授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16778:IR18‐FJ204 プロフェッショナル・ワークショップ(RB) § 16779:IR-EDR304 プロフェッショナル・ワークショップ(RB) 2024 春セメスター 金4-5 国際関係学部 星野 郁 2

キャンパス

衣笠/衣笠

授業施設

明学館MG002号教室/明学館MG002号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 プロフェッショナル・ワークショップのビジネス分野は、メーカー、流通、金融、商社、サービスなど、 民間企業への就職を希望している学生を対象とした授業を行う。国際関係学部での学びや卒業生の進路は多様であるものの、実際には民間企業への就職が大多数を占める。しかし、沢山の業界、星の数ほどある企業の中から、就職したい業界や企業を選ぶのは、至難の技と言える。したがって、就職活動が本格化する前から、企業の経営と業界、経済の動向について、基本的な知識や見る目を養っておくことが重要であり、本授業は、国際関係学部の卒業生との交流を含め、そのような機会を提供することを目的とする。
  具体的な授業内容としては、授業の前半では、受講生を志望業界等に応じて複数の班に分け、テキスト(伊丹敬之『経営学とは何かー経営という仕事を解明する実学の体系』日本経済新聞出版社)および新聞記事等を用いて、日本の企業経営や業界研究、経済動向の分析を進め、プレゼンを行なってもらう。また、授業の後半では、ビジネスの現場で活躍している国際関係学部の卒業生を招聘して、ワークショップを行ってもらい、自身の就活や今の会社での業務、やりがい、課題などを語ってもらい、併せて受講生の就活相談にも乗ってもらう。

受講生の到達目標

・企業の経営や主要な業界および経済の動向について、基本的な知識や見る目が養われる。
・自分の進みたい業界や企業についてより詳しく知り、就活に向けた意欲を高めることができる。
・ビジネスの現場で活躍している国際関係学部の先輩との交流を通じて、生の現場の声を聞くことができる。
・班別のグループ学習を通じて、円滑な対人関係の構築や集団の運営・管理能力およびリーダーシ ップを養える。

事前に履修しておくことが望まれる科目

現代の経営、経営学、経済学、日本経済論など

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1〜2(4月12日)

イントロダクション

4限 テキスト序章解説、授業の運営方針・スケジュールの説明、自己紹介
5限 班分け、報告分担の決定、グループ内の打ち合わせ

3(4月26日)

テキストの報告及びグループ討論①

4限 第Ⅰ部 経営行動の原理
   第1章 組織の立ち位置を設計する
   第2章 未来を目指す流れを設計する

4(5月10日)

テキスト報告及びグループ討論②

4限 第3章 組織的な影響システムをつくる
   第4章 現場の自己刺激プロセスを活性化する
   

5 (5月24日)

テキスト報告及びグループ討論③

4限 第5章 想定外に対処する
   第6章 決断する
  

6(6月7日)

テキスト報告及びグループ討論④

4限 第Ⅱ部 企業という存在の本質
   第7章 企業という存在の本質
   第8章 本質と原理の交差点、そして企業統治
   終章  経営を考えるための16の言葉

7〜8(6月15日)

業界企業研究とゲスト講師によるゲスト講演・ワークショップ①

4限 業界企業研究成果報告
5限 ゲスト講師による講演・ワークショップ

9〜10(6月23日)

業界企業研究とゲスト講師による講演・ワークショップ②

4限 業界企業研究成果報告
5限 ゲスト講師による講演・ワークショップ

11〜12(6月28日)

業界企業研究とゲスト講師による講演・ワークショップ③

4限 業界企業研究成果報告
5限 ゲスト講師による講演・ワークショップ

13〜14(7月5日)

業界企業研究とゲスト講師による講演・ワークショップ④

4限 業界企業研究成果報告
5限 ゲスト講師講演・ワークショップ

15(7月12日)

ワークショップとまとめ

4限 授業の振り返り、就活に向けての必要な準備・心構え

授業実施形態

第1回から第15回まで、対面で実施する。また、隔週で2コマ連続(4限から5限、但し最終回のみ4限1コマのみ)で実施する。なお、ゲスト講師の都合により、日程が変更される場合もある。

授業外学習の指示

ネットの信頼できる経済・経営サイトに常時アクセスし、企業や業界、景気動向に目を配っておくことが望ましい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への貢献(出席、プレゼン等のグループ学習への貢献、ゲスト講演に際しての質疑)で評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
経営学とは何か 伊丹敬之 日本経済新聞出版社 9784296118052

教科書(使用頻度、その他補足)

授業の前半部分の報告と授業後半のワークショップでのプレゼン参考資料として使う。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

授業は、4、5月は隔週で開催の予定だが、6、7月は、ゲスト講師によるワークショップの開催を予定しているため、ゲストの都合により、開講日並びに順番が変わる可能性があるので注意すること。
なお、ゲストについては、現時点では、メガバンク、メーカー(飲料)、総合商社、IT/金融サービス関係の卒業生を招聘予定。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html