授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
17772:人間性と倫理(L) 2023 春セメスター 金3 文学部,映像学部 永守 伸年 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 何かが「公的(public)」である、あるいはその反対に「私的(private)」であると言われるとき、それらは果たして何を意味しているのでしょうか。また、「公的」であることはいかなる価値を持ちうるのでしょうか。本授業では「開かれ(openness)」としての公共性概念に照明をあて、その内容を批判的に検討することを目的とします。
 この授業目的を達成するために、「啓蒙主義」と呼ばれる思想的立場の系譜がたどられます。公共性概念を縦軸としてリベラリズムの歴史をさかのぼり、自律、啓蒙、正義といった哲学・倫理学の基本概念を受講者とともに検討します。
 以上の目的を達成するため、本授業では講義の聴講だけでなく、(i)授業中の討議への積極的参加、(ii)2回のレポート執筆が課せられます。読み書きする量がどうしても多くなるため、その覚悟をもって受講してください。

受講生の到達目標

(1) 近世ヨーロッパの思想史を中心として、哲学者の主張と方法を説明できる。
(2)「自律」「批判」「啓蒙」といった哲学・倫理学の基本概念を整理し、適切に使用できる。
(3)「公共性」というテーマに関して問いを立て、自身の関心にそくして議論を展開できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-3

イントロダクション:なぜ公共性が問題になるのか

「開かれ」としての公共性、イマヌエル・カントの公共性の理念

4

「開かれ」としての公共性をめぐる質疑応答

ライブ配信によるメディア授業

5-8

啓蒙のプロジェクト

ユルゲン・ハーバーマス『公共性の構造転換』、文芸的公共性と政治的公共性

9

ハーバーマスの理論をめぐる質疑応答

ライブ配信によるメディア授業

10-13

公共性と民主主義

ハンナ・アーレント『人間の条件』、カール・シュミットとシャンタル・ムフ

14

「公共性と民主主義」をめぐる質疑応答

ライブ配信によるメディア授業

15

授業全体のまとめ:「公共性」をめぐる今後の展望

メディアと公共性の関係

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2】
(受講登録者数次第)
第1週目はメディア授業(ライブ配信)で実施します。
受講登録者数が教室定員以下の場合は、第2週目から対面授業を実施します。
受講登録者数が教室定員を超えた場合は、第2週目以降もメディア授業を継続します。ただし、グループ分け等の方法により対面授業を実施する場合もあります。
第2週目以降の授業実施形態は、本登録期間終了後にmanaba+Rで通知します。

【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業(ライブ配信)で実施します。

授業外学習の指示

授業では受講者との質疑応答の機会を多く設けます。受講者は積極的に発言するため、講義内容を復習して毎回の授業にのぞんで下さい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・第1回レポート 50%
・第2回レポート 50%

2回のレポートでは、授業で論じられた哲学の基本概念を適切に分析し、使用するとともに、「公共性」に関して筋道の立った議論を構築することが要求されます(受講者の到達目標(1)から(3)に該当)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/