授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16037:[2025 春セメスター]児童福祉論(S) 2025 春セメスター 水1 産業社会学部 石田 賀奈子 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
「児童福祉論」では、「児童福祉」の誕生から、「児童家庭福祉」の広まり、「子ども家庭福祉」への転換について、歴史的変遷(発展過程)を理解したうえで、現代社会における子どもと家庭の生活実態を把握し、その生活課題とニーズを社会的な背景からとらえていく。そうした実態を改善していくための児童福祉・子ども家庭福祉の法制度と具体的な支援内容について学び、その現状と課題を考察することを目的とする。子どもの権利の視点を基盤としながら、児童福祉・子ども家庭福祉の基本的な視座を修得することをねらいとしている。
 なお、「児童福祉論」は、社会福祉士国家試験において「児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度」として位置づけられている。産業社会学部においては、社会福祉士を目指す学生は本講を必ず履修するとともに、国家試験受験時には必ず得点しなくてはならない科目だと心得て受講していただきたい。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

①現代社会における子どもと家庭の生活実態を理解し、その生活課題とニーズを社会的な背景からとらえ、関係づけることができる。
②子どもの権利について理解する。
③児童福祉・子ども家庭福祉の発展過程を理解する。
④児童福祉・子ども家庭福祉の法制度と具体的な支援内容について理解し、現状と課題を具体的に述べることができる。
⑤児童福祉・子ども家庭福祉の基本的な視座を修得し、自らの言葉で説明することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

現代社会と子ども家庭福祉

児童福祉を学ぶ意味、この講義の進め方
+R授業を実施します。

第2回

子どもとはなにか、子どもの権利①

児童の定義、子どもの発見、子ども観、児童福祉の対象、子どもと家庭

第3回

子どもの権利②

児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)、子どもの権利と新型コロナ

第4回

子どもと家庭を取り巻く社会環境

少子高齢社会の姿、社会の変容と子育て環境の変化

第5回

子ども家庭福祉の発展過程①

慈善・恩恵的福祉、戦争と子ども、戦後の児童福祉法体制、児童憲章、児童福祉の整備拡充

第6回

子ども家庭福祉の発展過程②

少子化、児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)、「子ども・子育て支援」

第7回

子ども家庭福祉の支援の基盤

子ども家庭福祉の法体系、子ども家庭福祉の実施体系

第8回

現代社会における子どもと家庭の課題と支援①

「生まれる」を支える、母子保健サービス体系、「育てる」を支える、子ども・子育て支援施策、社会資源

第9回

現代社会における子どもと家庭の課題と支援②

保育、児童福祉施設、地域子育て支援、コロナ禍の子育て

第10回

現代社会における子どもと家庭の課題と支援③

児童虐待、社会的養護、里親、子どもの権利ノート、ファミリーソーシャルワーク

第11回

現代社会における子どもと家庭の課題と支援④

非行、不登校、引きこもり、スクールソーシャルワーク

第12回

現代社会における子どもと家庭の課題と支援⑤

障害のある子ども、障害の概念と定義、支援施策、発達相談

第13回

子ども家庭福祉のソーシャルワーク

子ども家庭福祉におけるソーシャルワークの意義、実施体制

第14回

子ども家庭福祉のソーシャルワークの課題と展望

子ども家庭福祉におけるソーシャルワークの実際、これからの子ども家庭福祉の課題と展望

授業実施形態

すべて対面授業で実施する
【+R授業】第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

①授業の前に教科書の関連する章を読み、授業内容の理解を深めておくこと(予習、30分程度)。
②授業の後に教科書や参考文献、レジュメをもとに授業内容をふりかえり、自分の言葉で説明できるようにすること(復習、30分程度)。
③毎回の授業後にコミュニケーションペーパーを提出すること(課題、30分程度)。コミュニケーションペーパーの課題提示および提出は、Manaba+Rで行う。
④日頃から子どもにかかわる新聞記事、テレビ、ラジオ、webサイトなどの「ニュース」に目を通しておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

期末レポートと講義ごとの取り組み状況によって評価する。
【期末レポート】
授業中に提示するテーマを深める形でのレポートの提出と内容によって評価する。 評価は以下の三つの視点を重視する。
①事実と自分の意見・感想が区別して述べられているか。
②資料や文献の読み込みがしっかりできているか。資料や文献の紹介が中心のレポートは減点となる。
③レポートが期限までに提出されているか。
 日本語としての文章や表記が正確でない場合は減点となる。
【日常的な授業における取組の評価】
評価は以下の三つの視点を重視する。
①講義内容に対する問題意識の形成と積極的受講。
②事実と自分の意見・感想が区別して述べられているか。
③各回のコミュニケーションペーパーが期限までに提出されているか。日本語としての文章や表記が正確でない場合は減点となる。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 授業中に配布するレジュメや資料等は、授業後にmanaba+Rにアップロードしますので、欠席した場合等には、ダウンロードして自学自習を行い、補うようにしてください。
 今の社会を生きる子どもに関心を寄せ続けるために、毎日必ず「ニュース」に触れるようにしてください。新聞、テレビ、ラジオ、Webサイトなど、媒体は何でも構いません。Webサイトであれば、BBCやCNN、NHKのニュースページや、各種新聞社のホームページをお勧めします。また、一つのニュースについて、一つの記事から考えず、いろいろな立場からの考察に目を通すように心がけてください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
児童・家庭福祉 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 中央法規 9784805882567 必要

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は毎回使用します。国家試験を受験する人は特に必ず用意してください。そのほか、レジュメ、資料など適宜配布(配信)します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
平成期の子ども家庭福祉 柏女霊峰 生活書院 978-4-86500-103-7

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

厚生労働省 子ども・子育て支援関連施策
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/index.html

全国社会福祉協議会
https://www.shakyo.or.jp

全国児童養護施設協議会
https://www.zenyokyo.gr.jp

そのほか、授業中に適宜紹介します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/