Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
30478:Environmental Science (E) 2022 Fall Tue2 College Of Economics SASATANI YASUYUKI 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning305

Language

日本語

Course Outline and Method

地球環境問題は人類の持続可能な発展に対して最大のリスクであり、これを解明する環境科学の領域の大半は、科学技術的知見の妥当性が確立していない「作動中の科学」である。よって環境科学は、「多様性理解力とグローバル な視野を有し、経済センスに裏打ちされた論理的思考力をもって経済社会の諸課題に取り組み、その解決に貢献できる人材を育成する」経済学部生が取組む課題としてふさわしい、重要なテーマである。授業全体に通底する課題として、環境科学で学んだ内容を自分の生活や将来の仕事にどのように活かしたいのか自身で目標を立てて、これを確認して達成度を自己評価することを前提に受講すること。
「環境科学」の授業内容のエッセンスとして、以下の4点を学ぶ。
① 物的な社会経済活動の機軸となるエネルギーを2050年に実現する脱炭素社会づくりの観点から総合的に学ぶ。
② 人類の生存基盤である生物分野を環境として総合的に捉えるために生物多様性保全を学ぶ。
③ 文理融合の知見に基づき環境科学を統合的・課題解決的に理解するためにSDGsを学ぶ。
④ 経済学部の人材育成目的の「多様性理解力とグローバル な視野を有し、経済センスに裏打ちされた論理的思考力をもって経済社会の諸課題に取り組み、その解決に貢献できる人材を育成する」に沿って環境課題解決のイノベーションを学ぶ。

授業中にmanaba+Rを通して出席アンケートを取る。座学とともに、前半は主に動画視聴、カードゲーム、レポート作成、後半は主にSDGs企画提案のグループワーク、発表と議論を行うので、アクティブラーニングに心がけること。

【※入学年度・所属学科によって履修制限があります。学習要覧をおよび時間割を確認し、受講登録を行ってください。】

Student Attainment Objectives

経済社会の諸課題の解決のために、SDGs、生物多様性保全、脱炭素社会に関して、複数の文献・資料から信頼性のある情報を収集し、環境科学の理念と解決策を、イノベーションや社会の動向と関連させながら理解して、提案できる水準に到達することを目標とする。すなわち、この分野の専門雑誌や日経新聞の記事を読んで、理解できる水準を目指す。

Recommended Preparatory Course

アカデミックライティング、グループワーク、プレゼンテーション、オフィスソフトの活用に関して、「基礎演習」やその後の科目で学んだ知識・技能を使う。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information

※下記の授業スケジュールは、BCPレベル2を想定して記載しています

1

ガイダンスと持続可能な開発

授業方法、環境倫理、イノベーション、地球環境容量、グローバルリスク、レポート作成法

2

SDGsによる課題解決

誰も置き去りにしない、目標、ターゲット、指標、トリプルボトムライン(環境・経済・社会の鼎立)、バックキャスティング、マルチステークホルダー、SDGsイシューマップ

3

SDGsカードゲーム

「SDGs de 地方創生」のカードゲームを行う、SDGsイシューマップ

4

自然を再発見

スマホ写真撮影、ネイチャー写真、景観、環境教育、コバノミツバツツジ

5

里山

植生自然度、里山、日本の伝統的ライフスタイル、動画視聴

6

生物多様性保全

遺伝子・種・生態系の多様性、生態系サービス、生態系の危機、IPBES、NbS、海洋プラスチック

7

地球温暖化

気候変動、IPCC、温室効果ガス、地球温暖化のリスク、パリ協定

8

エネルギー転換

化石エネルギー、産業革命の功罪、炭素生産性、エネルギー構成の変化と各国比較、動画視聴

9

脱炭素社会

再生可能エネルギー、脱炭素社会をつくるシナリオ、グリーン成長戦略

10

チームビルディングと課題解決法

グループの行動規範づくり、6W2H、SWOT分析、スライドのレイアウト・デザイン、スライドの協働編集

11

グループワーク

各自が持ち寄った調査データをもとに、スライドを協働編集する。つまり、議論しながらメンバー全員でOneDrive上で資料を共有し、PowerPointを同時に編集する。

12

グループワーク

各自が持ち寄った調査データをもとに、スライドを協働編集する。つまり、議論しながらメンバー全員でOneDrive上で資料を共有し、PowerPointを同時に編集する。

13

発表会

発表、質疑、相互評価

14

発表会

発表、質疑、相互評価

15

まとめ

ふりかえり、総合討論

授業の進行状況や、受講生の人数、要望に応じて、授業の順序や内容を変更することがある。

Class Format

【BCPレベル1の場合 / In the case of BCP level 1】
2,4,5,6,7,8,9回目の7回がZoomによるオンライン授業、他の8回、対面授業を行う。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。グループワークと発表の対面授業では、各自ノートPCを持参することを推奨する。
授業の順序の入れ変えによって、変更することがある。

【BCPレベル2の場合 / In the case of BCP level 2】
2,4,5,6,7,8,9回目の7回がZoomによるオンライン授業、他の8回、対面授業を行う。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。グループワークと発表の対面授業では、各自ノートPCを持参することを推奨する。
授業の順序の入れ変えによって、変更することがある。

【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】
12回がZoomによるオンライン授業、3回目、13回目、14回目の3回、対面授業を行う。Zoom授業では、スライドを見ながら、必要に応じて授業中に作業を行うために、スマホではなく、PCやタブレットを使うことを推奨する。グループワークと発表の対面授業では、各自ノートPCを持参することを推奨する。
授業の順序の入れ変えによって、変更することがある。

Recommendations for Private Study

1.収集:SDGs、生物多様性保全、脱炭素社会に関する信頼性のある複数の文献・資料から、有益な図版データやキーワードを収集する。
・レポートの資料は、教材スライドを踏まえた上で、図版を含む適切な出典を収集する。
・レポートの出典は、IPCC、IPBESをはじめとする国際機関、各国政府、民間機関の信頼できる最新の知見に基づくレポートを比較して用いること。VPN接続によって、図書館のデータベースにアクセスして、新聞・雑誌等を読むこと。信頼性の低い一般向きのネットニュースに頼るのではなく、全国18000名ほどの新聞記者がまとめたより信頼性の高いニュース、Cinii、国立国会図書館サーチ、Google Scholarで検索した論文、行政の白書等を見比べて読み、信頼性のあるレポートを書くこと。
・国連、政府、NGO、学会等の異なる主体間の多様な見解の比較する。
・少し古くても体系的にまとまった単行本の学術図書、絞り込まれた専門テーマの論文・専門雑誌記事、公平性を謳うが一方で政策意図のバイアスがある行政資料、即時性のある新聞などを比較する。学術図書は主にオフライン、それ以外は主にオンラインで入手できる。
・実情に合わない古い資料や見解を使わず、今日的な社会の動向に対応する。

2.理解:信頼できる情報をもとに環境科学の理念を理解し、イノベーションと関連させながら環境問題の解決策を見出す。
・テーマ性が明瞭なNHKスペシャルのドキュメンタリー番組を視聴して、論点を捉える。
・レポートの作成には、収集した既存の統計グラフ等の図版の他に、6W1H、SWOT分析等の4象限図、比較表、SDGsイシューマップ等の図版をつくり、各自で課題解決策を記す。
・フォームのチェックリストを使って、提出時にレポートを自己確認する。
・他の学生のレポートを読んで、その形式と内容の相互評価を行う。
・過去の授業の優秀レポートを参考にすること。

3.提案:グループワークによって、環境課題解決のフィージビリティまたは新規性のある提案を生み出す。
・カードゲームによって、多様な主体の行動を体感して、柔軟なアイデアを生み出す。また、チームビルディングに向けたアイスブレイクを行う。
・チームビルディングのために、グループの行動規範を自分たちでつくる。
・オンラインとオフラインを組み合わせた発表スライドの協働編集を行い、フィージビリティのある提案、斬新な提案を生み出す。
・全員での議論と、フォームのフィードバックを通じて、グループの提案をブラッシュアップする。
・グループワークでは、協働編集するために、クラウドサービス(OneDrive)を使いこなすこと。
・過去の授業の、優秀スライドを参考にすること。

4.授業の成果を活かして「大学 SDGs ACTION! AWARDS」等への参加を期待する。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

下記の観点で評価する。manaba+Rの出席アンケートやフォームで、随時回答を求める
収集は、レポートの出典や引用図版の妥当性、回答の適切性が、20%。
理解は、レポートにおける作成した図版の有用性、動画視聴・自身のレポートチェック・他の受講生のレポート評価の回答の適切性が、40%。
提案は、グループワークやカードゲームへの参加態度を図る回答の適切性、グループの行動規範・スライド・発表と質疑応答・ブラッシュアップの完成度が、40%。
BCPレベル1-4で、成績評価方法に変化はない。

Grade Evaluation Method (Note)

2/3以上の出席を単位の必要条件にする。Zoom等のオンライン授業を含めて出席を確認する。
著作権侵害などには、厳しく対処する。

Advice to Students on Study and Research Methods

【Zoom授業】
自宅でPCに安定して回線がつなげられること。Zoom授業のルールは以下のとおり
・Zoombombing回避のため、ミーティングのIDとパスワードは、絶対に受講者以外に伝えてはならない
・音声は通常はミュート
・オンライン会議のマナーであり話者が反応を確認するために、カメラはオンにする(TAがチェックする。通信上の問題があってオフにする場合は、チャットでことわること)
・質問は、手を挙げるボタンを押して、チャットに書き込む
・こちらからの問いかけや、なるほどと思った場合は、反応ボタンを押す
・Zoomの氏名は、漢字や英字でわかる名前にする
・授業が終了後は質問のない学生はすぐに退出すること。TAとの打ち合わせがあり、退室のない学生はエスケープしたとみなす
・ブレイクアウトセッションで数人のブレイクアウトルームに入ったときは、メンバーで積極的に議論すること
・PCとスマホの2回線を使うときは、ブレイクアウトルームで使わない回線には名前の後ろに(不在)と記す

【レポート作成】
レポートは、社会的に通用する下記の形式の順守を求める。
・A4判縦置きPDFファイル厳守(ネット標準でなく特定の企業に依存するWordファイルは厳禁)
・指定したPDFのファイル名を守る(英数字は半角)
・余白は約20mm(Wordの「標準」と記された余白は米国レターのローカル標準にすぎない。Wordの「やや狭い」が真の世界標準)
・提出日、氏名の明記
・本文を端的に要約するタイトルの明記(設問を記しても良いが、別途タイトルは必須)
・本文は10.5~11ポイントの明朝体で段落分けして中学校の教科書の文体で記す
・出典の文献/URLリンクを指定どおり正確に記入
・図版と図版タイトルの挿入(図版はアスペクト比を変えるなどの不正使用をしない)
・PDFはPCのワープロで作成してPDF変換することを前提とするが、電車通学時間を有効に使いたい等の事情でスマホを使う学生は、Googleドキュメントのアプリを使いPDF変換することを推奨する

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

座学中心の8回の授業で不足している脱炭素、生物多様性保全、SDGsの多面的な観点を記した新書を記すので、レポート作成やグループワークに活用してほしい。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html