授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30503:[2025 秋セメスター](教)教育原理(N1) 2025 秋セメスター 水6 経済学部,理工学部,生命科学部,スポーツ健康科学部,経済学研究科,理工学研究科,スポーツ健康科学研究科,生命科学研究科 山内 清郎 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 104号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

現代教育を理解するためには、人類が形成してきた「教育」という営みについての基本的理念を再確認する必要がある。本講義では、子どもには、なぜ、教育が必要とされるのか、人間形成とは何かなどについて、教育を支える基本的理念や思想、教育という営みの歴史的展開などに言及しながら、幅広く検討していく。講義では、西洋・東洋において教育や学校制度を支えてきた代表的な教育思想、近代学校制度の成立・展開過程、教育思想の背後に存在する子ども観等について多角的に検討し、教育の基本原理についての理解と深い洞察力を養うことを目指す。

授業は、基本的に講義形式で行なう。毎回の授業終了時にコミュニケーションペーパーを用いて授業内容に対する質問、感想、意見の提出を求める。そのうちの特徴的なものについては次の回の授業冒頭で取り上げ、紹介や補足的説明を行なう。ミニレポートも授業時間内に行ない、次の回の冒頭で紹介、補足的説明を行なう。

受講生の到達目標

①教育観の変遷や教育の主要な思想を理解する。
②日本における教育のあり方の変遷の歴史を知る。
③現代の学校教育の問題点・課題や、今後の方向性を考える。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

見落とされがちな「教育」

【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

意図的教育と無意図的教育、仲間集団と遊び、人類学的・民俗学的に見た教育

2

西洋近代の教育の思想 (1)

「学校」の誕生、コメニウス、「子ども」は白紙か、ロック

3

西洋近代の教育の思想 (2)

「子ども」の発見、ルソー、「子ども」の弱さに応える実践者、ペスタロッチ、フレーベル

4

「教育」の定義

子どもたちを「善く」しようとすること、村井実

5

教育モデル論

教育を見る3つの見方、ボルノウ

6

西洋近代の教育の思想 (3)

「社会」の中を生きる子どもたち、デューイ

7

西洋近代の教育の思想 (4)

「生理的早産」説、ポルトマン、寄る辺なき存在としての「子ども」、ランゲフェルト

8

学校という場のダイナミズム

子ども・学級・社会をめぐる相互性

9

日本の学校で子どもがおかれている現状 (1)

いじめ研究の現況、いじめの四層構造

10

日本の学校で子どもがおかれている現状 (2)

不登校研究の現況、不登校をめぐる8つの言説

11

日本の学校で子どもがおかれている現状 (3)

生活経験と学校生活の関係

12

現代の教育の課題 (1)

教育の制度化・教育の装置、イリイチ

13

現代の教育の課題 (2)

オルタナティブな制度

14

教育の理念と歴史についてのまとめ

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

授業ではかなりの分量のテキスト・参考資料を配付する。基本的に、次回の授業に使用するテキスト・参考資料を授業終了時に配付する。もちろん次の回にそれらのテキスト・参考資料の要点を説明するのだが、資料をよく消化し理解するためには、積極的な予習が必要である。次の回の授業時間までに必ず一読しておくこと。十分な予習をすれば次の回の問題や課題も理解しやすいはずである。加えて、その回での問題・課題を意識して、同じテキスト・参考資料を再読し復習することも望ましい。
テキスト・参考資料を読むだけであれば、所要時間は15〜30分程度である。授業回によっては、テキスト・参考資料と合わせて設問を提示することがある。設問の内容は次の回の授業内で解説することもあれば、ミニレポート・グループワークに向けての課題であることもある。テキスト・参考資料を読むのに加えて、設問への回答を15〜30分程度予習として事前に考えておくことを望む。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

受講生の到達目標①②③に対応して、基本概念や語句の理解を確認する問題、ならびに、教育についての一定の見解や考察を論理的に説明できるかを確認する問題を出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

受講生の到達目標①②③に対応して、授業中に3回のミニレポートを実施する。3回のうち2回以上の提出は必須である。
また、各回の授業の終了時に、それぞれ設問を示してのコミュニケーションペーパーを書いてもらう。

成績評価方法(備考)

成績評価についてはミニレポート(提出物)、毎回のコミュニケーションペーパー、ならびに定期試験(筆記)を総合的に評価する。

受講および研究に関するアドバイス

授業は通常講義形式で行なうことが多い。必要に応じて何回かグループワークをしてもらうこともある。授業中に配付する資料を手がかりに、自ら積極的に、見聞や教養を広げる努力をしてもらいたい。
毎回出席をとるために、コミュニケーションペーパーを配付する。質問・感想等はそのコミュニケーションペーパーを介してやり取りをし、必要と考えたコメントに関してはクラス全体にフィードバックをすることがある。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

授業中に資料として配付する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

授業中に適宜指示、もしくは配付する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/