授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
52807:東南アジアの宗教(P) § 52808:政策科学特殊講義(東南アジアの宗教)(P) § 52809:IR-EDR205 特殊講義(固有専門関連科目)(RS) § 52810:IR18‐FJ206 特殊講義(固有専門関連科目)(RS) 2023 春セメスター 火3 国際関係学部,政策科学部 足立 真理 2

キャンパス

OIC

授業施設

C273講義室

授業で利用する言語

Japanese

授業の概要と方法

 東南アジアの宗教は多様である。仏教、イスラーム、キリスト教という世界宗教(普遍宗教)に加えて、インドの民族宗教であるヒンドゥー教や土着の信仰、中華系の宗教もあり、さながら宗教の国際見本市のような地域である。現代の日本では宗教について積極的に学んだり実践したりする機会があまり多くなく、「宗教」に関して特定のイメージが付きまとう。その一方で、東南アジア諸地域においては日常生活の場で諸宗教の信仰と実践が、社会生活と不可分の状況としてしばしば立ち現れる。
 本授業では、フィールドでの写真や動画を積極的に用いながら、東南アジア地域において信仰される宗教と社会における生活習慣とのかかわりを学んでいく。特に、仏教(⼤陸部のミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア)、キリスト教(フィリピン・ミャンマーの少数⺠族など)、イスラム教(マレーシア・インドネシア)といった三⼤宗教を中⼼に、⼟着の信仰・ヒンドゥー教・中華系の宗教にも⾔及する。講義後半では、LGBTQやジェンダーなどに関する宗教と現代的課題についても触れる。各宗教の概要や歴史的展開を確認すると同時に、同時代に生きる東南アジアの人々の暮らしや文化について、宗教を通して知ることで、身近な事例から学びを深めてもらいたい。

受講生の到達目標

① 授業で学習した知識に基づいて、現代における東南アジア地域に根付く宗教と社会との関わりについて、自分の言葉で記述することができる。
② 東南アジア地域で信仰・実践される宗教⽂化と宗教に関連する現代問題を説明することができる。
③ 同時代に生きる東南アジアの人々の暮らしや文化を学び、尊重できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

はじめに:授業の進め方

授業の目的、意義、成績評価方法

2

なぜ今「宗教」を学ぶのか

宗教社会学とはなにか、宗教を通して社会の構造を理解する、世界宗教と民族宗教

3

東南アジア概説①

「東南アジア」の概念、地理・気候、歴史、宗教の歴史と展開を概観する

4

東南アジア概説②

「東南アジア」の概念、地理・気候、歴史、宗教の歴史と展開を概観する

5

イスラーム①

成立、教義と信仰体系

6

イスラーム②

イスラーム復興(インドネシア、マレーシア、ブルネイ)

7

イスラーム③

ハラール産業とグローバル化

8

仏教①

上座部仏教の成立、東南アジアにおける展開(ミャンマー、タイ、ラオス、カンボジア)

9

仏教②

前回の続き。大乗仏教の成立、東南アジアにおける展開(ベトナム)

10

キリスト教①

歴史、概要

11

キリスト教②

フィリピン、東ティモール、インドネシアにおける実践

12

民間信仰

精霊、呪術、祖霊信仰

13

中国系宗教

儒教、道教と東南アジア華人社会

14

東南アジアの宗教と現代課題

LGBTQ,ジェンダー

15

総括

これまでの授業の振り返りとまとめ

授業実施形態

基本は対面授業です。

授業外学習の指示

・日ごろからニュースや新聞に目を通し、世界のさまざまな地域に関心を向け、東南アジアの宗教に関する新しいできごとに常にアンテナを張るように努めてください。
・世界各地のメディアで報道される宗教や東南アジアに関する情報を収集することも大事です。また、それらの情報が本当に正しいのか、一歩立ち止まって考えるようにしてください。授業内、外での質問も歓迎します。
・授業時に指示した参考図書を読んで、自主的に理解を深めてください。
・時間がある人はぜひ国立民族学博物館(みんぱく)に行ってみてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常成績(60%)、レポート課題(40%)
授業後のコメント提出(manabaのレポート機能を使う)により平常点(60%)を評価します。
学期末にレポート課題(40%)の提出を求めます。

成績評価方法(備考)

本講義は、⽂部科学省による世界展開⼒強化事業「国際PBLによるイノベータ育成プログラム」の派遣留学⽣を主として対象とする科⽬である。
(留学を考えている学⽣など本科⽬内容に興味のある学⽣も受講可能である)。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
東南アジアを知る辞典 ⽯井⽶雄ほか(監修) 平凡社 978-4582126389 2008年、新版
入門東南アジア研究 上智⼤学アジア⽂化研究所(編) めこん 978-4839601256 1999年、新版
東南アジアのイスラーム 床呂郁哉ほか 東京外国語大学出版会 978-4904575208 2012年
東南アジアのキリスト教 寺田勇文 めこん 978-4839601492 2002年
世界がわかる宗教社会学入門 橋爪大三郎 筑摩書房 978-4480422279 2006年

参考書(使用頻度、その他補足)

授業中に適宜指示する

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/