいかなる社会的変化と対応しているか、スポーツを成立させている社会的条件とは何かを掴むことをテーマとする。これらのテーマを探求することで、これまでのスポーツの変化とこれからのスポーツの行く末を考えるための基礎的な観点を得ることを目的とする。

受講生の到達目標

①近代以前の人々の暮らしとスポーツとの関係を読み解き、その関係が近代以降と比較し、どのように変化したのかを理解することができる。
②「近代スポーツ」の特徴を、歴史的な事実を踏まえて、定義することができるようになる。
③eスポーツやエクストリー厶•スポーツ、ライフスタイル•スポーツなどの新たなスポーツ潮流を歴史的に見る視点を獲得することできる。
④スポーツの歴史を見る複数の視点を獲得することで、受講生それぞれの視点からスポーツの歴史的な探求ができるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の進め方と概論:現代におけるスポーツの意義の増大、本講義の観点と対象

スポーツ庁の誕生、大学や学会の動向、スポーツの語源と語義の変遷、近代スポーツ論(エリアス、グートマン、ホイジンガ、アイヒベルグ)、軍事とスポーツ、余暇と遊び

2-3

古代社会の運動文化

先史時代・エジプト・ギリシャと古代オリンピック・ローマの運動文化、古代の体育論、古代の宗教と競技

4-5

中世・近世社会の運動文化

中世ヨーロッパにおける階級社会と貴族・騎士・農民・市民の各階級の運動文化、トーナメント、ポーム、農民のお祭り、射撃祭

6-7

近代社会とスポーツ①

イギリス産業革命・資本主義の発展と近代スポーツの成立、賭けボクシングとスポーツ関連法案、パブリックスクールにおけるフットボール(ラグビーとサッカー)、プロフェッショナル/アマチュア論争

8-9

近代社会とスポーツ②

近代オリンピックの成立と発展、第二次世界大戦前までのスポーツ、女性の近代スポーツへの進出

10-11

近代社会とスポーツ③

第二次世界大戦以前における日本のスポーツ受容と発展、武術の武道化

12

現代社会とスポーツ①

第二次世界大戦以降におけるスポーツの大衆化と発展、近代オリンピックの展開と批判、現代スポーツの多様化

13-14

現代社会とスポーツ②

新しいスポーツの潮流、ニュースポーツ、障害者スポーツ/アダプテッドスポーツ、ゆるスポ、ライフスタイルスポーツ/エクストリームスポーツ、eスポーツ

15

講義のまとめ

スポーツ史を見る視点の整理、現代スポーツ成立の社会的条件、現代社会におけるスポーツの意義、現代日本のスポーツ基本法

授業実施形態

BCPレベルに応じて授業形態を変更する。

【BCPレベル1〜2の場合】
第一回目の講義に関しては、出席者数が確定しないため、Webでライブ配信による授業を行う。第2回〜第15 回授業は、基本的には、対面での授業とする。
ただし、教養科目の共通方針として、受講登録の結果、受講者数が教室定員の100%を超えた場合は、すべてWebよるオンライン講義とする。
なお、対⾯授業への出席に困難な事情があると、学⽣より申し出があった場合にも、対面講義のライブ配信を同時に行う。

【BCP レベル3〜4 の場合】
全ての授業回を、Webでのライブ配信および講義資料の配布で行う。

授業外学習の指示

本講義の単位取得には、1週間に180分程度の授業外学習が必要となる。

本講義では、日常評価点として小レポートを複数回課す。
小レポートでは授業内容をまとめるだけではなく、そこから発展させて、関連文献を探し、読み、書く内容を深めることを求める。
スポーツ種目は世界に膨大にあり、地域によって様々な発展をしている。授業で扱うことができるのはあくまでもその極一部であるので、自分の関心のあるスポーツや地域について、授業で扱っていない領域まで広げることを求める。

授業で説明に使用するパワーポイントなどの資料は配布する。講義資料を参考にして、自分で他の資料にあたってレポートを書けるようになることを目標とする。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・第一回講義後にmanaba+Rを使った簡単なアンケート(Web講義での学生の使用機材やスポーツへの関心など)を1回行い、内容評価ではなく提出評価とする。
・本講義は、第6回講義後、第10回講義後、第14回講義後に小レポート課題を提出してもらう(合計3回)。レポートの提出はmanaba+Rで行う。
・第十五回講義で最終レポート課題を提示する。最終レポートもmanaba+R上で提出してもらう。

第1回アンケートの出席点、3回の小レポート、最終レポートを合計して最終評価をする。
小レポートおよび最終レポートの評価基準は、講義で扱った内容について単に知識を問うのではなく、各自がその内容についていかに自分の問題意識を発展させたかを基準とする。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
スポーツの文化史 : 古代オリンピックから21世紀まで ヴォルフガング ベーリンガー 法政大学出版局
図説 スポーツ史 寒川恒夫 朝倉出版
スポーツ史講義 稲垣 正浩・谷釜了正 大修館書店
サーフィン・スケートボー ド・パルクール : ライフス タイルスポーツの文化と政治 ベリンダ・ウィートン ナカニシヤ出版

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

①本講義はレジュメの配布、課題の提示、課題の提出を全てmanaba+Rで実施する。それゆえに、受講生はmanaba+Rの利用が出来るようにしておくこと。

②レジュメ、講義に関する資料は、manaba+Rにアップロードするので、受講時には各自ダウンロードすること。

③合計3回の小レポートを課すので、manaba+Rに提出すること。なお、小レポートの提出には、提出期限を設定するが、遅れても必ず提出すること。

④遅れてでも課題を提出することで、授業に参加した=出席点の獲得とする。

⑤講義に関することは、manaba+R上で「コースニュース」、「掲示板」を用いて、講義情報や課題情報の提示、意見集約を実施する。それゆえに、情報をきちんと得るために、受講生はmanaba+Rを定期的に確認するとともに、manaba+Rのリマインド設定をしておいてほしい。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html