授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14663:IR18‐AJ104 社会学(R) § 14664:IR-AR104 社会学(R) 2023 春セメスター 月5 国際関係学部 栢木 清吾 2

キャンパス

衣笠

授業施設

敬学館KG009号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

〈授業の概要〉
本授業では、社会学(細かく言えば「国際社会学」「歴史社会学」「都市社会学」「文化社会学」)の基本概念や理論、分析方法を習得しながら、移民・難民の増加、交通機関やメディアの発達、産業構造の変化、都市空間の変容、戦争や植民地支配と文化伝播の関係性、「人種」や国民、ジェンダーといったカテゴリーにもとづく差別の広がりなど、現代世界のグローバルな「人・モノ・情報」の移動にかかわる、さまざまな社会的・文化的事象について「批判的」に考察する。

〈授業の方法〉
第1回目の授業以外、対面の講義形式で実施する。毎回、授業内容の関する課題(コメントシート)を出し、翌回の授業冒頭でフィードバックを行う。また、事前・事後学習のためリーディングテキストや視聴覚資料の精読・視聴を求める。

受講生の到達目標

(1)社会学の基礎的な概念や理論、方法を習得する。
(2)グローバルな視座にもとづく社会学的想像力を身につける。
(3)現代世界が抱えるさまざまな課題について批判的に検討できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

1年生を想定した授業のため、特になし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション:「個人的なもの」と「社会的なもの」

チャールズ・ライト・ミルズ、社会学的想像力

【遠隔授業(ライブ配信)】
ライブ配信のURLはmanaba-Rのコースメニューで告知する。

2

「おいしい」は国境を越えるのか?:食の遺産化と(凡庸な)ナショナリズム

凡庸なナショナリズム、国民料理、想像の共同体、伝統の創造

3

SNSと自己呈示:「飯テロ」を考える

孤食と共食、個人化、個人空間、アーヴィン・ゴフマン、自己呈示、顕示的消費

4

スマイルはなぜ0円なのか?:サービス産業と感情労働

アーリー・ホックシールド、感情労働、マクドナルド化、やりがい搾取、「ブラックバイト」

5

多国籍企業が拡散させるモノカルチャー経済

ポストコロニアリズム、アグリビジネス、モノカルチャー、環境破壊

6

「海」の忘却:グローバル化を支える海運産業とウォーターフロント開発

国際物流、海上輸送、コンテナ化、港湾、観光開発

7

「移民」とは誰のことか?

移民、差別、移民排斥、レイシズム(の変容)

8

パスポートがつくる世界:出入国管理制度・難民・帝国

パスポート、出入国管理制度、身元認証、国籍、帝国主義、マックス・ウェーバー、ジョン・トーピー

9

メイド・イン・ホンコン:グローバル都市と再生産労働

サスキア・サッセン、グローバル・シティ、移民の女性化、家事労働移民、再生産労働

10

「理想の身体」とボディ・プロジェクト

身体、ダイエット、健康とフィットネス、ボディメイク、ジグムント・バウマン

11

オリンピックと都市のジェントリフィケーション

都市空間、祝賀資本主義、ジェントリフィケーション、立ち退き

12

公共空間は誰のものか?:「ストリート・カルチャー」を考える

スタイル、ファッション、スケートボーディング、公共空間、アンリ・ルフェーヴル

13

ブラック・カルチャーの「ブラック」とは何を意味するか?

ディアスポラ、奴隷制、スチュアート・ホール、ポール・ギルロイ、起源と経路、音楽

14

戦争を社会学する

戦争社会学、総動員体制、文化帝国主義、占領、(米軍)基地

15

全体のまとめ

授業全体の振り返りと、質疑応答、さらなる学びに向けた書籍・映画などの紹介

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

各回の授業実施形態については、本科目のmanaba+Rコースニュース等で案内します。また、第1回目の授業実施形態については、第1回目授業開始までに上記コースニュース等でお知らせします(※)。なお、授業配慮等の取り扱いについては、manaba+R「国際関係学部生のページ」および「学び支援サイト」で確認してください。
国際関係学部生のページ:https://ct.ritsumei.ac.jp/ct/course_1728150
学び⽀援サイト:https://www.ritsumei.ac.jp/pathways-future/
(※) 第1回目授業の授業実施形態を確認するためにはmanaba+Rの早期利用申請を行う必要があります。早期利用申請の詳細は、2023年度履修・登録の手引きを御確認ください。なおmanaba+Rで早期利用申請をおこなっても受講登録にはなりません。受講登録期間中に改めて登録を行う必要があります。

授業外学習の指示

本授業では、予習・復習のための教材として、毎回の内容に対応したリーディングテキストや視聴覚資料をmanaba-Rを通じて共有する。それらの精読・視聴、および課題(コメントシート)の執筆・提出に、1授業あたり、平均して100分程度(目安)の作業・準備が必要となる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

受講生の到達目標(1)(2)に対応して、毎回、その回の授業の内容に関係する課題(コメントペーパー)を出す。授業の理解度とともに、記述内容の客観性、論理性によって評価する(40点)。

受講生の到達目標(3)に対応して、4000字程度の期末レポートを課す。テーマ選択の独自性、および論理的説得性によって評価する。論題・形式については第14回の授業において発表する(60点)

 【BCPレベル3〜4になった場合】
BCPレベルが3〜4になった場合においても、成績評価方法は変更しない。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

高校レベルの「地理」「歴史」「公民」の知識が受講生にあることを前提に講義を行う。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は用いず、各回授業レジュメを配布します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会学的想像力 C・ライト・ミルズ ちくま学芸文庫 4480097813
ふれる社会学 ケイン樹里安ほか編 北樹出版 4779306183
国際社会学入門 石井香世子編 ミネルヴァ書房 4779511348
社会学の考え方〔第2版〕 ジグムント・バウマン ちくま学芸文庫 4480097465
21世紀を生きるための社会学の教科書 ケン・プラマー ちくま学芸文庫 4480510311

参考書(使用頻度、その他補足)

上記以外にも毎回授業で多数の参考書を紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/