授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
18076:教養ゼミナール(20) 2023 秋セメスター 水3 経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 乾 亨 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG011号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【クラステーマ】ヨーロッパの文化・市民・国家の形成を建築・都市の変遷を通して考える

社会学や政治学などでは、国家や都市、市民や文化を「概念」として学ぶ。でもじつは、その概念が生まれたヨーロッパにおいては、都市やその文化、市民(もともとは「都市民」)や国家などは、まずはリアルな実体として存在した(それを学者さんが概念化した)。 講義では、ヨーロッパの都市や建築をスライドでビジュアルに紹介しつつ、権力の形や経済の発展などの歴史の動きを、建築や都市、市民の文化・技術など実体あるものとの関係の中で読み解いていく。 授業では、ヨーロッパの基層をなす古代ローマ都市からはじめて、中世~近世~近代~現代と、順次、建築と都市の変容をスライドで追いつつ(特に、近世・近代に重点を置く)、その変容の要因として、ときの権力(王権や宗教)や都市民の力、あるいは双方の関係、さらには政治・経済状況について解説を加え、それをもとに意見交換をおこなう。
…というと小難しく聞こえますが…要は、「目に見える都市や建築から歴史や文化を読み解くおもしろさ」という、出自が「建築」、現住所「社会学部」という乾ならではの「趣味」を皆さんと共有したくて開講するマニアックな科目です(笑)。

受講生の到達目標

①ヨーロッパの都市と歴史と文化(建築・美術・装飾・思想)についての知識を身につける
②「近代」の基盤であるヨーロッパの文化・思想・市民社会・近代国家が生まれてくる歴史を、概念ではなく都市(建築)の変遷を手掛かりに読み解き理解する。
③それによって、「近代」を相対化し、ポスト近代(これから)を考える視点を手に入れる
④「目に見える都市や建築から歴史や文化を読み解く力(面白がる視点)」を身につける=ヨーロッパ旅行を10倍楽しむことができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

特になし。
但し、世界史について常識程度の知識があることが望ましい

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

講義の概論+常識クイズ

「現代」と「歴史」の関係に気づく

2

ヨーロッパの基層①:古代ローマ

古代ローマが遺したもの・失われたもの

3

ヨーロッパの基層②ビザンチン様式

ローマの残照と東方文化

4

ヨーロッパの基層③初期キリスト教様式

西ヨーロッパの夜明け

5

ヨーロッパのはじまり①11世紀・ロマネスク

至福千年の終わりと新しい時代の始まり・巡礼と修道院の時代

6

ヨーロッパのはじまり②12世紀ゴシック

中世は暗黒時代ではない

7

ヨーロッパのはじまり③12~15世紀・都市の隆盛

自治都市と市民(都市民)の誕生

8

近世の幕開け①16世紀・ルネサンス

科学と技術の時代のはじまり

9

近世の幕開け②ルネサンスの展開

資本主義的人間観・自治都市の終焉

10

花開く近世①バロック

宗教改革と反宗教改革・大航海時代

11

絶対王権とバロック

科学技術の進歩と啓蒙思想

12

鉄とガラスの時代・アールヌーヴォ

産業革命・市民革命・資本主義社会の幕開け

13

近代国民国家への道

都市計画・公共・福祉

14

近代から現代へ

モダニズムの時代

15

振り返り

グループワーク

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

BCPレベル1~2:対面授業
BCPレベル3~4:メディアを利用した授業(ライブ配信またはオンデマンド)

【配慮要件】
以下の要件に該当する学生に対しては、ライブ配信またはオンデマンドでの配慮を行う。(事前に担当教員に申請し承認を得ること)
① 基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
② 基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③ 海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合


なお、対面講義の場合も、連絡や資料の配布、課題の受け取りなどは、は原則としてmanaba+Rで行いますので、manaba+Rのチェックは怠らないようにしてください。

授業外学習の指示

・参考資料を配布します ・それをもとに事前学習をしてくること

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常点(講義への参加性)80%
最終レポートの評価20%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
図説 都市の世界史1~4 レオナルド・ヴェネーボロ 相模書房
図説都市の歴史「バルミ」  川添登他訳 東京書籍

参考書(使用頻度、その他補足)

参考資料は適宜配布(主にmanaba+Rにて)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/