授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14873:[2025 秋セメスター]科学・技術と社会(S) 2025 秋セメスター 金1 産業社会学部 水沢 光 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
講義では、科学や技術の考え方、学問としての特徴や、現在の科学・技術と社会とのかかわりなどを学ぶことで、今後の科学・技術のあるべき姿を展望します。講義前半では、近代科学の誕生、科学的世界観の特徴、科学の研究方法、科学と産業技術や軍事技術との関係などを検討し、社会における科学・技術という営みの全体像を把握していきます。講義の後半では、科学・技術への批判、疑似科学、生命倫理、科学コミュニケーションなど、科学・技術の発展に伴って現れた、様々なトピックスを扱います。また、適宜、ゲストスピーカーを招聘し、該当テーマの現況を教授してもらう予定です。

【授業の方法】
 本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

科学技術と社会の接点で起こる諸問題を分析する上での基本的な概念を学び、そうした諸問題を自分自身の力で考えていく際の基盤を養います。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

はじめに―何のために学ぶのか?

2

近代科学の誕生―近代科学の特徴とは?

科学革命、コペルニクス、ヴェサリウス、ガリレオ

3

近代科学の自然観―なぜヨーロッパで誕生したのか?

西洋と東洋の自然観、実験と観察、機械論的自然観

4

理論と実験―どちらが重要なのか?

帰納法と演繹法、パラダイム論、科学革命、通常科学

5

職業としての科学者―その特徴とは?

専門学会、学会誌、科学の専門職業化、社会的責任

6

科学と技術―科学研究の目的とは何か?

伝統技術、職人、産業革命、科学と技術の融合

7

戦争と科学―戦争は科学を発達させるのか?

軍事技術のスピンオフ、軍民両用(デュアルユース)技術

8

国家と科学―国はなぜ科学を支援するのか?

冷戦型科学、産業競争力、科学技術基本法、イノベーション

9

科学・技術への批判―科学は人間を幸せにするのか?

成長の限界、反科学主義、適正技術、自然との調和

10

疑似科学―科学と疑似科学は判別できるのか?

反証可能性、予言と予測、境界設定、科学とは何か

11

現代テクノロジーと倫理―命を選別していいのか?

バイオテクノロジー、生殖技術、生命倫理、人工知能

12

理科離れ―理科はつまらない? なぜ科学を学ぶのか?

科学理解増進、欠如モデル、科学コミュニケーション

13

専門知と社会的意志決定―市民の役割は?

テクノロジー・アセスメント、市民参加、ローカルノレッジ

14

まとめ

授業実施形態

第1回〜14回を対⾯授業にて実施
【+R授業】の詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

・授業中に配布する資料などを読んで、授業の予習復習を行うこと。
・授業中に紹介する参考文献を積極的に読み、講義内容の理解を深めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

【期末レポート】科学技術社会論(STS)についての基本的事項を理解した上で、科学技術と社会の接点で起こる問題について、自分の意見を論理的に提示することができるかどうかを評価します。
【平常点】授業後のミニレポートの提出、授業への参加・貢献度等の状況を評価します。

成績評価方法(備考)

・ 期限に遅れたレポートは受け付けません。ただし、真にやむを得ない事情があるときは、この限りではありません。
・ 配慮が必要な特別な事情などがある場合は、早めに担当者まで申しでてください。

受講および研究に関するアドバイス

日頃から科学技術に関する新聞記事やテレビ報道などに目を通しておくことが望ましい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しません。毎回レジュメを配布します。その他資料は適宜紹介します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
よくわかる現代科学技術史・STS 塚原東吾・藤垣裕子・綾部広則・柿原泰・多久和理実編 ミネルヴァ書房 9784623092154
改訂新版 科学論の展開 A.F.チャルマーズ著、高田紀代志・佐野正博訳 恒星社厚生閣 9784769913009
〈科学の発想〉をたずねて 自然哲学から現代科学まで 橋本毅彦 左右社 9784903500423
社会の中の科学 中島秀人 放送大学教育振興会 9784595308130
現代科学論―科学をとらえ直そう 井山弘幸・金森修 新曜社 9784788507401
未来を考えるための科学史・技術史入門 河村豊・小長谷大介・山崎文徳編著 北樹出版 9784779307089

参考書(使用頻度、その他補足)

まず『よくわかる現代科学技術史・STS』を入手することを推奨します。ワントピック2ページで解説しているので、基本的事項の内容を確認するのに便利だと思います。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/