授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14441:[2025 春セメスター]特修民法(JA) 2025 春セメスター 月2 法学部 松本 克美 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS302号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

特修民法は、法曹などの進路を希望する司法特修の学生のための科目である。初学者向けの民法講 義科目では取り扱うことのできなかった論点や、民法科目間を跨いで問題となる論点についても視 野を広げながら学習する。双方向型の講義を探求し、考えながら学 び、理解を深める授業を目指す。 また授業で取り上げる判例は改正前民法のものであるが、同一事案に改正民法が適用された場合の異同についても検討する。

受講生の到達目標

1 基礎知識の確認の上に上記の論点などの学習を通じて、民法上の諸制度に関する理解をより確 実なものとすること。 2 民法上の諸制度を具体的な事例に適用し一定の解決を導くための、より高いレベルの論理的思 考力を身につけること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション、【設例】意思能力、行為能力等

+R授業ででこの授業の概要、特等、進行の仕方、成績評価等についてのオリエンテーションを行う(詳細は、manaba+R参照)。それを視聴したことを前提に、意思能力、行為能力に関わる事例問題を検討する。意思能力、行為能力、未成年者、成年後見

2

【設例】民法94条2項とその類推適用(小レポートテーマ)

通謀虚偽表示、外観法理、信頼保護

3

【設例】基礎事情の錯誤

95条

4

【設例】詐欺取消しと第三者保護

96条3項、93条2項、94条2項、95条4項との比較も行う 

5

【設例】表見代理

代理権授与表示の表見代理(109条)、権限外の行為の表見代理(110条)、代理権消滅後の表見代理(112条)

6

【設例】代理権濫用、無権代理人の責任

代理権濫用(107条)、無権代理(113条)、無権代理人の責任(117条)

7

【中間到達度確認試験】

第1回〜第6回のテーマに関連する事例問題を60分で解く。持込許可六法のみ参照可能。黒インキ使用(シャーペン、フリクションペン不可)

8

【設例】時効完成後の債務の承認

時効の援用権(民法145条)

9

【設例】取得時効と登記

民法162条、177条、不動産登記、対抗要件

10

【設例】背信的悪意者

177条、背信的悪意者排除論

11

【設例】売主の契約内容不適合責任

562条以下、541条、542条、415条

12

【設例】履行不能、危険負担、契約解除

履行不能(412条の2)、危険負担(536条、567条)、解除(541条〜545条)

13

【設例】賃貸人の地位の移転、転貸借、敷金

605条の2、605条の3、612条、613条、622条の2

14

【最終到達度確認試験】

第8回〜13回のテーマから事例問題について60分で解答。持込許可六法のみ参照可能。黒インキ使用(シャーペン、フリクションペン不可)

授業実施形態

試験実施の回(第8回、第15回)を除き、授業の最低1週間前に当該回に関連する事例問題をmanaba+Rに掲載するので、参考判例等を踏まえて、自分なりの解答をノートにまとめておくこと。
授業中は、事実や判例、法的構成などについて質問しながら双方向的に進める。
授業で写す解説レジュメは、授業後にmanaba+Rのコンテンツに掲載するので、復習用に活用すること。

授業外学習の指示

授業の進め方にあるように、設例を出すので、判例や基本書を参考にしながら、自分で解答を作成しておくこと。また、わからない部分は授業で質問できるように、質問もノートにまとめておくとよい。出席カードでの質問も可能。回答はmanaba+Rの掲示板に掲示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

中間到達度確認試験30%、最終到達度確認試験50%、小レポート10%(第2回設例の解答)、平常点(授業中の発言、任意提出課題)10%とする。

成績評価方法(備考)

平常点について
・授業中の発言につき基礎点5点(欠席1回につきー1点)+挙手をしての積極的発言1回につき+1点
・授業の設例(第2回の設例を除く)について答案を作成して提出し、その評価が100点満点中80点以上の場合は1点、90点以上の場合は2点をつける。任意提出。
・上限は10点。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
民法Ⅰ総則(有斐閣ストゥディア) 香川宗他 有斐閣
民法Ⅱ総則・第5版(有斐閣Sシリーズ) 淡路剛久他 有斐閣
民法5契約(有斐閣ストゥディア) 大澤彩他 有斐閣
Before \Aftert 民法改正(2017年債権法改正)・第2版 松岡久和他 弘文堂

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書を指定するわけではない。授業の予習、復習用に参考とするためのもの。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
民法判例百選Ⅰ・総則・物権・第9版 潮見佳男他編 有斐閣
民法判例百選Ⅱ・債権・第9版 窪田充見他編 有斐閣
判例プラクティス民法Ⅰ・総則・物権・第2版 松本恒雄他編 有斐閣
判例プラクティス民法Ⅱ・債権・第2版 松本恒雄他編 有斐閣

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/