授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16120:[2025 春セメスター]ソーシャルデザイン・スタディーズ入門 (S) 2025 春セメスター 水5 産業社会学部 永野 聡 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
新型コロナウィルス(COVID-19)感染症後の世界は社会システムを大きく変革させるだろう。加えて、ウクライナ危機による物価高騰等、国際社会は一層混迷を深めている。急速な社会の変化に対応するために必要なのは、楽観主義とマルチプレイの能力・技術だろう。歴史は繰り返すが、その未来は変えることができる。その際に必要となる力(「たくましい知性」「しなやかな感性」「他者にはない思考」「大胆かつ斬新なアイデア、企画能力」等)を、本授業では修得してもらう。
日本に目を向けると地域社会は多くの課題を抱えている。その解決策を提示することは、これからの日本の目指すべき道を示す事にも繋がる。これまでも、様々な主体(自治体、NPO、民間企業、地域住民、等)によって数多くの対策が講じられてきた。そこには、現在社会にも活かせる多くの視座・視点がかくされている。それを探り、考察を深めるために、本授業ではインプットとアウトプットに重点をおいた学習を行う。まずインプットとして、困難かつ複雑な地域社会の課題に対する解決策の事例を理解する。次にアウトプットとして、これまで学習してきた内容を踏まえてグループワークを実施する。最終的には、地域社会の課題解決に関するグローバルリーダーのコンピテンシーを理解する。
本授業は14回出席を課す。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

(1)論理的・批判的思考に関する基本的なスキルとマインドを体得する。
(2)学際的な観点より実践的な地域探求・貢献の事例(戦術面)を理解する。
(3)ソーシャルデザインについて深く高度な専門的知見を持ち、様々な分野を横断的に捉える俯瞰力を理解する。
(4)授業終了後には、自分にでもできるネクストアクションを起こしたくなる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

1)教員自己紹介/ソーシャルデザイン研究紹介
2)オリエンテーション
①ソーシャルデザインとは?
②プロジェクトマネジメント(プロマネ)とは?
③【プレワーク】シェアリングエコノミーを活用した活性化プロジェクト
④授業計画(2回〜15回)
⑤授業概要、受講生の到達目標、授業の進め方、ソーシャルデザインルーブリック
※ソーシャルデザインアンケート調査
※Miro(オンラインホワイトボード)の使い方
3)質問タイム+Reflection Paper:新しく得た知識、授業を通じた気づき・発見

2

ソーシャルデザインに関して

<ゲストスピーカー>
・京都市ユースサービス協会(調整中)
※<演題(仮)>京都市におけるソーシャルデザインのこれまでとこれから
○京都市ユースサービス協会の紹介
○若者が挑戦できる場をどう創出しているか。
○質疑応答

3〜7

若者が挑戦できる場の創出のデザインプロジェクト①〜分析・構想準備〜

<課題>若者が挑戦できる場を実現するにはどのような取り組みが必要か?
0)ファーストインプレッション→グループ決め
1)プロジェクトマネジメント(プロマネ)を意識したグループディスカッション
①現状の課題点抽出、先行事例調査
②具体的方策(リソース、タイムスケジュール、ステークホルダー、資金計画、組織体制等)
③予想される結果
2)Reflection Paper:新しく得た知識、授業を通じた気づき・発見
3)【宿題】第9回に向けた発表準備(資料作成、プレゼンテーション練習等)

8

若者が挑戦できる場の創出のデザインプロジェクト①〜発表〜

1)グループ発表・評価
①互いの発表を評価
②全体講評
2)Reflection Paper:新しく得た知識、授業を通じた気づき・発見

9〜12

若者が挑戦できる場の創出のデザインプロジェクト②実践〜分析・構想準備〜

<課題>若者が挑戦できる場を実現するにはどのような取り組みが必要か?
1)プロジェクトマネジメント(プロマネ)を意識したグループディスカッション
①現状の課題点抽出、先行事例調査
②具体的方策(リソース、タイムスケジュール、ステークホルダー、資金計画、組織体制等)
③予想される結果
2)Reflection Paper:新しく得た知識、授業を通じた気づき・発見
3)【宿題】第13回に向けた発表準備(資料作成、プレゼンテーション練習等)

13

若者が挑戦できる場の創出のデザインプロジェクト②実践〜発表〜

1)グループ発表・評価
①互いの発表を評価
②全体講評
2)Reflection Paper:新しく得た知識、授業を通じた気づき・発見

14

まとめ

1)My commitment to Social Design<個人ワーク>
自分自身で解決できる(解決までの全てのプロセスを自分ひとりで実施するのではなく、多様な主体との連携により実施する事も可能です。ユニークさやオリジナリティを重視してください。)ソーシャルデザインを意識してワークを進めてください。
① あなたが今最も関心を有している社会的課題・チャレンジ・機会は何ですか?
② ①の社会的課題・チャレンジ・機会に関して、あなたが調べた情報をできる限り示してください。
③ ①の社会的課題・チャレンジ・機会に対して、他の人とは異なる課題の見方・捉え方で示してください。
④ ③で示した課題・チャレンジ・機会に対して、自分自身ができる・できないに関わらず、考えられる解決策をできる限りあげてください。
⑤ ④であげた解決策を統合したり、組み合わせたりして、あなたが考えるベストな解決策を1つ示してください。
⑥ あなたが考える解決策を、取り組む課題・チャレンジ・機会も含めて、図・表・絵で書いてみてください。※非言語表現を意識してください。
⑦ あなたの取り組みによって創出される社会的価値は何ですか?
2)振り返りワーク:KPT法(Miro)
3)ソーシャルデザイン アンケート調査

授業実施形態

第1~14回対面で実施する。
【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

・毎授業の内容に即して、事前に関連する文献・資料等を読んでおくこと。
・授業後に内容を復習し、特に関心の深いポイントを掘り下げて考えてみること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

Ⅰ、発表資料またはレポートの提出【41%】

Ⅱ、平常点評価【59%】
・毎回の出席
・Reflection Paperの提出
・グループワークの積極性
・誠実な授業態度

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

本授業は全14回に出席する事を履修の前提とする。その理由は以下となる。
(1)グループワークを実施する事があるため。
(2)14回受講する事で、授業の到達目標を達成できるため。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
これからの「社会の変え方」を、探しにいこう。 SSIR Japan 9784910602004
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー
実践ソーシャルイノベーション 野中郁次郎, 廣瀬文乃, 平田透 千倉書房 9784805110331
共感が未来をつくる 野中郁次郎 千倉書房 9784805112274
Harvard Business Review ダイヤモンド社
ロングライフウェルネス 永野 聡、劉 慶紅、三上 己紀 論創社 9784846021481

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

Miro https://miro.com/app/board/uXjVPKjfRj8=/
シェアリングエコノミー協会 https://sharing-economy.jp/ja/
デジタル田園都市国家構想(内閣府) https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/index.html
グリーン社会の実現(首相官邸) https://www.kantei.go.jp/jp/headline/tokushu/green.html
The Intergovernmental Panel on Climate Change  https://www.ipcc.ch
United Nations https://www.un.org/development/desa/ageing/
World Health Organization (WHO) https://www.who.int/health-topics/disability#tab=tab_1
日本財団 https://www.social-innovation.jp/social-innovators/about/
NPO法人ETIC. https://www.etic.or.jp/index.php
認定NPO法人ふるさと回帰センター https://www.furusatokaiki.net/
グッドデザイン賞 http://www.g-mark.org/about/
キッズデザイン賞 http://www.kidsdesignaward.jp/2017/overview/index.html
慶大SFC社会イノベータコース http://si.sfc.keio.ac.jp/
立命館大学永野ゼミ https://www.naganoseminar.com/
京都産業大学大室研究室 http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~k3833/
自遊人 http://jiyujin.co.jp/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/