| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51089:産業技術論(BC) | 2023 | 秋セメスター | 火1 | 経営学部 | 牧 良明 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
すべての生命は、地球からその「生きる糧」を得ている。この点に人類と他の生命との違いはない。しかしながら、人類は他の生命とは異なった地球との関わり方を可能にすることによって、より多くの、より多様な「生きる糧」を獲得することに成功し、それが他の生命体に比較して圧倒的な繁栄を可能にした。そこにある中心的要素が「技術」である。つまり、「技術」への理解を深めることは、人類を理解する上で必要不可欠である。
人類が「技術」を飛躍的に発展させたのは、産業革命以降、すなわち資本主義社会においてであり、そこでの主役は企業である。産業技術論では、資本主義社会において、企業がいかにして技術を利用し、発展させてきたのかを議論する。これが、「産業」の視点、すなわち競争する企業の視点から技術を議論することの意義である。
ところで、産業技術はそれ自体単独に存在するのではない。つねに、競争を背景に、企業が構築する効率的なものづくりシステムの中に位置づけられるものである。本講義では、ものづくりシステム全体の中に技術がどのように位置付くのかを議論する。
このように、技術はものづくりシステムの発展とともに発展し、人類に大きな豊かさを与えた。他方、それは環境問題という大きな負の影響をもたらすものでもあった。この環境問題への対応にも、技術は重要な役割を果たすことが求められている。環境問題との関係で技術がどのように発展しているのか、そしてそこにいかなる課題があるのかを議論する。
【授業方法】
配付する資料をベースに、板書を中心とした講義を行う。資料配付は原則としてオンライン(manaba+R)上で行うので、事前にプリンアウトしたりパソコン・タブレットなどにダウンロードして講義に持参すること。配付した資料に板書内容を記入することで、受講者オリジナルの講義資料を作成して欲しい。各回ごとに授業内容に関する簡単なレポートを提出してもらう。可能な限り受講生の意見や質問を授業内容に反映させるために、各講義内容に関して意見や質問があれば、このレポートに記して欲しい。特に質問については、「中間まとめ①」「中間まとめ②」および「授業のまとめ」の回に解答する。なお、初回及び「中間まとめ①」「中間まとめ②」の回はメディア授業(オンデマンド型)での実施とする。
【キーワード】
産業、技術、ものづくりシステム、環境
受講生の到達目標
(2)ものづくりシステムの発展の中に技術を位置づけられる。
(3)環境問題との関係で技術について理解できる。
(4)技術発展の社会的意義とそこにある課題について理解できる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第1回 | ガイダンス(9/26)※メディア授業(オンデマンド型) |
シラバスの解説 |
|
| 第2回 | 「産業」とは何か、「技術」とは何か(10/3) |
産業、技術、技能、イノベーション |
|
| 第3回 | 産業革命と技術①(10/10) |
産業革命、イギリス、賃金、石炭 |
|
| 第4回 | 産業革命と技術②(10/17) |
蒸気機関、綿工業、紡績機 |
|
| 第5回 | 科学的管理法と技術(10/24) |
科学的管理法、熟練、標準化、金属加工 |
|
| 第6回 | フォードシステムと技術①(10/31) |
大量生産、互換性部品、専用工作機械 |
|
| 第7回 | フォードシステムと技術②(11/7) |
ベルトコンベヤー、同期化 |
|
| 第8回 | 中間まとめ①(11/14)※メディア授業(オンデマンド型) |
これまでのまとめと質疑応答 |
|
| 第9回 | ME化とフレキシビリティ―NC工作機械―①(11/21) |
フレキシビリティ、ME化、NC工作機械、アメリカ |
|
| 第10回 | ME化とフレキシビリティーNC工作機械ー②(11/28) |
日本、中小企業、CNC工作機械 |
|
| 第11回 | ME化とフレキシビリティ―FA、FMS、CIM―(12/5) |
FA、FMS、CIM、ネットワーク |
|
| 第12回 | 中間まとめ②(12/12)※メディア授業(オンデマンド型) |
これまでのまとめと質疑応答 |
|
| 第13回 | 環境問題と技術―家電リサイクル―(12/19) |
電機リサイクル、家電リサイクル法、小型家電リサイクル法、ネットワーク |
|
| 第14回 | 環境問題と技術―ペットボトルリサイクル―(1/9) |
ペットボトル、容器包装リサイクル法、ごみ輸出 |
|
| 第15回 | 授業のまとめ(1/16) |
|
授業実施形態
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.
【BCP1-2】
第1回目はメディア授業(オンデマンド型)
第2回目以降は対面(ただし、第8回、第12回はメディア授業(オンデマンド型))
【BCP3-4】
メディア授業(オンデマンド型)
授業外学習の指示
技術はものづくりの現場にあり、ものづくりの現場は日常生活の中にはあまりないので、具体的イメージがわかないかと思います。しかしながら、テレビやインターネットにはものづくりの現場を対象としたコンテンツが多くあります。こうしたメディアを効果的に使って、技術についてのイメージを具体化してください。
各回ごとに講義内容の理解や感想についての簡単なレポートを提出してもらいます。また、講義内容について疑問点等あれば、このレポートに記載してください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 80 | 定期試験では講義内容についての理解度について問います。定期試験で評価する点は、大きく「技術そのもの」についての理解と、「社会の中での技術の役割」についての理解です。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
20 | 各回ごとに講義内容の理解・感想についてのレポート課題を提出してもらいます。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 熟練・分業と生産システムの進化 | 坂本清 | 文眞堂 | 978-4-8309-4966-1 | |
| 企業と社会が見える経営学概論 | 井上秀次郎・安達房子編 | 大月書店 | 978-4-272-11127-5 | |
| 環境統合型生産システムと地域創生 | 中瀬哲史・田口直樹編著 | 文眞堂 | 978-4-8309-5025-4 | |
| 桝 太一が聞く 科学の伝え方 | 桝太一 | 東京化学同人 | 978-4807920365 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/