授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14866:[2025 春セメスター]災害と安全(S) 2025 春セメスター 火2 産業社会学部 高尾 克樹 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

我が国は世界有数の災害大国である。2011年3月の東日本大震災、2019年10月の台風19号をはじめとした大災害など、その規模や頻度は世界に類を見ないものである。しかも、台風などの気象災害は地球規模の気候変動によって今後悪化、巨大化する恐れがある。一方世界的には、干ばつや砂漠化をはじめとした多様な環境災害、そして原子力発電所や化学工場などに伴う人為的災害、さらには新型病原体による地球規模のパンデミックなどの危険性も存在する。
本講義では、これらの災害現象のメカニズムと特性を概観し、災害に対する備え、早期警報、避難、救助、復興、再建という防災サイクルの見地から防災を読み解いていく。更に地球規模の環境災害や人為的災害にも視野を広げ、貧困と災害弱者の課題も考えていきたい。

受講生の到達目標

1.自然災害のメカニズムなどの基本的事項を理解・習得する。
2.防災サイクルの全体像を把握する。
3.ハード、ソフトなどの個別防災手法を知ると共に、それぞれの目的や効果、特徴を理解する。
3.防災を日常生活の中で実践できるようにする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

東日本大震災

津波、未曽有の災害から得た教訓
【+R授業】詳細は「授業実施形態 」を確認すること

2

地球物理学的災害

地震、噴火、火砕流、地盤液状化など

3

気象災害

台風、洪水など

4

気象災害(つづき)

竜巻、雪崩、飢饉など

5

人為的災害

火災、爆発、環境汚染、戦争と暴力など

6

疫学的災害

ぺスト、マラリア、エボラ熱、鳥インフルエンザ、防疫管理など

7

超長期災害、環境災害

長期的な災害、地球規模の災害、国際的な取り組みの現状、気候変化への適応

8

防災の循環体系ー警報と救助

我が国の防災制度の歩み、発災から人命救助、「人は逃げない」

9

防災の循環体系ー復旧と復興

災害の歴史、防災制度、関東大震災からの復興、戦災復興

10

防災の循環体系ーハード防災

堤防、貯留、排水、砂防、耐震基準

11

防災の循環体系ーソフト防災、減災

災害と弱者、国土の強靭化、公助、共助、自助、ソーシャル・キャピタル

12

災害リスクにどう対応すべきか

リスクと不確実性、リスクマネジメント、災害保険制度、BCP

13

災害に向けた選択

防災投資の経済的評価、費用便益分析、回避損失

14

補論

防災への国際的取り組み、貧困と災害弱者

授業実施形態

授業の目標、プラン、成績評価方法などは、「+R授業」の中で説明するので、初回の授業前に見てもらいたい。この「+R授業」はmanaba+R上で、オンデマンドにより閲覧することができる。
また、この科目には受講登録定員が設定されており、受講希望者がそれを超過した場合、抽選により受講登録者が確定される。

授業外学習の指示

単一の教科書は指定しないが、参考書および授業時に配布するレジュメなどで復習をすること。授業レジュメは、授業後にmanaba+Rに掲載するので、欠席した分についても参照できるので見ておいてほしい。また、日々変化する災害やリスクの情報についても、その意味についてしっかり理解できるよう努めること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の授業時に小テストを実施し(初回を除く)、授業で説明した概念や事項の理解度を確認する

成績評価方法(備考)

授業時に実施する小テストはmanaba+R上で行うので、授業時(対面)にはスマートフォン、ノートPCなどを持参すること。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
災害対応ハンドブック 室崎益輝他 法律文化社 978-4-589-03731-2
減災政策論入門ーシリーズ災害と社会4 永松伸吾 弘文館 978-4-335-50104-3
自然災害ー減災・防災と復旧・復興への提言 梶秀樹他 技法堂出版 978-4-7655-1849-9
自治体の災害初動対応―近年の災害対応の教訓を活かす 室田哲男 近代消防社 978-4421009101

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

この科目は、教養教育における6つの科目群のうち、「立命館科目」に位置付けられています。詳しくは、http://www.ritsumei.ac.jp/liberalarts/course/course-r.html/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/