授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10556:外国史Ⅱ (SB) § 10557:(教)外国史Ⅱ(SB) § 10558:外国史Ⅱ(J2) 2024 秋セメスター 火4 法学部,産業社会学部 鈴木 敏郎 2

キャンパス

衣笠

授業施設

洋洋館YY302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
授業のテーマは、中東の世界史。講義形式で行い、イスラーム勃興以降の中東史の概略を扱う。時代を辿りながら、ヘレニズム文化の継承、近代化の展開などテーマごとに考察する。現代の中東情勢を理解する上で必要となる基本的な歴史を考察する。

【授業の方法】
 本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

1.イスラーム勃興以降の中東の歴史の基本的な流れが理解できる
2.中東とヨーロッパとの関係の変遷を理解できる
3.世界史における中東の位置付けを知ることができる
4.現代の中東情勢の遠因となった歴史的経緯を理解できる
5.イスラームについての理解を深められる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回授業

ガイダンス

授業の進め方、受領の狙い、「中東」の特徴、などの解説

第2回授業

イスラームについて

イスラームの形成の歴史的背景、イスラームの宗教としての骨格、教義の特徴、勃興期の歴史的展開

第3回授業

イスラーム帝国の発展とヘレニズム文化の継承

アッバース朝の特徴、ヘレニズムの哲学、科学、医学などの究明、12世紀ルネッサンス、

第4回授業

キリスト教世界との確執と共生

十字軍、イベリア半島のイスラーム、シチリア王国、レコンキスタ

第5回授業

オスマン帝国の発展と変容

トルコ民族の進出、オスマン帝国の発展、ビザンツ帝国の征服、地中海覇権の形成、オスマン帝国の変容と西欧との確執

第6回授業

近代化の展開

オスマン帝国の近代化、ニザーム・シェディード、タンズイマート改革、モハンマド・アリとエジプトの近代化、債務問題、立憲体制の導入

第7回授業

西洋列強の攻勢

東方問題、ロシアの南下と汎スラブ主義、帝国主義と英仏の旬出、グレート・ゲーム

第8回授業

社会思潮の変容

近代化と社会の変化、汎イスラーム主義、イスラームの社会改革思想、シオニズムの発生

第9回授業

第一次世界大戦の結果

フセイン・マクマホン書簡、バルフォア宣言、サイクス・ピコ協定、ウィルソン14か条、オスマン帝国の解体

第10回授業

英・仏の支配

シリア、イラク、パレスチナの委任統治、エジプトの独立と立憲政治

第11回授業

イスラエルの建国

英国のパレスチナ委任統治、ユダヤ移民とパレスチナ住民の対立、反英テロ、国連総会でのパレスチナ分割家s次、イスラエル建国、第一次中東戦争、ナクバ

第12回授業

ナショナリズムの展開

汎アラブ主義、ナセリズムの展開、バアス党、スエズ危機、アイゼンハワ―・ドクトリン、アルジェリアの独立

第13回授業

石油のポリティックス

中東の石油開発の経緯、アングロ・ペルシャ会社、湾岸産油国の発展、石油開発利権、オイル・マネー

第14回授業

イスラーム主義

ムスリム同胞団、復古思想、クトゥブ主義、ジハード、アフガニスタンのムジャーヒディーン、アル・カーイダ

第15回授業

現代中東の諸問題

テロとの戦い、アラブの春、権威主義国家、パレスチナ問題、米国の対中東政策の変遷

授業実施形態

第 1 回をメディア授業,第 2 回~15 回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

授業の進展に合わせて参考書を参照すること、また関連情報の検索などによって中東に関連する報道や論評に注意を払うことが有益である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

期末レポート(60%)
授業に関連したテーマを出題し、授業での学習の理解度、論理的表現力などを評価する。
日常的評価(40%)
授業への積極的対応の有無や、数回実施する小テストを通じた授業内容への理解度を評価する

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
イスラームとは何か 小杉泰 講談社 4061492103
中東の考え方 酒井啓子 講談社 9784062880534
中東全史  バーナード・ルイス 白須英子訳 筑摩書房 9784480510013
中東の世界史 臼杵陽 作品社 9784861826818
オスマン帝国 小笠原弘幸 中央公論社 9784121025180
9.11後の現代史 酒井啓子 講談社 9784062884594

参考書(使用頻度、その他補足)

授業の進展や関心に応じて適宜参照すると有益である

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

担当教官の実務経験について:本講義の担当者は外務省において実務経験を有している。本科目では、そこから得られた知見も授業内容に反映させる。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html