Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
14677:Administrative Organizations of Japanese Central Government(GA) § 14678:Administrative Organizations of Japanese Central Government(GA) § 14679:Special Lectures (GA) § 14680:Special Lectures (GA) § 14681:Selected Topics (Liberal Arts)1 (GA) § 14682:Professional Lectures (Liberal Arts E) 1 (T) 2024 Spring Wed3 College Of Law,College Of Economics,College Of Business Administration,College Of Social Sciences,College Of International Relations,College Of Policy Science,College Of Letters,College of Image Arts and Sciences,College of Comprehensive Psychology,College of Science and Engineering,College of Information Science and Engineering,College of Life Sciences,College of Sport and Health Science (tentative name) KINOKUNI HIROSHI 2

Campus

KIC

Class Venue

MEIGAKUKAN MG301

Language

Japanese

Course Outline and Method

 国籍や地域、⺠族、宗教、性別等の異なる⼈々が暮らす今⽇の社会は、国内外を問わずさまざまな課題を抱えています。世界中の⼈々はもちろん、中央政府、⾃治体および国際機関といった公的機関、さらには企業やNGOといった⺠間組織も、こうした課題を解決してよりよい社会をつくるために日々奮闘しています。
 本講義は⽇本国政府が、そうした課題にどのように向き合い、また取り組んでいるかについて、各府省庁から職員の⽅をゲストスピーカーに招き、お話をうかがって検討します。
 ゲストスピーカーの⽅々は、⽇本の政策課題と⾏政組織のあり⽅をいつも念頭に置きながら仕事をされています。将来の進路として、国家公務員を目指す⼈はもちろん、地⽅公務員、法曹、ジャーナリスト、⺠間企業、研究職、教員等をイメージしている⼈にも、国の⾏政のしくみや仕事の現場について直接聞くことができる貴重な機会です。授業は毎回異なる府省庁の⽅にお話しいただくリレー講義の形式で進みます。これまで法律学や政治学を深く学んでいない受講者であっても、簡単な予習・復習と合わせた継続的な受講により、中央省庁のしくみや仕事、⾃治体や国際社会との関係を総合的に理解することができます。さらに、将来のキャリア形成につながる試験などに向けて、⾃ら勉強を進めるために必要な基礎知識の習得も期待できます。
 なお、こうしたリレー講義を正課として実施している⼤学は、近畿圏では本学のみです。「⾃⼰の運命を切り開いていく場」「未来を担う⼈を育てる場」という理念が込められた「⽴命館」ならではの講義です。⽂系・理系を問わず、受講者の積極的な参加を期待します。

Student Attainment Objectives

(1)知識、理解
 国の行政組織について、各府省庁の役割や位置づけのちがいを説明できる。
(2)思考、判断
 各府省庁の今日における政策課題と今後の展望について説明できる。
(3)関心、意欲
 国の行政のしくみを理解し、各府省庁に共通する重点的な行政課題について説明できる。
(4)技能、表現
 将来のキャリア形成に向けて、国の行政のしくみや市民社会のあり方を、今日の国内外の社会課題および平和と民主主義に照らして考察する態度を持つことができる。
 

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

国の行政のしくみ
 

日本国憲法と国のかたち、各府省庁の組織としごと

2

ゲスト講義(外務省)

外交の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

3

ゲスト講義(総務省)

地方自治の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:BKC

4

ゲスト講義(農林水産省)

農林水産行政の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

5

ゲスト講義(経済産業省)

経済産業政策の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:OIC

6

ゲスト講義(国土交通省)

国土交通政策の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:BKC

7

ゲスト講義(文部科学省)

文部科学行政の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

8

ゲスト講義(財務省/国税庁)

財務行政の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

9

ゲスト講義(法務省)

法務行政に関する課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:OIC

10

ゲスト講義(環境省)

環境行政の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:BKC

11

中間総括

政策の見方・考え方

12

 ゲスト講義(厚生労働省)

社会保障・労働行政の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

13

ゲスト講義(防衛省)

防衛の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:OIC

14

ゲスト講義(内閣府)

内閣府の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

15

ゲスト講義(人事院)

公務員制度の課題と今後のあり方について
ゲスト登壇予定キャンパス:衣笠

Class Format

 全授業回を教室で実施します。府省庁の情報管理の観点からZoom等によるオンラインでの受講はできません(教室以外での受講は認めません)。
 ゲストスピーカーがどのキャンパスに来訪するかは、授業回によって異なります。衣笠、BKC、OICをサテライト遠隔授業システムで結んで実施します。どのキャンパスからもゲストスピーカーに質問できるように、授業の進⾏を⼯夫します。
 

Recommendations for Private Study

 第2回目以降は毎回、manaba+Rにて指⽰された簡単な事前課題(予習)に取り組んだ上で出席し、事後課題を提出することが前提となります。予習の際は各省庁のウェブサイトや、⼤学⼊学前に⽤いた社会科の教科書や参考書を活⽤してください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

各省庁毎の復習課題と期末レポートにより評価します。期末レポートの提出を単位取得の必須とします。復習課題については、第2回以降の14回の提出を求める予定です。また、授業における質問・意見等の発言も成績評価に加味します。

期末レポート 60%
復習課題等  40% 

Grade Evaluation Method (Note)

字数や様式をはじめとするレポート試験の詳細については、manaba+Rでお知らせします。

Advice to Students on Study and Research Methods

・ 授業時間中に質疑応答の時間を設けます。積極的に参加してください。ゲストが来訪したキャンパスでは、ゲストの方に了解してもらえる場合には、終了後にゲストを囲んで質問会を開催することがあります。
・ 新聞などからも現実の社会における課題を検討したりすると、授業内容の理解がより深まります。
・ 私語などは他の受講者への迷惑行為です。講義に参加する意思がないとみなし、退出を求めます。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

教科書は指定しません。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
論点 日本の政治 吉野孝ほか 東京法令出版
公務員という仕事 村木厚子 筑摩書房
官邸は今日も間違える 千正康裕 新潮社
公務員面接を勝ち抜く力 小紫雅史 実務教育出版

Reference Books (Frequency of Use, Note)

ゲストスピーカーから参考文献の情報が提供される場合は、その都度案内します。

Web Pages for Reference

官公庁サイト一覧 (各府省等のサイトにリンクしています)

https://www.gov-online.go.jp/topics/link/index.html

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html