授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13929:[2025 春セメスター](教)知的障害教育課程論Ⅰ(S) 2025 春セメスター 火1 産業社会学部 三木 裕和 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 知的障害の発生や概念を理解し、児童・生徒の尊厳を守り、その発達を保障するために、学校教育は何をなすべきかについて学ぶ。
 特別支援学校、特別支援学級等における知的障害児の教育課程の基本的な考え方と教育実践を検討する。知的障害教育が取り組まれる学校の位置づけ、知的障害分野の学習指導要領の概要、特別支援学校や通常の学校における知的障害教育の実践、各教科等を合わせた指導や教科別・領域別の指導、自立活動などを講義する。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

・知的障害の発生や概念、児童・生徒の尊厳、発達を保障するための学校の責務について理解する。
・特別支援学校、特別支援学級等における知的障害児の教育課程の基本について理解する。
・知的障害分野の学習指導要領の概要、特別支援学校や通常の学校における知的障害教育の実践、各教科等を合わせた指導や教科別・領域別の指導、自立活動について理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

障害児教育、障害者福祉、社会福祉に関する科目を履修してください。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 対面授業

授業の概要と導入、教育実践記録の精読

 知的障害教育課程論Ⅰで取り扱う内容を概説する。後半は、教育実践記録の精読に取り組む。(特別支援学校小学部の実践。)
 キーワード:導入、教育実践記録

2対面授業

知的障害を伴う自閉症への理解と学校教育1

 知的障害を伴う自閉症への基礎的理解を進める。日本自閉症協会作成のビデオほか、諸書籍を教材とする。
 キーワード:自閉症、知的障害、社会性の障害、興味の偏り、自立活動の指導

3対面授業

知的障害を伴う自閉症への理解と学校教育2

 知的障害を伴う自閉症児の事例検討。配付資料をもとに考察する。
 キーワード:自閉症、知的障害、学校行事、主体的参加

4対面授業

知的障害を伴う自閉症への理解と学校教育3

 知的障害を伴う自閉症児を軸に、心の理論欠如説について検討する。
 キーワード:自閉症、心の理論欠如説、ウタ・フリス

5対面授業

知的障害を伴う自閉症への理解と学校教育4

 自閉症の診断基準の経年変化を追い、その理解を深める
 キーワード:自閉症、診断基準、DSM5、ICD11、スペクトラム概念

6対面授業

知的障害を伴う自閉症への理解と学校教育5

 自閉症児の授業づくりを検討する。授業実践を具体的に紹介する。
 キーワード:自閉症、授業づくり、教材、価値、行動主義心理学

7対面授業

知的障害の理解と学校教育1

 知的障害の発達的理解を、事例検討を軸に試みる。
 キーワード:発達診断、授業づくり、障害の発生、診断基準

8対面授業

知的障害の理解と学校教育2

 知的障害の発達的理解を、5.6歳の発達の節目を軸に検討する。
 キーワード:学校教育法施行令、就学基準、5.6歳の発達の節目、別府哲

9対面授業

知的障害の教育課程1

 知的障害を念頭に、特別支援学校の教育課程の特色を理解する。
 キーワード:教育基本法、学校教育法、学習指導要領、指導計画の作成、カリキュラムマネジメント

10対面授業

知的障害の教育課程2

 知的障害を念頭に、小学校、中学校における特別支援教育について理解する。
 キーワード:特別支援学級、通級による指導、教育計画の作成

11対面授業

知的障害の教育課程3

 特別支援教育の特色を理解する。個別課題の理解を通して、今後の方向を検討する。
 キーワード:訪問教育、医療的ケア、自立活動の指導、進路指導

12対面授業

共生社会の形成と学校教育1

障害のある人の学校教育、社会参加を文部科学省の教育政策から検討する。
 キーワード:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)、就学先決定の仕組み、特別支援教育

13対面授業

共生社会の形成と学校教育2

障害のある人の学校教育、社会参加を文部科学省の教育政策から検討する。
 キーワード:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)、就学先決定の仕組み、特別支援教育、学習指導要領改訂

14対面授業

共生社会の形成と学校教育3

近年の教育政策から、特別支援教育の動向を検討する。
 キーワード:新しい時代の特別⽀援教育の在り方に関する有識者会議、障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~

授業実施形態

 対面授業を原則とする。必要に応じて、メディア授業を行うが、その際はmanabaで連絡する。

授業外学習の指示

・授業で指示した書物、資料、Webデータなどに目を通し、研究を進めてください。
・授業に関連する課題について、主体的に学習、研究を進めてください。
・manaba+Rで指示することがありますので、よく目を通してください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

 

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

 授業の節目で中間レポート(1回)提出を課し、評価全体の25%とする。最終レポートは評価全体の50%とする。授業内容の定着と論理整合的記述を評価基準とする。自己の思考をくぐった、説得的レポートが求められる。課題、字数、時期についてはmanaba+Rで指示する。このほかに、平常点評価は評価全体の25%とする。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
特別支援教育の基礎・基本 2020 国立特別支援教育総合研究所 ジアース教育新社 486371548X 第9回~第15回の授業を中心に、教科書を使用する。その他の回においても使用することがあるので、各自、用意すること

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
自閉症児のココロ―教育、医療、心理学の視点から 三木裕和、小谷裕実、奥住秀行 クリイエツかもがわ 4902244845 授業時、適宜使用する。資料準備については、授業において指示する
新訂 自閉症の謎を解き明かす ウタ・フリス 東京書籍 4487799198 授業時、適宜使用する。資料準備については、授業において指示する

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特別支援学校学習指導要領
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/1386427.htm

特別支援学校高等部学習指導要領
https://www.mext.go.jp/content/20200619-mxt_tokubetu01-100002983_1.pdf

共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/houkoku/1321667.htm

新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/154/index.htm

障害のある子供の教育支援の手引~子供たち一人一人の教育的ニーズを踏まえた学びの充実に向けて~
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/1340250_00001.htm

障害者権利条約
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/