| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 51583:[2025 春セメスター]国際経営戦略論(B) | 2025 | 春セメスター | 木1 | 経営学部 | 永島 正康 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では、本国とは異なる事業環境の中で、どのようにすれば日本企業が現地のライバル企業に対して競争優位を獲得(利益確保)できるかを受講生が理解し、その知識を活かして、国際経営戦略を分析できるようになることを目的とします。
講義の基礎となる中心的概念は、ものづくりを利益に結びつけるための2つの視点、価値づくりとそのプロセスをサポートするサプライチェーン・マネジメントです。世界的に技術レベルが向上した結果、顧客が基本的に求める機能を満たすことは比較的簡単になり、顧客が追加的な対価を払ってでも欲しいと考える、機能を超えた商品の価値づくりが重要になっています。加えて、開発、生産、販売と言った企業の主活動はそれぞれの活動の論理で多様な国に分散、そのグローバルな運営は複雑化しています。こうした活動を緊密に連携させるサプライチェーン・マネジメントを通じて、価値づくりの仕組みを構築することが国際経営上重要な課題となっています。
講義は、アクティブ・ラーニングという学習方法と国際経営の第一線で活躍中の学外の実務家(国際経営を推進しておられる家電業界の企業幹部の方々)をゲスト講師としてお招きする参加型・対話型スタイルを採用します。アクティブ・ラーニングとは、 グループによる協働作業(討議)によって 仲間同士がお互いに能動的に学び合いながら、知識が定着していく学習方法で、授業外学習が要求されます。講義の前半では自宅などで教科書による事前学習を行い、大学でその学習内容を発表するという形の学生同士の対話を中心とした授業を行います。中盤では、実務家による最先端の事例並びにこれまでの企業人生等の紹介を通じて、海外の現場を、臨場感をもって感じてもらいながら、国際経営の実態が理解できるように設計されています。後半は、グループごとに設定した課題について、各グループが発表を行います。
本講義は、1回目並びに8回目から11回目(計5回)を除く全授業において対⾯での授業を実施します。第1回については、受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、8回目から11回目については、遠方からのゲストスピーカーによる講義を行うため、メディアを利⽤した授業(ライブ配信型)を実施します。
受講生の到達目標
2.日本企業の経営のグローバル化の現状を理解し、国際経営の諸問題について分析できる。
3.論理明快なプリゼンテーション、問題点の指摘ができる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
講義のオリエンテーション【+R授業】詳細はmanaba+R を参照」
|
・講義概要の説明
|
|
| 2 | 本講義の基礎となる概念紹介 |
・価値づくり
|
|
| 3 | グループ・ワーク |
基礎概念となる価値づくりとサプライチェーン・マネジメントに関する事例分析 |
|
| 4 | 国際経営戦略の基礎理論 |
・国際経営戦略
|
|
| 5 | 国際経営戦略の実践 |
・海外研究開発
|
|
| 6 | 国際経営戦略の実践 |
・国際マーケティング
|
|
| 7 | 中間発表1 |
1回目から6回目の講義の知見を活かしたグループ課題に対する中間発表1及びフィードバック |
|
| 8 | 海外研究開発(事例編) |
開発責任者による国際戦略の事例紹介
|
|
| 9 | 海外生産と海外子会社の経営(事例編) |
生産責任者(かつ海外子会社の経営者)による国際戦略の事例紹介
|
|
| 10 | 国際マーケティング(ブランディング:事例編) |
国際マーケティング責任者による国際戦略の事例紹介
|
|
| 11 | グローバルサプライチェーン(事例編) |
グローバルサプライチェーン責任者による国際戦略の事例紹介
|
|
| 12 | グループ・ワーク |
1回目から11回目の講義の知見を活かしたグループ課題に対する発表準備 |
|
| 13-14 | グループ課題の最終発表と総括 |
グループ課題の最終発表と講義の振り返り・総括 |
授業実施形態
授業外学習の指示
4−7回 :グループによる授業外学習
・各グループにて、与えられた課題(目安として、1回あたり1時間程度の準備時間を要する)について教科書による授業外学習を行い、その学習内容(課題レポート)をmanaba+Rに提出、授業にて発表
8−11回:個人による事例レポート
・各自、毎回講義終了後、実務家から紹介された内容について、事例レポートを作成(講義内容の要点整理と自らの学び・気づきを記載/目安として、1回あたり30分程度の準備時間を要する))し、manaba+Rに提出
12-14回:グループによる課題発表
・各グループにて、与えられた課題(目安として、3時間程度の準備時間を要する)について授業外学習を行い、その学習内容(課題プリゼンテーション)をmanaba+Rに提出、授業にて発表
14回:個人による課題レポート
・各自、与えられた課題(目安として、3時間程度の準備時間を要する)について授業外学習を行い、個人レポート作成し、manaba+Rに提出
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | グループ課題発表 : 30%
|
成績評価方法(備考)
・メディアを利用した授業の出席要件は、Zoomに入室後、ビデオカメラ機能が、講義の初めから終わりまで、必ずONになって、本人が確認できることである。その理由は、教員のメッセージが伝わっているかどうかを、表情を見ながら確認しているためで、静止画ではなく、必ず本人の表情が確認できるように、常にビデオカメラ機能をONに設定しておくこと。
・実務家講師による講義への2回の遅刻は、1回分の欠席として、実務家講師による講義への1回の欠席は、2回分の欠席として、カウントされるので十分注意すること。
受講および研究に関するアドバイス
・理論編で学んだ自分の知識をもとに、事例編では、自分であったらどう戦略を練るかというように、発展的に考えてください。
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 『はじめての国際経営』 | 中川 功一、林 正、多田 和美、大木 清弘 | 有斐閣 | 9784641150171 | |
| 『グローバル・サプライチェーンにおける新しい製販協働のかたち -見えない需要を見える需要に-』 | 永島正康 | 丸善プラネット | 978486345483-5 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 価値づくり経営の論理―日本製造業の生きる道 | 延岡 健太郎 | 日本経済新聞出版社 | 9784532317232 | |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
・この科目の担当教員は、シラバスのケースや講義の内容に関し、受講生に対する事前説明の上で変更する権利を有しています。
・本講義を通じて、受講生の皆さんに、以下の3点を学んで欲しいと思っています:
1. 絶えざる変化をしている海外ビジネスのダイナミックな世界を知る(実践面)。
2. 国際経営の学問的面白さを知る(理論面)。
3. 自分自身の将来のキャリア選択を考える際の参考にする(海外勤務)。
・将来に向けて、留学や海外勤務に興味のある方は、教員室まで気軽に相談ください。
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/