授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16388:[2025 秋セメスター]IR18‐AJ109 特殊講義(基礎科目)(RD) § 16389:IR-AR108 特殊講義(基礎科目)(RD) 2025 秋セメスター 水5 国際関係学部 徳丸 浩 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS209号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

授業のテーマは、「経済ニュースを理解するための経済と経済学の基礎知識」です。受講生の皆さんが、新聞などのメディアが提供する経済ニュースを理解できるようになることを狙いとしています。
経済ニュースを理解するためには、GDP、失業率、国際収支といった経済用語やデータの内容を知っておく必要があります。それと共に、経済の動きの背景にあるロジック、つまり経済学の基礎を学ぶことが必要です。そこでこの授業では、経済用語やデータ、ミクロ・マクロ経済学の基礎知識を、日本経済を題材として学んでいきます。
また、授業時間が許す限り、担当教員の日本銀行や国際機関での勤務経験を踏まえた、就職や社会人生活に関する「雑談」の時間をとる予定です。
なお、この科目と、本教員が担当する教養ゼミナール(春学期)は、後者がゼミ形式である点が異なるものの、授業内容は相当程度共通しています。この点、履修を検討する際にご注意下さい。

【+R 授業について】9 ⽉ 20 ⽇までに manaba+R のコースニュースに+R 授業の案内を掲載します。必ず manaba+R のコースニュースを確認して下さい。

受講生の到達目標

①経済ニュースの内容を正しく理解できる
②経済データが示す意味を理解できる
③初歩的なデータ分析により経済問題を検討できる

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありません。授業では基礎知識から説明します。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要説明「プロへの第一歩」および【+R授業】

授業の内容と進め方についてお話しします。時間があれば、レジュメの作成、プレゼンテーションの方法、実証分析の概要について説明します。「+R授業」の詳細は、別途manaba+Rに記載します。

2

経済学の基礎知識 「需要と供給:市場経済を動かす二つの力」

価格、機会費用、供給曲線、均衡、需要曲線、弾力性、モデル、余剰

3-4

国民所得統計「GDPとは?」

三面等価(生産=所得=支出)、総供給、総需要、貯蓄、投資、付加価値、物価

5

景気と企業経営分析 「景気は良いのか悪いのか?」

業況、収益、短観(全国企業短期経済観測調査)、費用、利益

6

人口・労働統計 「仕事のない人=失業者?」「少子高齢化の日本に未来はあるか?」

最低賃金、失業率、実質賃金、有効求人倍率、労働参加率、労働力人口

7

物価 「ねだんが上がるのは問題。下がっても問題?」

インフレーション、GDPデフレーター、相対価格、デフレーション、物価指数

8-9

マネーと金融統計「Bitcoinはおカネですか?」

貸出、銀行、金融政策、金利、マネーストック(マネーサプライ)、預金

10

財政と財務統計 「日本政府は借金大魔王?」

公的債務、国債、財政破綻、社会保障費、租税負担、年金、プライマリー・バランス

11

貿易「自由貿易は本当に良い選択か?」

安全保障、自給率、生産可能フロンティア、絶対優位、比較優位

12

国際収支「日本は世界一のカネ持ち?」

金融収支、経常収支、純輸出、所得収支、対外純資産、貿易収支

13

外国為替市場 「円ドルレートが100円から80円に下がって、なぜ円高?」

購買力平価、先物、直物、実質為替レート、名目(市場)為替レート

14

日本経済の展望 「誠に残念ですが、日本は貧しい国になるでしょう(R. サマーズ)」

人的資本、生産性、世代間格差、日本型経営、バブル

授業実施形態

授業は教室で対面形式によって行い、受講生は原則として教室で受講するものとします。ただし、必要に応じてオンライン授業(リアルタイム配信、授業録画の視聴)を行うか、または対面授業と併用することがあります。
授業の内容・実施方法は、大学・学部の方針を踏まえ、受講生と協議のうえ、必要に応じ調整します。

授業外学習の指示

予備知識は前提としません。また、必須としての宿題や課題の提出は予定していません。 なお、授業で取り上げるテーマに関する予備的な資料を、事前に配布することがあります。その場合、必須とはしませんが、授業までに目を通し、「どこが分からないか」という意識を持って授業に参加して頂くようにお願いします。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常点評価100%とし、①タームペーパー(期末レポート)が70%、➁小テスト(期中3~5回)が15%、③クラスにおける質問や発言を含む授業参加が15%とします。タームペーパーの作成要領は受講生と協議のうえ、別途作成します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

経済ニュースや経済記事などを通じ、ふだんから時事的な経済問題に関心を持つようにして下さい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。授業で資料を配布します。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。授業で資料を配布します。

参考になるwwwページ

経済協力開発機構(OECD) http://www.oecd.org
経済産業省http://www.meti.go.jp
国際通貨基金(IMF) http://www.imf.org
財務省http://www.mof.go.jp
世界銀行http://www.worldbank.org
世界貿易機関 (WTO) http://www.wto.org
日本銀行http://www.boj.or.jp
日本貿易振興機構(ジェトロ)http://www.jetro.go.jp

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

担当教員のメールアドレスは"hirotoku@fc.ritsumei.ac.jp"です。
【実務経験と授業での活用】
本講義の担当者は、日本銀行や国際機関において、銀行監督担当企画役(日本銀行)、エコノミスト(IMF)、金融セクター上級専門官(世界銀行)としての実務経験を有しています。本科目では、日本銀行等での実務経験に基づくマクロ経済分析や金融・信用政策企画のなどの知見を授業内容に反映させます。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/