授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13866:民法Ⅰα(JC) 2023 春セメスター 月2 法学部,国際関係学部 中谷 崇 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

民法総則は民法の体系(とくに財産法)に共通するルールをまとめたものであり、その内容はとても抽象的です。従って、はじめて法律を学ぶ者にとって分かり易いとはお世辞にもいえません。しかし、幅広く適用されるという性質をもっている民法総則を学ぶことは民法全体を理解するためには不可欠です。
本講義では民法総則に規定されている制度を判例・学説を交えつつ解説します。単なる抽象的な説明にならないよう具体例を挙げてなるべく分かり易く講義することをこころがけます。
課題及び定期試験ついては全体講評を出します。

受講生の到達目標

1.民法総則の基本的知識を習得し、他人に事例を挙げて説明できるようになる。
2.条文の要件・効果や判例・学説の理論を単に覚えるだけでなく、その沿革や趣旨も理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス・民法とは何か

法学への導入、私法・公法、一般法・特別法、実体法・手続法

2

民法典の構造と基本原理

パンデクテンの特徴、 信義誠実、権利濫用、公共の福祉

3

民法を学ぶ上で重要なこと

要件・効果

4

自然人①
権利能力

権利の主体、権利能力の始期・終期、権利能力の限界

5

自然人②
意思能力・行為能力①

意思能力の欠点、制限行為能力者、未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人

6

自然人③
行為能力②・住所・不在者の財産管理

追認、取消、催告、詐術、住所、

7

自然人④
失踪宣告・権利能力の終期・同時死亡の推定

普通失踪、特別失踪 、失踪宣告の取消と第三者、相続、同時死亡の推定

8

法律行為①
総論・種類・解釈

法律要件、法律事実、準法律行為、単独行為、契約、合同行為、契約の解釈

9

法律行為②
有効要件

原始的不能、公序良俗

10

意思表示・心裡留保

意思表示総論、効果意思、表示意思、表示行為、意思表示の到達、心裡留保

11

虚偽表示①
虚偽表示の基礎

要件・効果・善意の第三者

12

虚偽表示②
転得者・類推適用

絶対的構成、自己外形作出型、外形他人作出型、意思外形非対応型、外形与因型

13

錯誤

要件、表示の錯誤、動機(基礎事情)の錯誤、主観的因果関係・客観的重要性、重過失、錯誤と契約不適合、錯誤と和解

14

詐欺・強迫

欺罔行爲、沈黙の詐欺、因果関係、第三者による詐欺、善意の第三者の保護

15

無効・取消とまとめ

二重効、追認、転換、一部無効、取消権者、取消の効果、返還の範囲
事例問題

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2の場合】
対面授業を原則とし、教室に来れない理由のある者に対してライブ配信を提供し、さらにやむを得ない理由により当該授業の時間にライブ配信も含め受講できなかった者に対し、録画データ(またはそれに準ずるもの)をオンラインを通じて提供する。公開期間は公開時から1週間とする。
原則として、すべての授業回でこの形態で実施する。オンラインでの授業資料の提供方法は、manaba+Rの「コンテンツ」を通じて行う。

【BCPレベル3~4の場合】
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

授業外学習の指示

可能であれば各講義前にそれぞれ該当する箇所を指定教科書を読んで予習してきてください。
講義受講後に該当部分を教科書で復習すると情報が整理され、より効率的です。
講義で内容が不明確なところ、理解が難しいところがあれば、直接質問してもらってもいいですし、直接対話が苦手な方はmanaba+Rなどを通じて質問をしてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

定期試験が実施できない場合は、定期試験に代えて定期試験期間にオンラインで試験を実施する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

40%分については、小テストを複数回に分けて実施する。
小テストの回数、配点、実施方法は初回の講義で連絡する。

成績評価方法(備考)

BCPレベルが3以上の場合にはオンライン試験などを実施する可能性がある。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新ハイブリッド民法1 民法総則 小野秀誠ほか 法律文化社 978-4589039415 ①
民法がわかる民法総則[第5版] 滝沢昌彦 弘文堂 ②

教科書(使用頻度、その他補足)

基本的に教科書は予習・復習に使用してください。また講義で扱いきれない部分を補充するのにも用いてください。①は詳し目の教科書で、将来的に民法の学習を継続する予定の方はこちらを用いてください。②は内容は①よりも詳細ではありませんが、初学者にも読みやすく配慮されています。民法学習に不安のある方はこちらを用いてください。二冊買う必要はありません。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
判例プラクティス民法I 【総則・物権】[第2版] 松本恒雄、潮見佳男 、下村信江(編集) 信山社 9784797226379

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考


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URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/