授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|
16091:IR18‐HJ301 専門演習(63) § 16092:IR-GR301 専門演習(63) | 2022 | 春セメスター | 月5 | 国際関係学部 | 園田 節子 | 2 |
キャンパス
衣笠
授業施設
諒友館RY206号教室
授業で利用する言語
日本語
授業の概要と方法
地域研究では現地言語の使用、現地訪問、学際的アプローチを用いて、対象の国や地域のなんらかのテーマを研究します。日本、中国、韓国、台湾、沖縄、香港地域における文化的社会的な諸現象に興味があり、それを深く研究したい学生に、本ゼミは適しています。
しかし今や東アジアは、その内部にあまりにも多様でグローバルな関係性を包摂するようになりました。東アジア内の複数の国や地域の相互関連性、あるいは東アジアとその外部世界とのグローバルなつながりが、新生しています。一方、過去にあった東アジアに関わる問題が、21世紀に再燃してもいます。こうした世界の動きや現象の根底には、何の、どのような変化・不変が在るのでしょうか。
したがって本ゼミでは、グローバルな文脈で「東アジア」を考える視点をもって、社会的、文化的、歴史的現象を考究することに面白さを見出す学生が、各自関連テーマを捜して研究を進めます。3回生のあいだは、①東アジアという地域的まとまりでの移民と多文化共生の研究、ならびに東アジアからのグローバルな移民に関する研究を共通テキストとして輪読し、さらに②アジア系移民をはじめとするマイノリティをテーマに国内外での研修合宿やフィールドワークをおこない、国民国家によって周縁化された人々の自己表現や差別との闘いについて現場で理解を深め、これをゼミ内で共有し議論を深めます。グループワークによる小規模共同プロジェクトで学生主体の調査を経験した後、各自が関心を持つテーマで卒業論文を執筆します。
しかし今や東アジアは、その内部にあまりにも多様でグローバルな関係性を包摂するようになりました。東アジア内の複数の国や地域の相互関連性、あるいは東アジアとその外部世界とのグローバルなつながりが、新生しています。一方、過去にあった東アジアに関わる問題が、21世紀に再燃してもいます。こうした世界の動きや現象の根底には、何の、どのような変化・不変が在るのでしょうか。
したがって本ゼミでは、グローバルな文脈で「東アジア」を考える視点をもって、社会的、文化的、歴史的現象を考究することに面白さを見出す学生が、各自関連テーマを捜して研究を進めます。3回生のあいだは、①東アジアという地域的まとまりでの移民と多文化共生の研究、ならびに東アジアからのグローバルな移民に関する研究を共通テキストとして輪読し、さらに②アジア系移民をはじめとするマイノリティをテーマに国内外での研修合宿やフィールドワークをおこない、国民国家によって周縁化された人々の自己表現や差別との闘いについて現場で理解を深め、これをゼミ内で共有し議論を深めます。グループワークによる小規模共同プロジェクトで学生主体の調査を経験した後、各自が関心を持つテーマで卒業論文を執筆します。
受講生の到達目標
① 東アジアの歴史や文化、社会に根差した現代の現象や課題、それに関するグローバルな諸現象に対して問題意識を持ち、重要な概念を理解し、かつ現場で理解を進めることができる。
② みずから課題や深めるべきテーマを発見し、調査や研究を進めることができる。
③ 十分な準備と正確な言語表現に基づいて研究発表をおこない、みずからの議論を他者に理解させることができる。
④ 論理的思考と分析に基づいた学術論文を執筆することができる。
② みずから課題や深めるべきテーマを発見し、調査や研究を進めることができる。
③ 十分な準備と正確な言語表現に基づいて研究発表をおこない、みずからの議論を他者に理解させることができる。
④ 論理的思考と分析に基づいた学術論文を執筆することができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
特にありませんが、東アジア地域研究や、アジア移民やアジア系マイノリティについての内容を含む国際移民や多文化共生などの講義を履修していると、より分かり易いでしょう。
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1~15 | ゼミの運営方法 |
3回生春学期:
|
授業実施形態
【BCPレベルが1もしくは2の場合】
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合でも、対面授業を継続する場合があります。
・下記の条件に該当し対面授業に参加できない学生がいた場合は、すべての授業回でWebフォローを行います。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業となりますが、対面授業を行う場合があるので、manaba+Rのコース内を確認してください。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合でも、対面授業を継続する場合があります。
・下記の条件に該当し対面授業に参加できない学生がいた場合は、すべての授業回でWebフォローを行います。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業となりますが、対面授業を行う場合があるので、manaba+Rのコース内を確認してください。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
授業外学習の指示
・日ごろから自分の関心ある研究テーマに関わるような時事、ニュースに目配りすることを、習慣化してください。
・授業で活発な議論が起こりそれをゼミ生全員が共有してみずからの考えを深めるには、ゼミで読むテキストを発表担当者だけではなく、全員が事前にしっかり読み込んでくるよう求めます。
・週末や長期休暇中に、学外の施設や機関の協力を得て研修合宿や観察型フィールドワークを実施する機会があります(ただし新型コロナの状況次第)。このときバイトや部活動より、ゼミ活動を優先してください。
・授業で活発な議論が起こりそれをゼミ生全員が共有してみずからの考えを深めるには、ゼミで読むテキストを発表担当者だけではなく、全員が事前にしっかり読み込んでくるよう求めます。
・週末や長期休暇中に、学外の施設や機関の協力を得て研修合宿や観察型フィールドワークを実施する機会があります(ただし新型コロナの状況次第)。このときバイトや部活動より、ゼミ活動を優先してください。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
---|---|---|
定期試験(筆記) | ||
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
35 | 3回生は各学期末に各自の関心のある研究テーマでレポートを、4回生は春学期後に卒論の章立てを含めたレポートを提出する。到達目標の達成度で評価する。 |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
65 | 出席、ゼミでの報告や討論への参加度、研修合宿やフィールドワークなどゼミ運営面での貢献度に基づいて、総合的に評価する。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
ゼミは学生主体で作りあげるものですので、仲が良いだけではなく、お互いに尊敬し信頼することで、生涯の財産になり得るほど豊かになります。そのためには、授業中にそれぞれ積極的に意見や興味を共有し活発な討論をすること、さらに研修合宿の準備や実施で全員のために貢献することが重要です。
ゼミで日本語と英語文献を使うが、自身のテーマによって中国語やハングル語などができるならば、なお可。
ゼミで日本語と英語文献を使うが、自身のテーマによって中国語やハングル語などができるならば、なお可。
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
受講生の関心とフィールドワーク地を勘案して、文献を決定します。
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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Multiculturalism in East Asia; A Transnational Exploration of Japan, South Korea and Taiwan | Koichi Iwabuchi, Hyun Mee Kim and Hsiao-chuan Hsia (eds.) | Rowman & Littlefield | 1783484977 | |
叢書グローバル・ディアスポラ1~6巻 | 駒井洋他編 | 明石書店 | 4750334782; 4750333220; 4750331864; 4750330957; 475033409X; 4750331201 | |
百花繚乱 ひょうごの多文化共生150年のあゆみ | 竹沢泰子、樋口大祐、兵庫県国際交流協会 | 神戸新聞総合出版センター | 4343010996 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
学生との直接対話,その他(教員より別途指示)
備考
過去の卒業研究(卒業論文)テーマ一例
2022年度に開講する新ゼミですので現在ありません。
2022年度に開講する新ゼミですので現在ありません。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html