Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
31072:Organic Chemistry Ⅲ (M) § 31073:Organic Chemistry 2 (M) 2022 Spring Mon1 College of Life Sciences HAKETA YOHEI 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning109

Language

日本語

Course Outline and Method

生命体の産物である天然物の化学から出発した有機化学は、物理有機化学へと発展したが、近年「生命活動と関連した化学」へと再び重点が移ってきた。「有機化学Ⅲ」では、官能基が有機化合物に与える効果を理解するために、ベンゼン誘導体,アルデヒド・ケトンやカルボン酸誘導体について、反応性およびその他の性質に関する基本的知識を習得し、さらにそれらを応用するための知識も身につける。さらに、有機合成化学上重要な反応としてアルドール縮合について講述する。
本科目の授業実施形態:対面

Student Attainment Objectives

①ベンゼン誘導体の命名・構造・反応
②ベンゼン置換基の反応性
③アルデヒド、ケトン、カルボン酸誘導体の命名・構造・反応
④互変異性の概念とアルドール縮合に関する基本的知識の習得
⑤身の回りにある薬品,サプリメント,化粧品,香料,食品等の生理活性化合物
を化学の視点で理解できるようになることを目標とし、テーマとする。

Recommended Preparatory Course

既に開講された「有機化学Ⅰ」「有機化学Ⅱ」と同じ教科書を使い、それら2科目に続く「有機化学」の講義を行う。
生命科学部での「有機化学系科目」の履修の仕方について以下に示す。生命科学部のカリキュラムでは、「有機化学系科目」を、「有機化学Ⅰ」,「有機化学Ⅱ」,「有機化学Ⅲ」,「有機化学Ⅳ」の順に履修する。この順番を無視して、例えば、「有機化学Ⅲ」をいきなり履修しても内容は理解できないであろう。また、「有機分子解析法」は、「有機化学実験」「有機・高分子材料化学実験(旧カリ:材料化学実験2)」と密接に関わっているので、これらの実験を履修する学生は、必ず受講すること。なお、下記テキストは,これらの講義・実験でも使用する。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

ベンゼンと芳香族性(1)

命名,芳香族求電子置換反応

2

ベンゼンと芳香族性(2)

芳香族求電子置換反応

3

ベンゼンと芳香族性(3)

Friedel-Crafts反応

4

ベンゼン誘導体への求電子攻撃(1)

活性化,不活性化,誘起効果,配向性

5

ベンゼン誘導体への求電子攻撃(2)

置換ベンゼン,合成戦略

6

アルデヒドとケトン(1)

カルボニル基の性質、カルボニル基の反応性

7

アルデヒドとケトン(2)

アセタールの生成、求核付加反応、脱酸素反応

8

アルデヒドとケトン(3)

シアノヒドリンの生成、Wittig反応、Baeyer-Villiger酸化

9

エノール,エノラートとアルドール縮合(1)

エノラートイオン、互変異性

10

エノール,エノラートとアルドール縮合(2)

C-C結合生成反応、アルドール縮合

11

エノール,エノラートとアルドール縮合(3)

共役付加,Michael付加

12

カルボン酸(1)

カルボン酸、アミドの性質と合成

13

カルボン酸(2)

生理活性カルボン酸、アミド

14

カルボン酸誘導体(1)

エステルの性質と合成

15

カルボン酸誘導体(2)

アミドの性質と合成、アルカンニトリル

Class Format

BCPレベル1および2の場合、対面授業を15回実施する。ただし、BCPレベル1~2であっても感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCPレベル3以上の授業実施形態で対応をする場合もありうる。詳細はmanaba+Rにて連絡する。BCPレベル3以上となった場合には、ライブ配信型授業を実施する。詳細はmanaba+Rにて連絡する。

Recommendations for Private Study

各回の講義の前には、上記の授業スケジュールを参考にして教科書の該当する頁をよく読んでおくこと。講義終了後には授業で取り上げた内容を確実に理解できるように教科書の該当部分を復習する。また、レポート課題をおこなう。もし不明点がある場合は、その都度質問し、不明なところをためないようにすること。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 80

課題は各章から幅広く出題するが、特に以下に重点をおく。
①ベンゼン誘導体の命名・構造・反応
②ベンゼン置換基の反応性
③アルデヒド、ケトン、カルボン酸誘導体の命名・構造・反応
④互変異性の概念とアルドール縮合

不測の事態が生じたため定期試験が実施できない場合には、定期試験(筆記)に割り当てている80%の成績評価については、「上記以外の試験・レポート、平常点評価」に充当する(定期試験は0%とする)。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
20

定期試験中止が判断された場合には、追加の試験・レポートなどを課す場合もある。平常点と合わせ、それらを総合的に評価する。

Grade Evaluation Method (Note)

・試験、課題、平常点を元に成績評価を行う。
・60点未満はいかなる理由があっても単位認定はしない。

なお、定期試験中止が6月中および7月以降に判断された場合には、平常点評価を100%に変更し、追加の試験・レポートを指示する場合もある。

Advice to Students on Study and Research Methods

内容が多岐に渡るが、しっかり復習をし理解を深める必要がある。自分で実際に手を動かして反応式を書くことで理解はより深まる。また、不明点はそのままにせず随時質問を担当教員まで行うこと。

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
ボルハルト・ショアー現代有機化学(第8版)(下) K.P.C.Vollhardt, N.E.Schore著,古賀憲司,野依良治,村橋俊一監訳 化学同人 978-4-7598-2030-0

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
ボルハルト・ショアー現代有機化学(第8版)(上) K.P.C.Vollhardt, N.E.Schore著,古賀憲司,野依良治,村橋俊一監訳 化学同人 978-4-7598-2029-4
現代有機化学問題の解き方(第8版) N.E.Schore著,大嶌幸一郎,小田嶋和徳,小松満男,戸部義人訳 化学同人 978-4-7598-2031-7
『有機化学』ワークブック 巻矢印をつかって反応機構が書ける! 奥山格 丸善 978-4-6210-8179-2
『有機反応機構』ワークブック 巻矢印で有機反応を学ぶ! 奥山格 丸善 978-4-6213-0107-4

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

特になし

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

オフィスアワー(前期)は、火・金13:00~16:00(場所:エクセル2 2階 超分子創製化学研究室)である。出張等により不在の場合もあるので、予めメール(yhaketa@fc.ritsumei.ac.jp)でアポイントをとることが望ましい。簡単な質問などはメールでも対応可能。また、個別にZoomなどを利用して対応することも可能。

スケジュール・講義内容等は、諸事情により変更される場合もある。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html