授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13269:音楽科教育法(SB) 2022 秋セメスター 木2 産業社会学部 笹野 恵理子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

IY学校教育実習室1

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
本講義では、小学校学習指導要領に示された音楽科の教育目標及び内容並びに教材に関する基本理解を深め、初等音楽科教育の全体構造ならびにその本質の理解を深める。具体的には、授業、教材研究、教育評価などに関する様々な実践事例や諸理論の検討を通して、各領域や活動について、〔共通事項〕を踏まえた実践的諸課題を探求する。同時に学習指導案の作成、模擬授業ならびにそれに基づく討論、教科書・教材研究に基づく情報通信技術の効果的な活用の検討なども含め、幼児教育や中等教育との接続を視野に入れた音楽活動や特別支援教育における音楽教育についても構想、実践できる力量の形成を目指す。「音楽的な見方・考え方」を働かせて学習活動に取り組めるような具体的な授業構想を検討できる実践的諸能力を身につける。
授業冒頭には、オープニングパフォーマンスとして、歌唱指導の指揮と伴奏、簡単な指導をしていただく。
授業終わりには、エンディングパフォーマンスとして、教材を選び全員で演奏する。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

初等音楽科教育の全体像を理解するとともに、基本的原理と諸課題を理解する。
授業デザイニングの方法や学習指導案の作成等、実践的諸能力を身につける。
初等音楽科教育における課題意識を明確にし、自己の音楽科教育観を確立する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

音楽Ⅰ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

はじめに―音楽科教育とは何か

テーマ:この授業の目的ー音楽科教育について考える/自己の音楽科教育観を確立するーを確認する
Keyword:音楽 教育 学校 社会 音楽自分史

2

初等音楽科教育の概念

テーマ:音楽自分史から学校音楽教育について考える
Keyword:音楽 教育 学校 社会 音楽自分史

3

初等音楽科教育の理念と目的:制度と歴史から考える

テーマ:制度と歴史から音楽教育の理念について考える
Keyword:唱歌 童謡運動 芸能科音楽 学習指導要領

4

初等音楽科教育の実際―目標と指導内容

テーマ:学習指導要領から音楽科教育の目標と内容を学ぶ
Keyword: 学習指導要領 表現 鑑賞 〔共通事項〕

5

音楽づくりの実際

テーマ:音楽づくりワークショップ
Keyword:ワークショップ AL 音楽づくり「音楽を形づくっている要素」

6

初等音楽科教育の学習指導計画と音楽学習の評価

テーマ:学習指導計画と音楽科の評価について学ぶ
Keyword:カリキュラム 年間指導計画 学習指導案 題材 評価規準 他教科との連携

7

学習指導案の作成

テーマ:音楽科の学習指導案について学ぶ
Keyword::学習指導案  主題による題材 楽曲による題材 教材

8

音楽科の教科書・教材研究

テーマ:音楽教科書研究
Keyword: :教育内容 教材 デジタル教科書

9

音楽科授業の内容と方法の実際(模擬授業とディスカッション)①:表現・歌唱指導

テーマ:歌唱指導の模擬授業とディスカッション
Keyword:学習指導要領 表現 歌唱指導

10

音楽科授業の内容と方法の実際(模擬授業とディスカッション)②表現・器楽指導

テーマ:器楽指導の模擬授業とディスカッション
Keyword:学習指導要領 表現 器楽指導

11

音楽科授業の内容と方法の実際(模擬授業とディスカッション)③:表現・音楽づくり指導

テーマ:音楽づくり指導の模擬授業とディスカッション
Keyword:学習指導要領 表現 音楽づくりの指導

12

初等音楽科授業の内容と方法の実際(模擬授業とディスカッション)④:鑑賞指導

テーマ:鑑賞指導の模擬授業とディスカッション
Keyword:鑑賞指導 視聴覚機器

13

初等音楽科授業の内容と方法の実際(模擬授業とディスカッション)⑤:〔共通事項〕に留意した各活動の関連について

テーマ:〔共通事項〕と各活動の関連に留意した模擬授業とディスカッション
Keyword:〔共通事項〕 学習指導要領 各活動の関連

14

音楽科の授業研究

授業研究の方法と課題
Keyword: 授業評価 授業改善 子ども理解 特別支援教育

15

初等音楽科教育の課題と展望

これまでの授業を総括し、初等音楽科教育の課題と展望を考える
Keyword:総括 音楽科教育観の確立

授業実施形態

【授業形態】
BCPレベル1~2:原則として対面授業
BCPレベル3~4:原則としてメディアを利用した授業(授業回によって「ライブ配信」または「オンデマンド」)

【配慮要件】
以下の要件に該当する学生に対しては、授業内容に応じて「ライブ配信」または「オンデマンド」での配慮を行う。
 ①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い学生
 ②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)の高い同居家族がいる学生
 ③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合

【備考】
※「授業スケジュール」は、BCPレベル1~2を想定して記載している。変更があった際は別途manaba+Rに周知を行う。
※受講登録の結果によっては、出席調整またはメディアを利用した授業に切替えを行う場合がある。

授業外学習の指示

この授業では、グループで模擬授業(ディスカッション、下記に記すオープニング・パフォーマンス、エンディング・パフォーマンスを含みます)を担当する回があります。担当回に向けて、授業外でグループ活動していただきますので、グループで主体的にとりくむようにしてください。1授業時間をみなさんで構成していただきますので、資料準備だけでなく、楽器等を含む教材・教具等の配置等、クラスのみんなが最初に座るポジションなどは、当日の授業開始前にまでに必ず準備をしておいてください。準備の仕方の詳細は授業時に周知します。(授業開始時から準備を始めて、クラスのみなの時間を無駄にしないようにこころがけましょう。「授業を受ける」立場から「授業をする」立場で授業を構成し準備することを考えるようにしてください。)
*授業はじめとおわりには、オープニング・パフォーマンス、エンディング・パフォーマンスとして、歌唱共通教材の指揮と伴奏、簡単な指導、クラス全体での演奏をしていただきます。
また音楽づくりの課題として、ボイスコンポジションの作品提出(グループによる)を課す場合があります。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

出席状況、授業の中での課題への取り組み、授業時の音楽自分史や学習指導案等の提出物、毎時授業後に提出する個コメント、レポート等をあわせて、総合的に評価する。 学習指導案の作成を含む最終レポートを授業内に課す。

成績評価方法(備考)

三分の二以上の出席を要します。
【BCPレベル3~4の場合】
成績評価方法について変更はありません。

受講および研究に関するアドバイス

音楽科教育は近年新しいアプローチや指導内容がとりいれられて、授業時数は削減されているにもかかわらず、内容は多義的に拡大しています。日常からいろいろなジャンルの音楽を聴いたり触れたりするように心がけ、音楽(教育)関連の書籍などを手にとってみるようにしてください。また他の教職科目や他教科の教育法とも関連づけながら、相対的に音楽科教育について考えてみてください。
音楽教育とは何かという問いを常にもって、自分の生活の中の音楽やこれまでうけてきた音楽教育などについて考えてみてください。小学校の音楽の授業が苦手だったという人や嫌いだったという人は、どういう授業をすればそれを克服できるかを考えましょう 。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『初等音楽科教育』吉田武男監修「Minerva初めて学ぶ教科教育」第7巻 笹野恵理子編著 ミネルヴァ書房
小学校学習指導要領解説音楽編 文部科学省

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
教育用音楽用語 文部科学省編 教育芸術社
髙倉先生の授業研究ノート こども・からだ・おんがく 髙倉弘光 音楽之友社 978-4-276-32167-0

参考書(使用頻度、その他補足)

その他適宜授業時に紹介します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html