授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13272:[2025 秋セメスター]IR18‐GJ217 特殊講義(地域研究科目)(RA) § 13273:IR-FR219 特殊講義(地域研究科目)(RA) 2025 秋セメスター 金1 国際関係学部 村上 司樹 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【+R授業について】
9月20日までにmanaba+Rのコースニュースに+R授業の案内を掲載する。必ずmanaba+Rのコースニュースを確認すること。

ヨーロッパ(より正確には西欧)という地域を、その歴史から、さらに言えば日本とならべて見ていく講義です。もちろん、ここで言う歴史(的な学び)とは、年代や事件の単なる暗記ではない。本質的には、昔を知ることで今を知る。つまり異文化理解です(異文化理解≒自文化理解)。とはいえ、すぐにはピンとこないですよね。そこで序盤の授業で、まずこの点(=歴史は異文化理解ということ)について説明したうえで、中盤の授業から本論(=歴史から見た西欧論)に入ろうと思います。

受講生の到達目標

ヨーロッパの政治や文化を成り立たせている歴史について理解し、それを具体的・論理的に説明できるようにする。

事前に履修しておくことが望まれる科目

高校世界史の西洋史部分を、ひととおり読み返しておくだけで、ずいぶん違うと思う。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

事務的なガイダンス(授業のルール、成績評価の仕方、提出物の書き方)/ 内容的なガイダンス(以下、数回続く)歴史は異文化理解/ 知らないうちは否定から入るな

2

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

手で食べる文化は「間違って」いない、「劣って」いない、「かわいそう」でもない/ 「マイナー文化」は我々の方だ/ 異文化理解は自文化理解
 

3

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

内容的ガイダンスその2(歴史という異文化の難しさ or 面白さ)・・・「進歩」のバイアス/ 昔は恋愛結婚はめったになかった・・・ という異文化/ 知らないうちは否定から入るな

4

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

子供たちの半数近くが死ぬ・・・ という異世界/ 多く産むために早く産む、だから早く結婚する/ ベストな選択ではなかったかもしれないが・・・

5

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

(ほとんど)誰も通勤しない・・・という異世界/ 自宅(家・家族)=職場兼セイフティネット/ 結婚=家同士の契約だったのは当然

6

歴史を(もしくは歴史的に)学ぶにあたって

現実には、恋愛結婚と政略結婚の境目はあいまい/ 政略結婚でも「幸せ」を感じる例/ 恋愛結婚の勝利は「進歩」か?

7

遠くて近い西欧と日本

以降授業の内容的ガイダンス/ ヨーロッパ(西欧)と日本は「遠くて近い」/ 例えて言えば「他人の空似」、似ているのは世界の中での立ち位置

8

古代

例えて言うなら胎児期、前史/ ユーラシアの片田舎(世界の辺境)/ 地名・国名にもすみっこの意識が・・・

9

古代

最初からダイバーシティ(多様性)たっぷりな成り立ち/ 古代の終わりに「無理した背伸び」/ カロリング帝国と平安京 

10

中世

例えて言うなら幼少期、独自文明形成の時代/ 「背伸び」が終わって「等身大」の歴史が始まった/ 身分または集団の時代・・・という異世界

11

中世

「騎士・武士」という世界にもまれな集団/ 「城」があるのはヨーロッパと日本くらい/ 戦争はビジネスであり自己実現だった

12

中世

戦乱を嘆くだけの「か弱い」民衆はいない/ 無秩序ゆえに生まれる秩序/ 武器を後ろ手に持った握手

13

中世

宗教組織もおとなしくはなかった/ リーガルな武器とマジカルな武器/ 独自文明の揺籃

14

近代・現代

例えて言えば成熟期/ 世界史上最大の逆転劇/ 「天国」と「地獄」の強烈なコントラスト

授業実施形態

本授業は全て対面で実施する。
教科書は使用しない。プリントを配布して(または manaba にアップロードして)授業を行う。

授業外学習の指示

授業後にプリントを読み返すこと、プリントのまだやっていない部分も読んでおくこと、知らないトピックがあれば高校の世界史教科書で復習すること(またはネットじゃなく参考文献で調べること)。まあ、要するにふつうの「予習・復習」なのだが、難なく単位を取る(かつ授業を楽しめる)人は自然にこういうことをすると思う。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポート(40%)+その他(60%)

成績評価方法(備考)

具体的には(1)レポート、(2)レスポンス・ペーパー、(3)授業前後の直接質問、の3つで成績評価します。これだけ見て「課題が多い」とネガティヴに考えるのは、「否定から入る」愚を犯しているというもの。「選択肢( or チャンス)が多い」と考えるのが、いろいろな意味で「正解」です。くわしくは第1回授業で説明しましょう。「何もしないで(例えば出席だけで)点が取れる」授業ではないですが、「自分に合ったやり方で点が取れる(=努力の種類は選べる)」。そういう授業です。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は使用しない。プリントを配布して(または manaba にアップロードして)授業を行う。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

プリントないし授業スライドにて、適宜、参考文献を紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/