授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13398:[2025 春セメスター]IR18‐HJ301 専門演習(44) 2025 春セメスター 月5 国際関係学部 植松 大輝 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS208号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【+R授業について】
この科目は授業に関連する活動時間を含めると+R授業に相当する授業時間数を確保できるため、+R授業を実施しない。

本ゼミの目的は、国際機関や国際NGOなど国際協力の現場でのキャリアに興味がある学生に、今日の専門家に求められるスキルを学ぶ場を提供する事です。本ゼミ主宰者の植松は、2022年に立命館に着任するまで、世界銀行という国際機関で貧困の専門とするエコノミストとして十年間勤務しました。最初の五年間はワシントンDCにある世界銀行本部に勤務し、世界各国のデータ分析やレポートの執筆に携わりました。2017年からはネパールに駐在し、開発の現場での経験を積みました。本ゼミでは、担当教員のこれまでの実務経験に基づき、将来的に国際協力の現場で働く事を目指す皆さんのキャリアの船出の一助となる事を目的とします。

本ゼミでは輪読を行いません。誰かに強いられて文献を読むことに時間を費やすよりも、各学生が自発的に研究課題を見つけ、それに打ち込むことに最大限注力して欲しいからです。国際協力や国際開発と一口に言ってもその対象となる分野は非常に多岐にわたります。昨今日本でも話題のSustainable Development Goals(SDGs)も、17のゴール、169のターゲットからなり、国際開発のプロと呼ばれる人たちも、そのスキルや専門領域は様々です。逆に言えば、国際開発に関する全ての分野を一人で網羅するエキスパートは存在しません。国際開発に興味を持った誰もが、まずは多くの分野から自分の専門領域を確立することから始めます。誰かに促されることなく、情熱を燃やし続けられる何か、自分のキャリアを捧げてもよいと思える何かを自分で見つけ出すことが大切です。この過程において皆さんの自主性を尊重する為に本ゼミでは輪読を行いません。

国際開発、国際協力をメインのテーマとして掲げる本ゼミでは、英語とデータを重要視します。国際開発における最新の動向を理解し、最新の研究結果にいち早く触れるには、英語で情報を収集する事が不可欠です。また、国際開発における重要なテーマについて正確に現状を把握し、問題を客観的に分析した上で解決策を提示するには、データに基づくエビデンスを積み上げて議論を構成する力が必要になります。研究の成果を世界中のより多くの人に効果的に伝えるには、英語で論点を的確に伝える力が不可欠です。本ゼミでは、国際開発、国際協力に興味がある学生、英語力をより磨きたい学生、データを使う事に興味のある学生を歓迎します。

受講生の到達目標

国際開発の分野で自身の興味のあるトピック選び、文献を調査し、データを使って問題を客観的に分析し、その結果を論理的に文章にまとめ、発表する能力を身につけること。これらのプロセスをできるだけ英語を用いて行うこと。

事前に履修しておくことが望まれる科目

なし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-14

ゼミの運営方法

三回生の春学期は各自が研究課題設定の為のリサーチと発表を行います。夏休み前からグループを構成し毎年11月に開催されるオープンゼミに向けてリサーチプランを練ります。三回生秋学期後半からは各自卒業論文のテーマに取り組みます。毎回の授業は学生による発表とディスカッションを中心に進める予定です。本ゼミは2025年度が開講三年目です。履修者の要望に応じてゼミの運営方法を柔軟に調整していく予定です。皆さんの積極的な授業参加と建設的なフィードバックに期待しています。

授業実施形態

 

授業外学習の指示

自らの関心のあるトピックに関しての本、レポート、論文等を読み、最新のニュースやポッドキャストなどもチェックすることをお勧めします。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

タームペーパー:40%
日常点評価:60%
      出席(10%)授業内での貢献度(50%)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

本ゼミは、学生の希望に沿って授業の一部を英語で行う事がありますが、あくまでも英語を外国語として学ぶ学生が対象です。英語が堪能である必要はありません。将来の為に英語力を磨きたいという熱意のある学生を歓迎します。私の個人的な経験を振り返ると、海外留学当初は英語で非常に苦労しました。その後、効果的な英語学習には「英語を使わなければならない環境」でより多くの失敗を積み重ね、そこから学び続ける事が重要だと気付きました。このゼミでは皆さんが安心して英語を学びながら卒業論文に取り組む環境を提供することを目指しています。このゼミを通して自身の興味のある分野を英語で学び、卒業後に英語圏への留学を希望する学生や英語を使う仕事に就く希望のある学生を歓迎します。

本ゼミでは、難解な数学や高度な統計学を要するデータ分析は不要です。中学校までの数学で学べる初級の統計学や基礎的なデータ分析の手法を使って事実を丁寧に整理し、卒業論文の議論を構築することが目標です。21世紀はデータの世紀ともいわれ、今後国際開発のどの分野を志すとしても、今まで以上に基礎的なデータ分析のスキルが求められるようになるでしょう。繰り返しになりますが履修時の英語力や統計学のスキルは問いません。本演習を通して英語力やデータ分析のスキルを高めたいというやる気のある学生の応募をお待ちしています。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

各学生のタームペーパーや卒業論文のテーマによって適宜関連する文献を提案します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

過去の卒業研究(卒業論文)テーマ一例

今回が第三期生の募集です。皆さんの卒業論文を将来のゼミ生に紹介できる日を楽しみにしています。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/