授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30395:[2025 秋セメスター]分析化学実験(M) 2025 秋セメスター 月3-5 生命科学部 稲田 康宏、岡崎 健一、小堤 和彦、北澤 啓和、桑田 繁樹、越山 友美、鐘 承超 2

キャンパス

BKC

授業施設

学生実習室1

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

大学で行う初めての化学実験であり、実験室での心得や安全に関する教育と、基本的な測容器具の使用練習から始め、中和滴定、キレート滴定、酸化還元滴定などでの基本的な容量分析法を実習する。ガラス電極を用いる電位差滴定、吸光光度分析法による定量、液体クロマトグラフィーおよびガスクロマトグラフィーを用いる化合物の分離と定量を体験し、各種測定法についての原理を学習する。実験して得られたデータを統計処理することで、実験精度や再現性についても学習し、それをレポートとしてまとめる方法を体得する。
1テーマの実験を1回の授業で行い、翌週までにレポート等を作成して提出する。レポートは担当教員が確認し、指摘事項をフィードバックする。

受講生の到達目標

・実験室での心得や安全に関する注意事項を理解し、基本的な器具や測定装置の使用方法を習得する。
・中和滴定、キレート滴定、酸化還元滴定などでの容量分析法の原理を理解し、習得する。
・標準溶液の概念を理解し、その調製方法と標定方法を習得する。
・ガラス電極を用いたpH測定とそれを用いた電位差滴定の原理を理解する。
・吸光光度分析法での定量と溶液内平衡の概念を理解する。
・クロマトグラフィーの原理を理解し、分離と定量の操作を習得する。
・データの統計処理方法を理解し、実験結果をレポートとしてまとめる方法を習得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

分析・無機化学Ⅰ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

安全教育、基本操作

化学実験での安全、実験室での心得、白衣、保護眼鏡、実験ノート、化学天秤、略秤と精秤

2

容量器具(ホールピペット、ビュレット)の操作

容量器具(ホールピペット、ビュレット)、ピペッター、電子天秤

3

中和滴定(1):NaOH溶液の標定1

中和滴定(酸塩基平衡)、一次標準物質

4

中和滴定(1):NaOH溶液の標定2

中和滴定(酸塩基平衡)、一次標準物質、標準偏差、信頼限界

5

中和滴定(2):酢酸未知試料の定量

中和滴定(酸塩基平衡)、酸塩基指示薬、誤差の伝播

6

中和滴定(3):アセチルサリチル酸の定量1

中和滴定(酸塩基平衡)、逆滴定、ブランクテスト

7

中和滴定(3):アセチルサリチル酸の定量2

中和滴定(酸塩基平衡)、逆滴定、ブランクテスト、再現性

8

中間総括

レポートの作成、有効数字、標準偏差、誤差の伝播、実験精度

9

キレート滴定(1):EDTA標準溶液の標定とMgイオンの定量

キレート滴定(錯形成平衡)、金属指示薬、緩衝液

10

キレート滴定(2):水の硬度測定

キレート滴定(錯形成平衡)、硬度、飲料水

11

ガラス電極を用いる電位差滴定

ガラス電極、電位差、pH測定、滴定曲線、酸解離定数

12

吸光光度分析法によるクロム酸イオンの定量

紫外可視分光光度計、クロム酸イオン、検量線、ランベルト・ベールの法則

13

ガスクロマトグラフィー

ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、カラム、保持時間、ピーク高さと面積、検量線

14

液体クロマトグラフィー

有機酸、カラム、保持時間、ピーク高さと面積、検量線

授業実施形態

対面授業を14回実施する。
本科目のmanaba+Rの早期利用申請を必ず行い、授業開始までにコースニュースなどを必ず確認すること。

授業外学習の指示

実験内容の化学的な背景を学習し、実施した実験テーマのレポートを作成する。
実験内容によってレポートの分量は変わるが、レポート作成には最低でも2〜3時間は必要と考えられる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

実験への取り組み状況と実験テーマごとに提出するレポートによる平常点を総合して評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

実験内容に関しての予習を必ずしてくること。また、実験を行ったら、可能な限り速やかにレポートを作成すること。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に指定しないが、酸塩基平衡、錯形成平衡、酸化還元平衡などの概念は、分析・無機化学Ⅰや分析化学Ⅱで指定する教科書や参考書を参照するとよい。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/