Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
17858:Society and Welfare (L) 2023 Fall Wed3 College Of Letters,College of Image Arts and Sciences TSUDOME MASATOSHI 2

Campus

KIC

Class Venue

MEIGAKUKAN MG401

Language

Japanese

Course Outline and Method

今期の「社会と福祉」は「ケア」のテーマからアプローチする。「ケア」とは何か。相手のことを気にかけ、気遣い、心を配り、手足を動かして、必要なことを何かとサポートすること。高齢者・子ども・障害者などの介護・養育・介助すること。「ケア」が含意することはこのように多様で多義的であるが、本講義では、介護する男性(男性介護者)を窓口にして、高齢者のケア、いわゆる「介護」と言われている生活行為について考えてみようと思う。とりわけ、介護する/されるということの実態と支援の在り方を取り上げながら、人と社会において介護はどのような意味を持っているかについて考えてみようと思う。私たちは、人生の最初の数年間、そして終わりの数年間を家族など誰かのケアに依存しながら生を全うするのだとすれば、上記の「人と社会にとって介護はどのような意味を持っているのか」という問いに対して、私たちはどのような解を用意することができるのだろうか。受講生と一緒に考えてみたい。
(注)本講義が主題としているのはヘルパーや介護福祉士などプロの介護労働者ではなく、家族介護者のことを言っている。キーワードとなる「男性介護者」とは、在宅で主たる介護者として親や妻など家族の世話を担っている息子や夫などという男性たちを総称している。

Student Attainment Objectives

1.介護が必要な高齢者の実態について、事例やデータによって理解することできる。
2.介護を担っている家族介護者の実態について、事例やデータによって理解することできる。
3.人と社会にとって介護がもつ意味について、理解することができる。

Recommended Preparatory Course

社会保障、政治学、社会学、などの専門科目は本講義の理解を容易にすると考える

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1 

イントロダクション-社会と福祉-

歴史 社会問題 地域社会 社会福祉

2

180万年前の「介護の徴」-ヒトとケア-DVD鑑賞

 ヒトとの進化とケア・ドマニシ遺跡(ジョージア) ・介護の徴・

3

「介護とジェンダー①」-男性介護者と支援者の全国ネットワークの10年

テキストの序章・第1章を扱う。
介護・男性介護者・ネットワーク・ケアのコミュニティ・ジェンダー

4

「介護とジェンダー②」-男性介護者と支援者の全国ネットワークの10年

テキストの序章・第1章を扱う。
介護・男性介護者・ネットワーク・ケアのコミュニティ・ジェンダー

5

「江戸の孝行から『恍惚の人』まで①」-介護する男たちの語られ方
 

テキストの第2章を扱う。
武士の介護休業制度・看病断・孝義録・介護規範・たそがれ清兵衛・恍惚の人・介護弱者・デキる男・

6

「江戸の孝行から『恍惚の人』まで②」-介護する男たちの語られ方
 

テキストの第2章を扱う。
武士の介護休業制度・看病断・孝義録・介護規範・たそがれ清兵衛・恍惚の人・介護弱者・デキる男・

7

家族と介護の変容①

テキストの第3章を扱う。
介護保険制度・日本初の介護実態調査・特養ホームが全国に4,500床しかなかった時代・
「人間裁判」の福祉・ユニバーサルになった福祉・介護殺人

8

家族と介護の変容②

テキストの第3章を扱う。
介護保険制度・日本初の介護実態調査・特養ホームが全国に4,500床しかなかった時代・
「人間裁判」の福祉・ユニバーサルになった福祉・介護と虐待、殺人

9

仕事と介護の両立①

テキストの第4章を扱う。
団塊ジュニアの不安・介護離職ゼロの政策提起・ワーキングケアラー・ワークライフバランス

10

仕事と介護の両立②

テキストの第4章を扱う。
団塊ジュニアの不安・介護離職ゼロの政策提起・ワーキングケアラー・ワークライフバランス

11

ゲストスピーカー:「家族のケアの実態と支援の在り方」

認知症の人を介護する家族の抱える課題と支援の在り方について理解を深める。そして学生の立場で可能な支援行動、例えば認知症サポーター等について考える機会とする。

12

家族介護者への支援①

テキストの第5章を扱う。
「もっと群れよう!男たち」・「おい」から「まあちゃん」に・「ウンコ」で場がもりあがる・弱さに向き合えない「弱さ」・誰かに聞いて欲しい・新しい「修行の場」

13

家族介護者への支援②

テキストの第5章を扱う。
「もっと群れよう!男たち」・「おい」から「まあちゃん」に・「ウンコ」で場がもりあがる・弱さに向き合えない「弱さ」・誰かに聞いて欲しい・新しい「修行の場」

14

介護のある暮らしを社会の標準に

相互依存に包まれた暮らし・自立と依存の関係・「依存批判」という社会批判・180万年前の「介護の徴」

15

振り返りとまとめ

介護とジェンダー

Class Format

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2の場合】

 ・第1回をWEB(ライブorオンデマンド)で、第2回~第15回を対面にて実施。ただし、受講登録の結果、教室定員を超過した場合は、全15回全ての授業についてWEB(ライブ又はオンライン)授業で実施。

【BCPレベル3~4の場合】

 ・第1回~第15回をWEB(ライブ又はオンデマンド)にて実施。

Recommendations for Private Study

1.毎回コミュニケ―ションペーパーで講義内容の理解度の把握に努める。
2.講義期間に、ミニレポート提出を課す。演題、字数、期日、出題回数等々は講義内で広報するとともに、manaba+Rに掲載する。
3.家族のケアの体験があれば、講義内容の理解が容易であると思われる。祖父母や親族等々家族の介護体験談や介護団体等のレポートなどにも目を通しておくこととを強く薦める。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

コミュニケーションペーパーの提出(出席管理兼)や課題として提示したミニレポートの提出をもって評価する。ミニレポート題に関しては講義内容を中心にして、manaba+で提示するので、日常的な学習に努め、毎回短文にしてまとめておくこと。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
男が介護する-家族のケアの実態と支援の取り組み 津止正敏 中公新書 978‐4‐12-102632-3 定価820円(税別)

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

講義内で随時紹介する

Web Pages for Reference

全国社会福祉協議会 http://www.shakyo.or.jp/
厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/index.html
内閣府 http://www.cao.go.jp/
認知症の人と家族の会 http://www.alzheimer.or.jp/
男性介護者と支援者の全国ネットワーク https://dansei-kaigo.jp/

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Other (Separate instructions will be provided)

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