授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16050:[2025 秋セメスター]ソーシャルワークの理論と方法Ⅱ (S) 2025 秋セメスター 木1 産業社会学部 長田 貴 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】昨今、福祉における生活支援においては「地域包括ケアシステム構築」が進んでいる。そこでは、ソーシャルワークを土台とした社会福祉援助の、より一層の効果的な生活支援実践が求められており、地域や家族支援、そしてチームアプローチ実践における多職種の連携・協働をキーワードとする高い専門性が発揮できる人財育成が急務となっている。ソーシャルワークの理論と方法Ⅰの基本的な内容を深め、ソーシャルワークの実践効果と一層の社会的認知を求めていける人財を育成し、将来的に一層効果的な地域ケアシステムに反映していけるような授業を実施する。その方法は、講義のみならず、毎回のコミュニケーションペーパーによる質問や意見に対するフィードバックの時間を通して学生自身が自らの中に知識や技術的な要素を落とし込んでいける環境をつくっていく。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準および立命館大学産業社会学部則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

学生自身が、
①将来の自分たちの生活しやすい社会を自ら構築する主体的な意識を養うこと。
②その中での自己成長をしていくために必要な内省的学習の習性を身につけられること。
③ソーシャルワークの知識・技術的側面の理解と生活の中における反映の中で、自らが社会貢献の意識を持てることを目標とする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

理想的には、社会福祉及び社会保障等の概論を履修しておく(あるいは併行する)ことで、授業内容に対する理解が効果的に深まる。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業ガイダンス~ソーシャルワークの理論と方法Ⅱについて

ソーシャルワークの理論と方法Ⅰを土台とした発展的で時勢を捉えた内容であることを復習的な要素を交えながら照らし合わせながらソーシャルワークの理論と方法Ⅱについての授業概要を理解する。(講義)

2~4

ソーシャルワークの枠組み
~活動対象と活動目的について~

ソーシャルワークの理論と方法Ⅰの内容を踏まえて、ソーシャルワークの相談支援における専門性について支援プロセスや社会資源等から整理しながら、ソーシャルワークの枠組み(活動対象と活動目的)について学ぶ。

5~6

地域支援と地域包括ケアシステムの理解とソーシャルワーク
~総合的かつ包括的支援の意味とそれが求められる背景について~

地域包括ケアシステムの必要性と内容理解、その中で求められるソーシャルワークのあり方についての視点と実践スキルの概略を学ぶ。

7

地域支援の実際と課題(1)
~地域支援(コミュニティソーシャルワーク)の実際と課題~

地域支援の実践機関(地域包括支援センター、社会福祉協議会)の社会福祉士等をゲストスピーカーとして招いて地域支援の実例経験を交えながら、ソーシャルワークに必要な地域の自立支援の視点と社会資源活用における具体的な実践スキルについての講義と多職種の連携・協働における現状と課題等について学ぶ。

8

地域支援の実際と課題(2)
~ゲストスピーカーの講義内容からの質問・意見に対するフィードバック~

前回の現場実践者からの講義内容についてのコミュニケーションペーパーによる質問・意見に対してのフィードバックを行いながら地域支援の視点や理解をより一層深める。

9

地域の視点から家族支援を考える(1)
~地域における家族システムの理解と今後の課題~

地域社会を維持・強化していくための人のつながりとそのシステム(ミクロ、メゾ、マクロ)の理解と課題を整理しながらソーシャルワークにおけるアセスメントの重要性を学ぶ。

10

地域の視点から家族支援を考える(2)
~家族支援におけるソーシャルワークについて~

家族システムへの関わりにおいて支援対象者に一番近く、長く接する家族への支援の視点を学ぶととも個別支援から地域支援につなげるソーシャルワークの現状と課題を整理する。

11~12

地域ケアシステムにおける連携・協働の実際
~地域における合議体の形成とその中でのソーシャルワーカーの役割について~

地域ケア会議、カンファレンス、サービス担当者会議など、地域の様々な合議体とそのシステムと地域の合議体におけるソーシャルワークのあり方について、実践経験を含めながら各分野に存在するソーシャルワーカー(MSW含む)の視点と役割から学ぶ。

13

ソーシャルワークにおける事例分析、事例検討、事例研究
~それぞれの意味と目的及びファシリテーション(ソーシャルワーク関連技法)について~

ソーシャルワーカー自身のスキルアップや実践を振り返っての検証、社会科学的な整理を行うための事例の活用について、その全体的な概略と枠組みを学ぶとともに、事例検討会等におけるファシリテーションについて学ぶ。

14

ソーシャルワークの理論と方法Ⅱのまとめ(解説とテスト実施)

ソーシャルワークの理論と方法Ⅱを学び、学生自身がどのように理解・整理できたのかについて評価のためのテストを実施するとともに、授業全体のまとめと解説を行う。

授業実施形態

1回目~14回目まで全てを対面授業とする。
8回目は複数の現場実践者(ゲストスピーカー)による講義とする。
なお、+R授業は14回目の授業にて実施します。

授業外学習の指示

授業が進む中で、学んだ内容を意識しながら、
①実際の生活の中で周りの人とどのような関係構築を行っている自分がいるか
②周りの人(個々)をどのように理解している(しようとしている)自分がいるのか
③メディア等で取り上げられている福祉や医療の課題について、自分自身がどのように考えるか
④これからどのような自分づくりを目指すか
とくにこれらの項目内容を通して、自分自身を見直したり、振り返る習性を身につけていきながら、新たな「気づき」を得られる環境を自らつくって欲しい。
また、授業で学んだ内容を主体的に復習(インターネット等で)をしながら理解を深めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

100%
授業最終日に筆記試験を実施する。
毎回の授業出席を前提として、授業内容に基づいた応用的な試験により、学生個々の習得状況で評価を行う。学生は個々の到達目標に応じて、授業内容を深めるための議論等において、コミュニケーションペーパーの効果的活用を期待する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

内省的学習を心がけ、受け身ではなく積極的・主体的な授業への取り組みを期待する。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用せず、逐次資料(シラバス内容に沿った内容のレジュメ)を配布しながら授業を進める。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
最新 社会福祉士養成講座 『ソーシャルワークの理論と方法 第6巻 日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集 中央法規 9784805882498

参考書(使用頻度、その他補足)

社会福祉士の受験資格取得を目指す学生は「ソーシャルワークの理論と方法」第6巻は必携である。

参考になるwwwページ

授業において適宜紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
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