授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10555:地誌学 (SA) § 10556:(教)地誌学(SA) § 10557:地誌学(J1) 2023 春セメスター 火5 法学部,産業社会学部 河島 一仁 2

キャンパス

衣笠

授業施設

学而館GJ401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
 「地誌学」と聞いて、具体的に何かをイメージできますか? おそらく何も浮かんでこないと思います。たしかにわかりにくいです。そもそも地理学と地誌学はどう違うのか?「地理学」もまたわかりにくいかもしれません。初回では、このことからお話しします。
 「地理学」と「地誌学」、そして「地理総合」と「地理探求」などとの関係も考える必要がありそうです。
 地誌学は地域の個性(これを「地域性」と呼びます)を記述する学問であると言われています。でも、地誌学の論文をあまり目にすることはないです。地誌学の研究成果は、多くの場合、書籍です。それが地誌学をわかりにくくしています。だからといって、地誌学がどうあるべきなのかをこの講義で論じるつもりはありません。
 この科目ではまず地域と地図について考えます。地形図を読むことにも取り組みます。そして地形図をもとに地域性を把握することを試みます。高校の教科書も用いて、教育現場で地誌が何をどう論じているかも見ます。
 教職を志望している方が受講生には多く含まれている、という前提で講義を進めます。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

中学校・高校などで実際に地理の授業を担当するための基礎的な素養の習得。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 ライブ配信授業

地理学と地誌学

系統地理学、地域、「地理総合」

2 対面授業

地域をどう区分する(日本の場合)(1)

五畿七道、行基図、拾芥抄(しゅうがいしょう)、国、空間単位

3 対面授業

地域をどう区分する(日本の場合)(2)

国絵図、日本図

4 対面授業

地域をどこまで細分できるか(1)

国、郡、市制町村制、大字

5 対面授業

地域をどこまで細分できるか(2)

大字、小字

6 対面授業

地図に関する基本的なこと(1)

スケール(縮尺)

7 対面授業

地図に関する基本的なこと(2)

等高線

8 対面授業

地形図の読図(1) 西濃地域の地誌学的考察

大垣、城下町

9 対面授業

地形図の読図(2) 西濃地域の地誌学的考察

大垣、絵図、都市化、DID

10 対面授業

地形図の読図(3) 西濃地域の地誌学的考察

輪之内町、自然堤防、微高地

11 対面授業

地形図の読図(4) 西濃地域の地誌学的考察

輪之内町、輪中、新田、水屋

12 対面授業

地形図の読図(5) 近畿地方の地誌学的考察

奈良盆地、城下町、宗教都市、下津道、上津道、条里型地割

13 対面授業

地形図の読図(6) 近畿地方の地誌学的考察

奈良盆地、集村、環濠集落

14 対面授業

地形図の読図(7) 日本の村落形態

集村、疎塊村、小村、散村

15 対面授業

「地理総合」の教科書

ヨーロッパ、EU、西岸海洋性気候、青いバナナ

授業実施形態

【注意】
BCPの運用停止に伴って、2023年度春学期より対面授業を受けるにあたっての配慮は行いません。
新型コロナウイルスに罹患した場合等については、学び支援サイトを確認してください。

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【授業形態】
BCPレベル1~2:対面授業
BCPレベル3~4:メディアを利用した授業(ライブ配信またはオンデマンド)

【配慮要件(BCPレベル1以上の場合)】
以下の要件に該当する学生に対しては、ライブ配信またはオンデマンドでの配慮を行う。(申請内容に確認すべき点がある場合は、必要に応じて診断書等の公的な証明書の提出を求めることがある)
① 基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
② 基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③ 海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合

【備考】
授業スケジュールはBCPレベル1~2を想定して記載している。BCPレベルの変更あるいは受講登録の結果によって、授業形態の切り替えを行う場合がある。変更があった場合にはmanaba+Rで周知を行う。

授業外学習の指示

 日本国内にかぎらず世界の諸地域に関心を持ってください。インターネットやテレビのニュースで世界の出来事が報じられています。できれば地図帳や世界地図などで、その場所を確認することをおすすめします。紙媒体に限りません。Google MapsやGoogle Earthも駆使してください。地理院地図も面白いです。見飽きることがないです。自分の身近な地域から見てください。旅行のプランを立てるときにも便利です。
 日本地理学会が賞を贈った番組があります。NHKのブラタモリです。地理のセンスがあふれています。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポートをおそらく2回程度、マナバに提出してもらいます。それをもとに評価します。その回数に関しては開講後に判断して、コースニュースでお知らせします。レポートをもとに講義内容の理解度を評価します。

成績評価方法(備考)

締切をお忘れなきように。

受講および研究に関するアドバイス

教室では、地図に着色したりする予定です。蛍光ペンが2本程度あれば十分ですので、いつも持ってきてください。色鉛筆でも結構です。しかし、この講義のために新たに購入する必要はありません。

担当者が準備したレジュメと資料を用いて講義を進めます。それらを事前にマナバに載せます。予習に活用してください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書はありません。担当者が作成したレジュメと資料を配布します。それらを事前にマナバに載せます。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

地理教育フォーラムは、現場での教育に役立ちます。https://geoeducation.publishers.fm/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

河島のメールアドレスをコースニュースに載せます。相談・質問がある場合、メールしてください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/