Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
13397:[2025 Spring]IR18‐HJ301 Advanced Seminar (43) 2025 Spring Wed4 College Of International Relations WATANABE MATSUO 2

Campus

KIC

Class Venue

KOSHINKAN KS207

Language

日本語

Course Outline and Method

【+R授業について】
この科目は授業に関連する活動時間を含めると+R授業に相当する授業時間数を確保できるため、+R授業を実施しない。

途上国地域(中所得国を含む)の開発課題やそれに対する政策に係る様々な問題を取り扱います。私の専門分野は下記の「担当教員情報」のとおりですが、それ以外の多様な関心・テーマを歓迎します。
 ゼミ生の研究メソドロジーは政治経済アプローチを想定しますが、その他の手法(たとえば計量分析)の要望にも対応します。
 本ゼミは基本的には日本語で運用しますが、英語文献を大量に読みます。また英語によるプレゼンテーションやディスカッション、報告書や論文を認めます。
 なお本ゼミは卒業論文を目途としたリサーチデザイン、将来のキャリア形成(実務あるいは学術)を見据えた発表と討論能力の向上を重視します。なお研究報告や論文では、直感に依拠するいわば絆創膏を貼るような「提言」やエビデンスに基づかない未来予測は不要です。
なお授業は対面で実施します。

Student Attainment Objectives

・開発途上国が抱えてきた様々な問題と政策、その歴史的な文脈、国内外の諸条件といった背景を理解する。
・国際開発レジーム、国際協力に係る様々な問題について理解する。
・自ら問いを設定し、その答えを追求する枠組みを構成し、分析する能力を身に付ける。その過程で他者に説得力ある説明をする、かつ他者のそれを建設的に批判できるようになる。
・卒業論文の執筆に必要な能力が向上する。

Recommended Preparatory Course

特定科目の履修要件は設定しません。ただし自分が追求したいテーマの基盤となるもの、そして開発、国際協力分野(日本語または英語)の科目を履修しておくことを望みます。なお未履修の場合でも、基礎的文献を自分で追加的に読むことを厭わないのであれば結構です。
 また私の近著を下記の「教科書」欄にあげておきます。もしよかったら読んでください。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1-14

ゼミの運営方法

3・4 回生合同でゼミを運営します。 
2年間のイメージは以下のとおりです。
3 回生春セメ:①ケース(事例)研究・発表、 ②オープンゼミに向けたグループ研究(テーマ設定、文献抄読)
3 回生秋セメ:①グループ研究の発表準備  ②卒業論文の研究計画作成のための文献抄読、報告
4 回生:卒業論文執筆のための研究報告
ゼミ合宿・研修旅行についてはゼミ生と相談しながら決めます。2023年はガーナ、2024年はタンザニアです。ただし費用がかかるので参加は自由としています。

Class Format

すべて対面で実施します。

Recommendations for Private Study

・個人・グループの文献抄読、報告準備など、むしろ授業時間外の活動に自分の資源の多くを投入することになります。心の準備をしておいてください。
・英語運用能力(文献を読みこなすだけでなく、話す・聞く要素も)の向上は継続的に行ってください。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

タームペーパー:40%
・3 回生はグループ報告書、卒論計画書、4 回生は卒論中間報告書など

日常点評価:60%
・報告において抄読ができているか(仮説、目的、結果、結論の把握)
・出席、ゼミでの議論への参加と事前準備、その他ゼミへの貢献度

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

・ゼミの活動(授業時間内・外)へのコミットメントを求めます。自らの学修や将来のキャリア形成向けてゼミでの活動がいかに貢献するか考えながら取り組んでください。 
・学部および演習テーマの性質上、英語運用能力は不可欠です。文献を読みこなすだけでなく、話す・聞く要素の向上は継続的に行ってください。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
アフリカ経済開発論 高橋基樹・福西隆弘・山﨑泉・井手上和代・松原加奈編著 ミネルヴァ書房 9784623098149 2025予定
Research methods : the basics / Nicholas Walliman(3rd ed.) Nicholas Walliman Routledge 9780367694074 2022

Reference Books (Frequency of Use, Note)

「論文の書き方」本は日本語・英語とも図書館に多数所蔵されています。そのなかで上記Wallimanは研究計画を作成するまでのプロセスをわかりやすく記述してあるので参考まで紹介しておきます。

Web Pages for Reference

IR Navi http://www.ritsumei.ac.jp/ir/ir-navi/
*研究、論文執筆のための情報の宝庫です。各パートを繰り返し読んでおいてください。

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

過去の卒業研究(卒業論文)テーマ一例

<経済開発>
・Increasing Export Dependence in Vietnam: Impacts of Government Policies
・途上国のIT政策と発展への貢献
・アフリカにおける日本企業のビジネスについて
・なぜフェアトレードは期待された所得向上効果が得られないのか
・アフリカ地域における地域経済統合の進展と課題-東南アジア地域のASEANとの比較から考える-
・島嶼国の経済開発における交通インフラの重要性
・ボツワナにおける開発政策の変遷と失敗要因

<教育>
・Employers' satisfaction on the Agricultural Economics Program of the Can Tho University
・南アジアの女性のエンパワメントとノンフォーマル教育
・Public-Private Partnership in the Education Sector: A Case of Pakistan
・日本の国際理解教育の有効性
・Why can education reduce and prevent religious violence?
・途上国のインクルーシブ教育(女児、障害者、教育格差)
・教育からみた発展途上国の女性格差
・ガーナでの教育政策と国際協力
・ウガンダにおける難民グループ別の教育アクセスの阻害要因について
・障害時教育と雇用
・ 文化と女子教育からみたジェンダー格差

<社会開発・人道>
・ドローンを使用した遠隔地の医療格差の改善
・アフリカにおける近年の紛争の特徴−南スーダンの事例を例に−
・タンザニアのWMAによる動物保護と地域住民の生活保護の両立
・PermaNet3.0の有用性及びBOPビジネスにおける障壁の乗り越え方
・なぜアメリカでESG反対運動が起きたのか
・なぜガーナのカカオ農園において児童労働がなくならないのか
・ガーナにおける児童労働の文化的要因
・Comparison of the 100% Condom Program -- Thailand and Cambodia
・難民の発生国と受け入れ国への援助に関わる問題
・途上国への海外送金とマネーロンダリング
・ネパールにおける人身売買
・避妊支援における先進諸国・国際機関による開発援助の現状
・フィリピン政府のリプロダクティブ・ヘルス法
・フィリピンの低所得者層の生活実態
・日本におけるスポーツを通じたコミュニティ形成の可能性
・あいりん地区における課題と発展
・なぜ外国にルーツを持つ子どもはアイデンティティの悩みを抱えるのか
・Why Baseball is popular in South Africa than Uganda?

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/