授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15959:[2025 春セメスター]算数(SB) 2025 春セメスター 木3 産業社会学部 岡本 尚子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG207号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 小学校教員として算数科を指導する際,小学校での内容の系統性や領域間のつながりを理解するとともに,その内容が中・高等学校の数学にどのようにつながっていくのかを把握しておく必要がある。また,各領域において小学生が持つ認識の特徴を理解した上で,指導上どのような点に留意しながら,どのような能力を育成するべきかを考えることが重要となる。そこで,本授業では,算数科の内容とともに,指導の下支えとなる各領域の数学的内容や,小学生の認識調査の結果などについて扱うことにより,算数科指導の意義を深めていく。
 なお,レポートについては,授業内でコメントをするなどし,フィードバックを行う。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

1. 算数科の各領域について,各学年の内容を整理して示すことができる。
2. 算数科の各領域における小学生の認識の特徴について,具体例を挙げて説明することができる。
3. 算数科の基礎となる数学的内容について,用語を説明したり,方法を適切に用いたりすることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

算数の系統性1 ~数と計算~

数,計算,数構造,分数の種類

2

算数の系統性2 ~図形~

図形についての理解,図形を構成する要素,図形の見方や考え方

3

算数の系統性3 ~測定,変化と関係,データの活用~

単位,量の四段階指導,関数,グラフ,統計

4

数と計算1 ~各種の数について~

集合数,順序数,実数,無理数,有理数,整数,分数,小数

5

数と計算2 ~数の性質について~

進数,循環小数,計算機

6

図形1 ~空間と子どもの認識~

立方体,鉛直,水平,運動

7

図形2 ~平面~

曲線,円定規,コンパス,分度器

8

測定 ~量感と子どもの認識~

長さ,体積,重さ,量感

9

変化と関係 ~はやさと子どもの認識~

早さ・速さ,平均・瞬間の速さ,異距離同時間,同時間異距離

10

公式の意義,算数科における評価

台形・不定形の面積,全国学力・学習状況調査,PISA,TIMSS

11

集合・論理1 ~集合と論理~

ベン図,合接,離接,真・偽,真理表

12

集合・論理2 ~推論形式~

逆,裏,対偶,三段論法

13

データの活用1

確率,ベイズの定理

14

データの活用2

統計,代表値,S-P表

授業実施形態

【+R授業】は第10回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

予習:キーワードに関する資料を検索して,事前学習をしておくことが望ましいです。
復習:授業の要約を400字程度で行い,学習記録として蓄積しておくことを勧めます。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

6割以上の得点を求めます

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

20%:小レポート
20%:大レポート

成績評価方法(備考)

学びを深めるため,全ての授業に参加することを原則とします。
出欠や評価に関しての詳細は,1回目の授業内で説明を行います。

受講および研究に関するアドバイス

講義で学習した数学的内容と,算数科での学習内容との関連を理解し,小・中・高等学校を通しての学習内容の系統性を考えるようにして下さい。また,学習した内容が現実事象でどのように活かされているかを考えて下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しません。必要に応じて講義で資料を配布します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
小学校学習指導要領(平成29年告示) 文部科学省 東洋館出版社 978-4491034607 平成29年に告示された小学校学習指導要領
小学校学習指導要領解説(平成29年告示)算数編 文部科学省 日本文教出版 978-4536590105 学習指導要領の具体的内容や要点について
数学教育の基礎 黒田恭史 ミネルヴァ書房 978-4-623-05995-9 算数科指導の際に重要となる数学的内容について解説

参考書(使用頻度、その他補足)

その他の参考文献は,講義中に随時紹介します。

参考になるwwwページ

①小学校学習指導要領(平成29年告示)
https://www.mext.go.jp/content/1413522_001.pdf
②小学校学習指導要領解説(平成29年告示)算数編https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_004.pdf

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

レポートはPCによる作成を求める場合がありますので,Word,Excel,Power pointを用いて書類が作成できる程度の基本的操作能力を身に付けておいて下さい。また,小学校での研究授業,各種学会・研究会などに積極的に参加して下さい。学校現場での教育や児童の実態と,算数・数学教育学としての学術的研究の双方を関連付けながら,継続的に学ぶことを望みます。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
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