授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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51891:教養ゼミナール(47) | 2024 | 秋セメスター | 月5 | 経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 | 中本 大、三宅 雅人、横田 明紀、善本 哲夫 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では『探究』を切り口に受講生が未来創造のシナリオを作り出すための能力構築を目標に、社会課題に対して専門や立場の異なる他者との対話や協働作業を実施し、自由な発想のもと望ましい社会像を考えます。
また、本講義のもうひとつの主要なテーマは『研究』です。本講義では単なる探究だけではなく「探究から研究へ」の接続のために、自ら発見し設定した課題解決に向けて分野横断的・総合的に学習し活動できる、研究指向の学生の育成を目的としています。
そうした中で、こらからの研究で求められている『総合知』に主点を置き、参加メンバーの多様な関心事の共有とそこからの問題発見、課題解決のための調査などに基づき、未来創造していくための考察や、グループによる研究成果の発表を行います。
受講生の到達目標
(2)実社会や実経済における現実の課題と探究プロセスを説明することができる。
(3)「自ら問いを立て、学問領域(学部での学び)での学び」と探究学習の目標を立てることができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1(横田、善本) | オリエンテーション: 本授業の趣旨・目的 |
仲谷善雄総長(情報理工学部・教授)より、本学が学園ビジョンR2030で掲げている「次世代研究大学」の趣旨、および本学が目指そうとしている「次世代探究学園」について説明をいただき、大学が本授業の受講生に何を期待しているのかをご講演いただきます。
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2(中本、横田、善本) | 私と研究(1) |
中本大教学部部長(文学部・教授)が取り組んでこられた研究内容や、「なぜ研究者を志したのか?」などをご講演いただきます。
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3(横田、善本) | 私と研究(2) |
松原洋子副総長(先端総合学術研究科・教授)が取り組んでこられた研究内容や、「なぜ研究者を志したのか?」などをご講演いただきます。
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4(横田、善本) | 私と研究(3) |
伊坂忠夫副総長(スポーツ健康科学部・教授)が取り組んでこられた研究内容や、「なぜ研究者を志したのか?」などをご講演いただきます。
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5(横田、善本) | 人文・社会科学と自然科学を含む全ての「知」の融合による「総合知」 |
徳田昭雄副総長(経営学部・教授)より、これからの社会課題の解決において求められている「『総合知』とはなにか」、そのために「どのような学びを大学でもとめられているのか」についてご講演いただきます。
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6(三宅、横田、善本) | 創発性人材育成プラットフォーム「QULTIVA(カルティバ)」(1) |
創発性人材育成プラットフォーム「QULTIVA(カルティバ)」をご担当いただく三宅社会共創推進本部本部長(OIC総合研究機構・教授)の自己紹介とメッセージ
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7(三宅、横田、善本) | 創発性人材育成プラットフォーム「QULTIVA(カルティバ)」(2) |
9回目以降の実習に向け、必要となるスキルとして「デザイン思考」を中心としたツール(ソフトウェア)などについての知識・技能を習得する。
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8(三宅、横田、善本) | 創発性人材育成プラットフォーム「QULTIVA(カルティバ)」(3) |
9回目以降の実習に向け、必要となるスキルとして「デザイン思考」を中心としたツール(ソフトウェア)などについての知識・技能を習得する。
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9(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み |
ご支援をいただく「日立造船(10月1日にカナデビア株式会社に社名変更)」より会社の沿革、業務内容などについて説明をいただきます。
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10(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み: グループワーク(1) |
・日立造船が管理・運営する施設・工場などの紹介
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11(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み: グループワーク(2) |
これまでの「総合知」「デザイン思考」などに基づき各グループで取り組む課題の本質について検討いただき、また、その課題に対する解決案を「ツール(ソフトウェア)」を用いながら学生ならではの知見を整理していただく予定です。
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12(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み: グループワーク(3) |
これまでの「総合知」「デザイン思考」などに基づき各グループで取り組む課題の本質について検討いただき、また、その課題に対する解決案を「ツール(ソフトウェア)」を用いながら学生ならではの知見を整理していただく予定です。
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13(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み |
中間発表
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14(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み: グループワーク(4) |
中間発表での指摘事項などを踏まえ、第15回での成果発表に向けた調整や修正を行います。
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15(三宅、横田、善本) | 社会課題に対する取り組み |
成果発表
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授業実施形態
授業においてPCもしくはタブレットなどが必要となる場合があります。基本的には授業には持参するようにしてください。
※留意事項
各回において,講演内容や対談の状況などから授業の授業時間が90分を超過する場合があります。予めご了承ください。
授業外学習の指示
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 0 | |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 以下を踏まえて評価をおこなう。
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成績評価方法(備考)
また、自己評価を行う際の1つとして、受講前後での「コンピテンシー」の向上度を1つの指標として考えています。コンピテンシーとは活躍している人々に共通してみられる資質や能力を意味し、例えば、「積極性」や「継続性」などで構成された行動特性によって構成されています。
この授業ではこうした要素で構成されたアンケート等を用いつつも、主には授業を通じた受講生自らの何らかの『変化や成長』を評価したいと考えています。
受講および研究に関するアドバイス
この授業では、こうした「総合知」の考え方に則し、学部や専門領域を超えた受講生同士の相乗効果により、社会課題の解決とそこからの未来創造を目指しながら、学問と真摯に向き合い、自らの意欲に基づいて主体的・積極的に、そして既成の観念にとらわれない自由な精神と探究心をもって学習する「探究から研究へ」の橋渡しとなる授業を目指しています。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
・本授業には教員の他に「探求コンダクター(TQC)」として本学職員の方に授業のコーディネート等で参画いただきます。
・各回において,講演内容や対談の状況などから授業の授業時間が90分を超過する場合があります。予めご了承ください。
・履修者はOIC・H棟4階におある研究スペース「Co-Creation Hub(8:00~22:00)」への入室ができるようになります。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html