| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10012:社会学理論(S) | 2024 | 秋セメスター | 水1 | 産業社会学部 | 三笘 利幸 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本授業では主要な社会学理論を取り上げていく。その際、羅列的に理論を紹介するのではなく、われわれの生きる現実の社会について、特に国家と資本主義に大きな関心を払いながら授業を進めていく。取り上げる諸理論について、それらの正確な理解から始めるのはいうまでもない。そうした諸理論が生み出された文脈も含めて解説し、難解な論理やなじみの薄い専門用語も、具体的な例を使ったり換骨奪胎してエッセンスを説明したりすることで、わかりやすく解説していく。そうした諸理論への理解を確保した上で、さらにわれわれの生きる現代社会を抗しがたく規定している国家と資本主義をとはいかなるものか、それらが生み出す問題とはいかなるものか、を考察していく。理論を扱う講義ではあるが、衒学的な議論に終始することなく、現代社会へのまなざしを常に持つことから、社会学理論の「可能性」というべきものを見極めていきたい。
【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。
受講生の到達目標
②現代社会の諸問題を理論的に検討する。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1.対面授業 | 社会学理論の誕生――「近代」という時代 |
近代社会、社会学の誕生、サン・シモン、コント、社会進化論 |
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| 2.対面授業 | 産業化とアノミー |
デュルケーム、アノミー、自殺、道徳 |
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| 3.対面授業 | 資本主義の矛盾① |
マルクス、類的存在、疎外、上部構造、下部構造 |
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| 4.対面授業 | 資本主義の矛盾② |
マルクス、『資本論』、社会主義、革命 |
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| 5.対面授業 | 資本主義という鉄の殻 |
ヴェーバー、プロテスタンティズム、禁欲、近代資本主義、鉄の殻 |
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| 6.対面授業 | ナショナリズム |
絶対主義国家、市民革命、基本的人権、国民国家、アンダーソン、想像の共同体、人種主義 |
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| 7.対面授業 | 「日本」という国家 |
時代区分、戦争、植民地、包摂/排除、沖縄 |
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| 8.対面授業 | 「社会」の認識① |
デュルケーム、社会的事実、ヴェーバー、客観性、価値自由、マンハイム、存在被拘束性、本質主義/構築主義、学問、科学 |
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| 9.対面授業 | 「社会」の認識② |
デュルケーム、社会的事実、ヴェーバー、客観性、価値自由、マンハイム、存在被拘束性、本質主義/構築主義、学問、科学 |
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| 10.対面授業 | 権力/暴力① |
ヴェーバー、フーコー、国家、資本主義、監獄、微視的権力、規律化、ベンヤミン、神話的暴力/神的暴力、ゲレメク、労働、ライアン、監視社会、ヴァカン、貧困 |
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| 11.対面授業 | 権力/暴力② |
ヴェーバー、フーコー、国家、資本主義、監獄、微視的権力、規律化、ベンヤミン、神話的暴力/神的暴力、ゲレメク、労働、ライアン、監視社会、ヴァカン、貧困 |
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| 12.対面授業 | セックス/ジェンダー/セクシュアリティ① |
家父長制、男性中心主義、ヘテロセクシズム、フーコー、バトラー、パフォーマティヴィティ |
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| 13.対面授業 | セックス/ジェンダー/セクシュアリティ② |
家父長制、男性中心主義、ヘテロセクシズム、フーコー、バトラー、パフォーマティヴィティ |
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| 14.対面授業 | 大衆社会/消費社会/情報社会 |
シカゴ学派、フランクフルト学派、フロム、リースマン、ボードリヤール、記号価値、ライアン、監視社会 |
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| 15.対面授業 | 社会学理論の可能性――総括 |
これまでの授業内容を振り返り、社会学理論の可能性について論じる。 |
授業実施形態
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 80 | 授業内容の理解度と学習到達度を把握するため、授業で取り上げた概念や理論の説明あるいは考察を求める問題を課す。大問2問とし、第1問は、語句を答えたり、概念や理論などを簡潔に説明する記述式の小問群、第2問は提示された複数のテーマから一つを選び、それについて論述する形式とする。授業の性格上、取り上げた論者の名前や概念、理論など、基本的な事項は正確に覚えてもらわねばならず、その到達度を測るのが第1問である。また、その基本事項をおさえた上で、しっかり内容について自分なりに説明ができ、さらにそれについて考察を加えることができるかどうかを問うのが第2問である。なお、持ち込み許可物件はない。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
20 | 全授業のうち少なくとも2回、内容理解についての小レポートの提出を求める。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
また、授業で積極的に取り上げられない部分の補完は不可欠である。そうした学習を自分で行うことから、自分なりの問題意識や他の理論への関心にもつながっていく。参考書にあげた文献をはじめ、授業中に指摘する文献を読むことはもちろん、そこから派生して自分なりの問題意識を持って文献を読み解いていくことが肝要である。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 社会学の力 | 友枝敏雄他 | 有斐閣 | 978-4641174306 | |
| よくわかる社会学 | 宇都宮京子他 | ミネルヴァ書房 | 978-4623053810 | |
| クロニクル社会学 | 那須寿他 | 有斐閣 | 978-4641120419 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html