授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14263:[2025 春セメスター]政治学入門(JC) 2025 春セメスター 月1 法学部 村上 剛 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS207号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業概要】
政治学において、とりわけ近現代民主主義国家の政治を理解する上で重要とされている基礎的な概念、理論、事実などを学び、それらがどのように現代日本の民主主義が持つ問題や対立点に応用しうるかを考える。

【フィードバック】
授業内容に関する質問は、授業中およびmanaba+Rの掲示板で随時受け付ける。また、小テストについても講評を行う。

受講生の到達目標

1) 政治学において鍵となる概念(理論、制度などを含む)の特徴や重要な事実の内容を正しく峻別、特定あるいは説明することができる。

2) 政治学における重要な概念や慣行、現象を、個別の事例になぞらえて考察・説明するか、それを説明するために適切な具体例を挙げることができる。

3) 現代日本の民主主義が持つ問題や対立点について、政治学の基礎的な概念を正しく用いて自分の見解を明確/論理的に議論することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

なし。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

政治学入門-この授業で学ぶこと

1回目から対面授業を行います。
【+R授業】詳細は、manaba+Rのコースページを参照。
 

2

民主主義の起源―民主主義とは何か?(1)―現在の民主主義は、いつ、どのようにして生まれたのか?

川出・谷口編『政治学』(以下、教科書)1章

3

民主主義の変容―民主主義とは何か?(2)―民主主義には、どのような種類があるのか?

教科書2章

4

福祉と政治―政府は国民の福祉に対してどの程度の責任を持つべきか?

教科書3章

5

民主政治のさまざまな仕組み―多数決で決めるか?話し合いで決めるか?

教科書4章

6

選挙―選挙制度は選挙の過程や結果にどのような影響を及ぼすのか?

教科書5章

7

議会と政治―国会や政党は政治にどのような役割を担っているのか?

教科書6章

8

中間まとめと考察#1―民主主義はどのように機能しているか?

教科書1~6章のまとめ・補足と議論

9

政策過程と官僚・利益集団―官僚は政治にどのような役割を担い、どの程度の影響力を持っているのか?

教科書7章

10

世論とマスメディア-マスメディアの報道は、世論や政治にどのような影響をどの程度もたらすのか?

教科書8章

11

地方自治―地方と国の政治は何が違い、何が同じで、どのように関係しているのか?

教科書9章

12

国際関係―国家間の関係と政治はどのように決まり、国内政治と何が違うのか?

教科書10章

13

民主主義の現在―現代民主主義政治の問題やそれについての議論は、どのように発展しているのか?

教科書11章

14

最終まとめと考察―民主主義の諸問題をどのように考えるか?

教科書7~11章のまとめ・補足と議論

授業実施形態

全ての授業回につき、対面による授業を行う予定(オンラインでの同時配信やオンデマンド型のビデオ提供はしない)。ただし、出張などの用務により対面授業ができなくなった場合は、事前に連絡の上、メディアを用いた授業を行うことがありうる。

+R授業については、オンデマンド型の授業録画を提供する。
詳細はmanabaのクラスページ内のコースニュース/アナウンスにてアナウンスする。

授業外学習の指示

1. 読書
この授業は、教科書にあるテーマと内容に沿って進めます。シラバスに書いてある所定の章を、授業前に必ず読んできてください。
また、授業で学んだ概念や理論を表す具体例・歴史的事実を知らない人は、参考書に挙げている、石川真澄、山口二郎の『戦後政治史』か、境家史郎の『戦後日本政治史』のどちらかを、少しずつで良いので熟読してください。

2. 概念理解・基本的な事実を記憶しているかどうかの確認
授業が終わった後は配布したレジュメを読み直し、そこに出てきた鍵となる概念を、自分の言葉で説明できるかどうか自らチェックしてください。

また、授業中に「最低限知っておくべき」と指摘された、基本となる事実や政治制度の特徴などについて、正確に記憶しているかどうか、自ら再現できるかどうかを、教科書やレジュメを使って確認してください。

3. 具体例の検索・事例への応用
政治の世界で何が起きているかを具体的に知るために、あるいは授業で学んだ概念や現象の具体例を知るため、政治のニュースを習慣的に読むようにしてください。

大手新聞のオンライン版は、通常会員にならないと記事が読めませんが、立命館大学は各種の新聞をデータベースから読める契約を結んでいますので、図書館のウェブサイトを経由して記事を読むことができます。少し手間がかかりますが、気になる記事があれば探してみてください。

立命館大学図書館 データベース
https://database.ritsumei.ac.jp/opac/gateway/


また、NHKのニュースは無料で(というより受信料の徴収により)読むことができます。

NHK News
https://www3.nhk.or.jp/news/

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

授業内容・教科書の内容理解とそれを応用した議論ができるかを問う。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

授業時間外での復習小テスト(オンライン)を複数回実施する。回数等、詳細については授業中に説明する。

成績評価方法(備考)

定期試験では、授業で紹介した概念や分析枠組みを正しく理解し、まとめ、それらを事例へ適切に応用できているかどうか、妥当な理由をもって議論を展開し、説得力があるか、現代の日本・世界の民主各国が持つ問題点について、自分の見解を広い視点から議論できているか、などを主要な採点基準とする。分析視覚広さ、洞察の深さ、例示の独創性などは加点要素となる。文学的な表現、美しい言い回しなどはこの授業では評価されない。複雑な文章構成、不明瞭な表現は減点対象となる。

受講および研究に関するアドバイス

講義の妨げとなる行為、とりわけ他の学生の学習を妨害するような行為は固く禁じ、個別に厳しく対応します。

【重要】
 立命館大学では、学問的誠実性を重く受け止めており、授業中、課題提出時及びに試験における不正行為(虚偽の報告、剽窃、他の学生の成果物の盗用やコピー、カンニングなど)が発覚した場合は、「立命館大学学生懲戒規程」により厳しく罰せられます。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
政治学(第2版) 川出良枝、谷口将紀 東京大学出版会 978-4-13-032235-5 ほぼ毎回の授業の基礎となる。

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は買ってください。電子書籍もあります(https://www.utp.or.jp/book/b619521.html)。教科書のテーマに沿った授業をします。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
民主主義の条件 砂原庸介 東洋経済新報社 978-4-492-21220-2 平易な文章で書かれた、政治学入門書。
戦後政治史 石川真澄、山口二郎 岩波新書 978-4-00-431281-9 日本政治(特に選挙)の歴史が全く分からない人はこちら。
戦後日本政治史 境家史郎 中公新書 978-4-12-102752-8 日本政治の流れをざっくり掴みたい人はこちら。
現代民主主義:指導者論から熟議、ポピュリズムまで 山本圭 中公新書 9784121026316 立命館で民主主義の政治思想を学ぶならまずこの本を読むべし。

参考書(使用頻度、その他補足)

参考書を買う必要はありませんが、民主政治の基本的な仕組みについて不安な人は『民主主義の条件』を、日本の政治の歴史について自信がない人は『戦後政治史』あるいは『戦後日本政治史』を、現在の民主主義のアイデアを広い視点から捉えたい人は『現代民主主義』を読むと良いでしょう。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

ひとこと教員紹介:ほぼ毎朝、起きた直後に前屈をしています。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/