授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30505:[2025 秋セメスター](教)教職概論(G2) 2025 秋セメスター 金1 経済学部,理工学部,生命科学部,スポーツ健康科学部,経済学研究科,理工学研究科,スポーツ健康科学研究科,生命科学研究科 武井 哲郎 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 107号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本授業では、教員の職務内容やその歴史的変遷、「チーム学校」の一員として果たすべき役割について整理し、教職に携わるうえで備えねばならない資質能力について多角的に考察する。併せて、教員の服務と身分保障の原理および教員として生涯に渡って学び続けることの重要性について、検討を行う。また、教職への適性を判断することができるよう、進路選択に有効となる内容についても、適宜組み込むこととする。

受講生の到達目標

(1)教職に対する理解を深め、教員を取り巻く制度的・社会的環境について整理・分析を行うことができる。
(2)多様な特性を有した子どもと向き合ううえで教員に求められる役割や職務内容とは何か、「チーム学校」の動向を視野に入れながら整理・分析を行うことができる。
(3)現代的な教育課題の内容をふまえたうえで、これからの教員が備えるべき資質能力とは何か、整理・分析を行うことができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション―「教職」とは何か?

「教職」に就くことの意味と意義は何か、考察を加える。
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

2

公教育の目的と教員の存在意義

日本国憲法や教育基本法を糸口としながら、公教育の目的と教員の存在意義について考察を加える。

3

教職の職業的特徴―「教育を受ける権利」の保障という観点から

「教育を受ける権利」の保障という観点から、教職の職業的特徴について考察を加える。

4

変容する教職観と求められる役割―「不登校」への対応を事例として

「不登校」への対応を事例に、教職観の変遷および今日の教員に求められる役割について考察する。

5

教員に求められる資質能力(1)―「居場所づくり」という観点から

「居場所づくり」を事例としながら、教員に求められる資質能力について考察を加える。

6

教員に求められる資質能力(2)―保護者との関係性を事例として

保護者との関係性を事例としながら、教員に求められる資質能力について考察を加える。

7

教員の職務内容

教科指導・生徒指導・進路指導にとどまらない教員の職務の全体像について理解する。

8

「チーム学校」が求められる背景

「チーム学校」が求められる背景について考察を加える。

9

「チーム学校」の実現に向けて

学校外における居場所づくりを事例としながら、「チーム学校」の実現に向けたポイントについて考察を加える。

10

「チーム学校」に潜む課題

多職種・多組織連携の難しさについて、民間のフリースクールとの関係性を事例に考察を加える。

11

生涯に渡って学び続ける教員となるために(1)―研修と力量形成

なぜ教員は学び続けねばならないのか、研修と力量形成の意義について考察する。

12

生涯に渡って学び続ける教員となるために(2)―服務と身分保障

服務と身分保障の観点から、なぜ教員は学び続けねばならないのかを考察する。

13

生涯に渡って学び続ける教員となるために(3)―新しいタイプの学びの場を知る

新しいタイプの学びの場について理解を深めることで、これからの教員に求められる資質・能力について検討する。

14

生涯に渡って学び続ける教員となるために(4)―未来の学びの場を創造する

これからの教育機関に求められる役割・機能をイメージしながら、なぜ教員は生涯に渡って学び続けねばならないのかを考察する。

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

(1)事前の学習課題を提示し、講義の冒頭にその確認を行うことがある。その日の講義を理解するために必要となる情報を各自調べてくることが課題となるため、準備を怠らないよう願いたい。
(2)講義内容を振り返るため、事後の学習課題を提示することがある。
(3)講義内で参考文献等も紹介する。本講義の内容を理解するためには、積極的な授業外の学習を進めることが重要となる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

受講生の到達目標すべてに対応して、基本概念・理論の理解度と教職を取り巻く諸問題に対する分析力、授業外学習の成果を確認するレポートの提出や発表を定期的に求める。講義の内容がきちんと理解できているかどうか、その理解をもとに深い考察が加えられているかどうか、評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

(1)第1回のイントロダクションにおいて、講義の進め方について詳細を説明しますので、受講を希望する者は必ず出席してください。(やむを得ぬ事情で欠席する学生は、後日、資料を必ず確認すること。)
(2)受講生の興味・関心・実態等に応じて、講義の内容を一部組み替える可能性があります。その際は、必ず受講生に対して周知を行うので、適宜、確認を行ってください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
不登校の子どもとフリースクール――持続可能な居場所づくりのために 武井哲郎・矢野良晃・橋本あかね編著 晃洋書房 9784771036741

教科書(使用頻度、その他補足)

授業の予習教材として、指定した箇所をあらかじめ読んできてもらう。何が理解できたのか/理解できなかったのかを提出してもらうとともに、授業内でも適宜参照する。また、レポート課題についても、この書籍の内容をもとにまとめてもらう予定にある。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
若手教師の成長をどう支援するか――養成・研修に活かす教職の基礎 藤田祐介・加藤秀昭・坂田仰編著 教育開発研究所 9784873804774
「多様な教育機会」から問う――ジレンマを解きほぐすために 森直人・澤田稔・金子良事編著 明石書店 9784750358079
基礎から学ぶ教育行政学・教育制度論 阿内春生編著 昭和堂 9784812223123
コミュニティと教育 仲田康一・大木真徳編著 放送大学教育振興会 9784595324437
「こども計画」に活かせる自治体総合施策221例 渡部(君和田)容子・渡部昭男 日本標準 9784820807636
授業スタンダード―その展開と教師の反応 澤田俊也 人言洞 9784910917153

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/