Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
51089:Industrial Technology (BC) 2023 Fall Tue1 College Of Business Administration MAKI YOSHIAKI 2

Campus

OIC

Class Venue

AC330

Language

Japanese

Course Outline and Method

【授業概要】
 すべての生命は、地球からその「生きる糧」を得ている。この点に人類と他の生命との違いはない。しかしながら、人類は他の生命とは異なった地球との関わり方を可能にすることによって、より多くの、より多様な「生きる糧」を獲得することに成功し、それが他の生命体に比較して圧倒的な繁栄を可能にした。そこにある中心的要素が「技術」である。つまり、「技術」への理解を深めることは、人類を理解する上で必要不可欠である。
 人類が「技術」を飛躍的に発展させたのは、産業革命以降、すなわち資本主義社会においてであり、そこでの主役は企業である。産業技術論では、資本主義社会において、企業がいかにして技術を利用し、発展させてきたのかを議論する。これが、「産業」の視点、すなわち競争する企業の視点から技術を議論することの意義である。
 ところで、産業技術はそれ自体単独に存在するのではない。つねに、競争を背景に、企業が構築する効率的なものづくりシステムの中に位置づけられるものである。本講義では、ものづくりシステム全体の中に技術がどのように位置付くのかを議論する。
 このように、技術はものづくりシステムの発展とともに発展し、人類に大きな豊かさを与えた。他方、それは環境問題という大きな負の影響をもたらすものでもあった。この環境問題への対応にも、技術は重要な役割を果たすことが求められている。環境問題との関係で技術がどのように発展しているのか、そしてそこにいかなる課題があるのかを議論する。

【授業方法】
配付する資料をベースに、板書を中心とした講義を行う。資料配付は原則としてオンライン(manaba+R)上で行うので、事前にプリンアウトしたりパソコン・タブレットなどにダウンロードして講義に持参すること。配付した資料に板書内容を記入することで、受講者オリジナルの講義資料を作成して欲しい。各回ごとに授業内容に関する簡単なレポートを提出してもらう。可能な限り受講生の意見や質問を授業内容に反映させるために、各講義内容に関して意見や質問があれば、このレポートに記して欲しい。特に質問については、「中間まとめ①」「中間まとめ②」および「授業のまとめ」の回に解答する。なお、初回及び「中間まとめ①」「中間まとめ②」の回はメディア授業(オンデマンド型)での実施とする。

【キーワード】
産業、技術、ものづくりシステム、環境

Student Attainment Objectives

(1)「技術」という言葉を、「科学」「技能」といった関連する言葉との関係で理解できる。
(2)ものづくりシステムの発展の中に技術を位置づけられる。
(3)環境問題との関係で技術について理解できる。
(4)技術発展の社会的意義とそこにある課題について理解できる。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
第1回

ガイダンス(9/26)※メディア授業(オンデマンド型)

シラバスの解説

第2回

「産業」とは何か、「技術」とは何か(10/3)

産業、技術、技能、イノベーション

第3回

産業革命と技術①(10/10)

産業革命、イギリス、賃金、石炭

第4回

産業革命と技術②(10/17)

蒸気機関、綿工業、紡績機

第5回

科学的管理法と技術(10/24)

科学的管理法、熟練、標準化、金属加工

第6回

フォードシステムと技術①(10/31)

大量生産、互換性部品、専用工作機械

第7回

フォードシステムと技術②(11/7)

ベルトコンベヤー、同期化

第8回

中間まとめ①(11/14)※メディア授業(オンデマンド型)

これまでのまとめと質疑応答

第9回

ME化とフレキシビリティ―NC工作機械―①(11/21)

フレキシビリティ、ME化、NC工作機械、アメリカ

第10回

ME化とフレキシビリティーNC工作機械ー②(11/28)

日本、中小企業、CNC工作機械

第11回

ME化とフレキシビリティ―FA、FMS、CIM―(12/5)

FA、FMS、CIM、ネットワーク

第12回

中間まとめ②(12/12)※メディア授業(オンデマンド型)

これまでのまとめと質疑応答

第13回

環境問題と技術―家電リサイクル―(12/19)

電機リサイクル、家電リサイクル法、小型家電リサイクル法、ネットワーク

第14回

環境問題と技術―ペットボトルリサイクル―(1/9)

ペットボトル、容器包装リサイクル法、ごみ輸出

第15回

授業のまとめ(1/16)

Class Format

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCP1-2】
 第1回目はメディア授業(オンデマンド型)
 第2回目以降は対面(ただし、第8回、第12回はメディア授業(オンデマンド型))

【BCP3-4】
 メディア授業(オンデマンド型)

Recommendations for Private Study

 参考文献は、技術についてだけではなく、技術に関わる幅広い知識が得られるものを選んでいます。産業技術に関する幅広い学習のために、積極的に読んでください。
 技術はものづくりの現場にあり、ものづくりの現場は日常生活の中にはあまりないので、具体的イメージがわかないかと思います。しかしながら、テレビやインターネットにはものづくりの現場を対象としたコンテンツが多くあります。こうしたメディアを効果的に使って、技術についてのイメージを具体化してください。
 各回ごとに講義内容の理解や感想についての簡単なレポートを提出してもらいます。また、講義内容について疑問点等あれば、このレポートに記載してください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 80

定期試験では講義内容についての理解度について問います。定期試験で評価する点は、大きく「技術そのもの」についての理解と、「社会の中での技術の役割」についての理解です。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
20

各回ごとに講義内容の理解・感想についてのレポート課題を提出してもらいます。

Grade Evaluation Method (Note)

BCP3以上で対面での試験ができない場合は、期末レポートを実施し、それを定期試験に変えて評価します。

Advice to Students on Study and Research Methods

 私たちはふだん非常に豊かなものに囲まれて生活しています。そのことに疑問を持つこともほとんどないと思いますが、少し立ち止まって、「目の前のものはどうやって作られているのだろう」「なぜこんなにたくさんものがあるのだろう」「なぜ私たちはこれらを簡単に使うことができるのだろう」と考えてみてください。その答えの一つ一つに技術は密接に関わっています。「当たり前」を疑問に思うことが大学での学問の醍醐味であり、それは本講義でもかわりません。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
熟練・分業と生産システムの進化 坂本清 文眞堂 978-4-8309-4966-1
企業と社会が見える経営学概論 井上秀次郎・安達房子編 大月書店 978-4-272-11127-5
環境統合型生産システムと地域創生 中瀬哲史・田口直樹編著 文眞堂 978-4-8309-5025-4
桝 太一が聞く 科学の伝え方 桝太一 東京化学同人 978-4807920365

Reference Books (Frequency of Use, Note)

参考文献の内容については、講義内で適宜触れます。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper,Learning Management System (manaba+R),Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/