授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13055:[2025 春セメスター]IR18‐ECJ304 多文化社会論Ⅱ(R) § 13056:IR-ECR304 多文化社会論(R) 2025 春セメスター 木3 国際関係学部 高藤 三千代 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS209号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【+R授業について】
4⽉1⽇までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

本講義は、文化的多様性と社会のあり方そして国際理解について、教育―<学び、つながり、伝達、触発、成長>を要に、日本国内における「多言語」・「多文化」化現象とその歴史、政治、経済的背景に着目し考察する。その手続きとして、日本の公教育におけるニューカマー児童生徒の教育体験を手掛かりとし、移民・難民問題における歴史的視座、グローバリゼーションにおける新自由主義の動向、戦後レジームと歴史認識を踏まえ、多角的、複合的視野から捉え考察する。

受講生の到達目標

・日本社会における「多言語」・「多文化」化現象の諸事情を理解する。
・日本社会においてニューカマー児童生徒が直面している教育問題と、その歴史・社会文化・政治経済的背景を理解する。
・教育現場の日常における人々の実践、体験、文化の生成過程に注視し、「文化的差異」・「多様性」・「共生」ということについての理解を深める。
・戦後レジームと歴史認識、教育とのかかわりについての理解を深める。
・つながり、関係性、全体論的視野から、文化的多様性と社会のあり方、そして国際理解についての認識を深めその可能性を考える。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

文化・社会・教育

文化とは、社会とは、実践共同体と学びと言語と身体

2

「改正出入国管理及び難民認定法」と社会

移民、文化、言語、教育現場、「国際化」・「共生」言説

3

グローバル化と人の移動1

戦前・戦後世界と移民・難民

4

グローバル化と人の移動2

新自由主義と教育問題

5

国際移住と就学問題1

帰国児童、ニューカマー児童生徒を取り巻く教育事情

6

国際移住と就学問題2

日本語・学習支援の現状、国際教室の取り組み、不就学問題

7

国際移住と就学問題3

進学問題、学歴社会、制度儀礼、社会化、外国人学校

8

言語・文化・教育1

母語と学校言語、家族と教育、エスニシティ、アイデンティティの葛藤

9

言語・文化・教育2

多文化主義再考、アイデンティティ・ポリティックス

10

言語・文化・教育3

多文化共生と教育実践

11

国際理解と教育についての考察1~拡大・多角的視野から

「グローバルスタンダード」と言語教育政策、国語と英語教育

12

国際理解と教育についての考察2~拡大・多角的視野から

戦後レジーム・歴史認識と教育

13

文化的多様性と社会のあり方・国際理解についての考察

持続可能性、開発、対話、つながり

14

授業のまとめと期末テスト

授業実施形態

文献・資料・映像資料を活用する。質疑応答、小グループ、全体でのディスカッションの場を適宜設ける。積極的な参加が望まれる。(進捗状況によりスケジュールを多少変更する場合がある)

授業外学習の指示

授業にて活用する配布文献(授業で使用する1~2週間前に配布する)を必ず読み授業に参加すること。その前提で授業を行なう。文献の要点をまとめる、あるいは重要だと思われる箇所に下線を引く、疑問点や感想などを書き留めておくことが望まれる。詳しくは授業にて説明する。7点の文献を配布予定。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

期末テスト (100%) にて評価する(論述形式)。

成績評価方法(備考)

授業内容を理解できているか、自身の考察を展開できているか、論理的説得力をもって記述できているか、を評価基準とする。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
辞典 日本の多言語社会 真田信治+庄司博史・編著 岩波書店
「共生」の内実:批判的社会言語学からの問いかけ 植田晃次+山下仁・編著 三元社
在留特別許可と日本の移民政策:「移民選別」時代の到来 渡戸一郎+鈴木江里子+A.P.F.S 明石書店
ニューカマーの子どもと日本の学校 太田晴雄 国際書店
持続可能な教育と文化 日本ホリスティック教育協会・永田佳之・吉田敦彦・編  せせらぎ出版
民族とネーション:ナショナリズムという難題 塩川伸明 岩波書店
多文化主義とは何か アンドレア・センプリーニ 白水社
定本想像の共同体:ナショナリズムの起源と流行 ベネディクト・アンダーソン 書籍工房早山

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、授業にて適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/