授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13715:特修憲法(JA) § 13716:ロースクール憲法Ⅰ(JA) 2022 春セメスター 月5 法学部 市川 正人 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS205号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

授業での受講者と教員との双方向のやりとりを通じて、与えられた事例問題の中にどのような憲法上の論点があるのかを自ら発見し、その論点をどのように活用するかについて、基礎的なトレーニングを行う。 具体的には、毎回、憲法に関する先端的な論点を含む事例問題(各法科大学院の入試問題またはそれをアレンジしたもの)、および、当該事例問題の領域に関わる質問事項等の予習課題をあらかじめ提示する。授業では、受講者が予習課題に関して検討を加えてあることを前提に受講者から回答を求めつつ、解説を行う。この授業は対面授業である。

もっぱら人権領域を取り扱うので、統治機構について理解を深めるために、秋学期の憲法訴訟・統治(法曹)を履修することを推奨する。

授業後にmanaba+Rへの感想・質問の記載を求める。質問に対しては、原則としてmanaba+Rにおいて個別的にまたはまとめて回答するが、授業において改めて説明することもある。なお、BCPレベル3~4 の場合には、上記のような双方向の授業ができなくなるため、manaba+Rの小テスト欄にて、各回コンテンツに掲げられている「質問」に関わる問いへの解答を求める。

中間レポートについては添削して返却するとともに授業の中で講評し、到達度検証についてはmanaba+Rに講評をアップする。

受講生の到達目標

(1)知識、理解
 ○ 憲法についての基本的な論点を、定着させることができる。
(2)思考、判断
 ○ 憲法についての基本的な論点を、与えられた事例の中から的確に発見することができる。
(3)関心、意欲
 ○ 憲法についての基本的な論点を、判例や学説を用いて説明することができる。
(4)技能、表現
 ○ 憲法についての基本的な論点を、判例や学説を用いて説明するとともに批判的に思考し、今日の社会の課題に照らして考察する態度を持つことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

憲法Ⅰ。なお、憲法Ⅱについては並行履修することが望ましい。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

ガイダンス、概説講義

憲法的論証、違憲審査基準、比例原則、法令違憲、適用違憲、合憲限定解釈

第2回

幸福追求権(1)

人格的利益説、一般的自由説、自己決定権

第3回

幸福追求権(2)

プライバシーの権利、個人情報の保護

第4回

平等原則(1)

相対的平等、性差別、夫婦同姓制度、同性婚

第5回

平等原則(2)

14条1項後段列挙事由特別意味説、積極的差別是正措置

第6回

内心の自由(1)

思想・良心の自由、信教の自由、国歌斉唱

第7回

内心の自由(2)

政教分離、目的効果基準

第8回

表現の自由(1)

表現内容規制、事前抑制

第9回

表現の自由(2)

自由と給付

第10回

表現の自由(3)

ヘイトスピーチ、パブリック・フォーラム

第11回

表現の自由(4)

取材の自由、秘密漏洩のそそのかし、取材拒否

第12回

経済的自由

職業選択の自由、規制目的二分論、規制類型論

第13回

社会権

生存権、教育を受ける権利

第14回

参政権

投票機会の保障、投票価値の平等

第15回

到達度検証と解説

授業実施形態

【BCP レベル 1~ 2 の場合】
原則として対面授業を実施する。ただし、大学の定める配慮事由に該当するとして対面授業への配慮を申し出た者に対しては、ライブ配信を提供する。さらにやむを得ない理由により当該授業の時間にライブ配信も含め受講できなかった者に対し、録画データ等の授業資料をオンラインで提供する。ライブ配信と録画視聴についての詳細は授業開始に先立ちmanaba+Rのコースニュースにて告知するとともに、初回の授業時に説明する。そこで、初回の授業のみライブ配信と録画データ視聴のための情報をmanaba+Rにて全受講生に公表する。
オンラインでの授業資料はmanaba+Rコンテンツにおいて提供する。

【BCP レベル 3~4 の場合】
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

授業外学習の指示

授業に先立って、あらかじめ提示された事例問題や質問について検討を加え自分なりの回答を考えておくことが不可欠である。授業の後では、当該事例問題について授業での学びを踏まえて解答を作成することが望まれる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常点(日常的な授業における取組状況の評価。manaba+Rへの記載状況を含む)30%、中間レポート20%、到達度検証テスト50%

成績評価方法(備考)

BCPレベルが1~2であれば、出席が3分の2に満たない場合は、成績評価の対象としない。

受講および研究に関するアドバイス

十分な予習をして出席することが必要である。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は用いない。資料を配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
基本講義 憲法[第2版] 市川正人 新世社 9784883843459
ケースメソッド憲法〔第2版〕 市川正人 日本評論社 9784535517141
憲法 解釈論の応用と展開[第2版] 宍戸常寿 日本評論社 9784535520462
憲法論点教室[第2版] 曽我部真裕ほか(編) 日本評論社 9784535523722

参考書(使用頻度、その他補足)

参考文献を授業の中で適宜指示する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html