| Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 30611:[2025 Fall]Methods of Instruction for Science 1 (G2) § 30612:Introduction to Teaching (Science) (G2) | 2025 | Fall | Thu1 | College of Science and Engineering,College of Life Sciences,Graduate School of Science and Engineering,Graduate School of Life Sciences | NEMOTO HIROO | 2 |
Campus
Class Venue
Language
Course Outline and Method
具体的には,実験や実習,教材作成も交え,学生自身による主体的・対話的な深い学びを通して,理科教員として必須である基礎的事項の修得を目指します.
中等教育機関で教える理科教員が授業を行うにあたって学習指導案を作成するなど,授業準備として必要なことには何があるのか,これらを実際の学校における実践例を含めて理解することが本授業の目標です.あわせて,生徒にどのような力を身につけさせるのかを具体的に考える力を身に付けることも本授業の目標です.さらに,理科教員としての授業以外の様々な仕事内容について理解することも本授業での目標です.
授業準備には,講義型の授業における準備,実験型の授業における準備,野外実習などの授業における準備など,様々な形態の授業毎に特有の授業準備法があります.これらを理解し,授業準備に基づいた指導ができるようになるための授業を展開します.あわせて,理科関係の部活動の顧問として必要な事柄,校務の中における理科教員の役割についても考えていきたいと思います.
Student Attainment Objectives
1.中等教育機関(中・高等学校等)での理科教員として知っておくべき理科教育の目的や目標,内容や構造を深く理解し,学習指導要領の改正など歴史的な変遷も含め,日本の理科教育の現状を十分に理解する.
2.「理科教育学」と「理科」授業で必要な(情報通信技術の活用を含む)授業技術や指導上の留意点,主体的・対話的で深い学び(いわゆる「アクティブ・ラーニング」)などとの関係や,指導技術を具体的に深く理解する.
3.工学的評価,羅生門的評価など様々な教育評価手法があることを知り,「理科」での評価のあるべき姿と目標,展開との関係を理解し,自ら考え実践する力を高める.
4.「理科」と関係する環境教育,防災教育,安全教育の目的や目標を理解する.また,「理科」と関係する他教科,特に「数学科」や「社会科」の学習内容も理解し,カリキュラム・マネジメントを他教科の担当教員と行える力も身につけ,教材研究・教材教具の開発方法を理解する.
5.「理科」に関わる学力も含めた「理科」・科学の基礎力および応用力を修得し,発展的な学習や課題研究指導力を向上させる.
II. 「理科教育学」の基礎,授業実践研究事例を活用し,個々の担当クラスに向けた情報通信技術の活用も含めた授業計画を作成して授業を計画,実践する力を身につける.
1.個々の担当クラスの実態を把握して授業計画を立てる基本的な力を身につける.
2.情報通信機器を含む各種教材の特性を理解する.また,既有教材から課題を発見し,教材を改良する基本的な力を身につけ,授業に活かすための具体的な方策を知る.
3.「理科」での学習指導案の役割,構造,作成方法を理解する.また,「理科」での実験・観察・観測・演習の重要性を理解し,実験・観察・観測の基礎的な教授方法を修得する.
4.生徒向けの授業実施後,振り返り,フィードバックする方法を知り,次の授業を改善する基本的な力を身につける.
5.授業実践研究の最新の状況を把握し,先輩教師の授業実践事例を参考に授業を組み立て実践する基本的な力を身につける.
Recommended Preparatory Course
Course Schedule
| Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
|---|---|
| Keyword, References and Supplementary Information | |
| 1 | 「理科」の教材研究・教材教具開発の意義 |
本科目を学ぶ意義(本科目のガイダンスを含む),基礎学力確認小試験
|
|
| 2 | 理科教育概論,理科授業法,理科指導法IIと本科目との関係 |
「理科」と「科学(自然科学)」との相違
|
|
| 3 | 理科室運営(経営)と教材開発 |
理科で必要な備品・消耗品と,学校校務分掌(教務の視点から)
|
|
| 4 | 理科室運営(経営)と予算 |
実験器具や薬品などの教材や素材の価格と教育予算
|
|
| 5 | 理科(科学)系の部活動指導 |
理科系の部活動指導(情報通信技術の活用を含む)とその教育的意義
|
|
| 6 | 「理科」の課題研究指導 |
授業での課題研究指導の方法(情報通信技術の活用を含む)と実践例
|
|
| 7 | 学習指導案作成方法の概要その1 |
学習指導案の種類や形式,学習指導案での目標・展開・評価の意味
|
|
| 8 | 学習指導案作成方法の概要その2 |
教科書比較検討の意味や教材の探し方
|
|
| 9 | 学習指導案作成における教材研究(物理・化学編) |
物理・化学領域での教材研究と授業実践
|
|
| 10 | 学習指導案作成における教材研究(生物・地学編) |
生物・地学領域での教材研究と授業実践
|
|
| 11 | 学習指導案作成における教材研究(発問と授業展開および評価) |
授業展開をデザインする要素と発問づくり,および学習指導案での評価
|
|
| 12 | 作成した学習指導案に基づく模擬授業その1 |
模擬授業,模擬授業の評価と議論
|
|
| 13 | 作成した学習指導案に基づく模擬授業その2 |
模擬授業,模擬授業の評価と議論
|
|
| 14 | 作成した学習指導案に基づく模擬授業の総括と討論:模擬授業の相互評価とこれまでのまとめ(まとめの小テストを含む) |
模擬授業,模擬授業の相互評価,まとめの小テスト,本科目の総まとめ
|
Class Format
対面以外の実施形態をとる場合は,適宜指示します.
Recommendations for Private Study
また,授業期間中に,現時点での学力を確認しておくため,模擬試験にも取り組んで貰うことを推奨しています.模擬試験の申し込み方法等はmanaba+Rにて初回授業開始時までに知らせます.(模擬試験は2024年度の場合,9月30日申込締切,10月13日実施でした.)
Grade Evaluation Method
| Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
|---|---|---|
| Final Examination (Written) | 0 | |
| Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
0 | |
| Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
100 | 模擬授業に向けて作成した学習指導案(修正版も含む)をレポートと見做して取り扱います(30%).
|
Grade Evaluation Method (Note)
欠席が4.7コマ分以上でない場合でも,特別な理由が無い限り欠席が2.8コマ分以上となった場合は不合格(F評価)とします(20分までの遅刻は欠席1/3回,20分未満の早退(75分以上出席した場合の早退)は欠席1/3回としてカウントします).また,レポート類の未提出は特別な理由が無い限り不合格(F評価)とします.
また,模擬試験の成績は不問としますが,模擬試験を受けたか否かは成績評価の参考とします.
なお,成績不振学生がいた場合,救済措置は行いません.
Advice to Students on Study and Research Methods
このレベルへ到達するために,本科目では,中学校「理科」の内容,および高等学校『**基礎』4科目の内容は理解されていることを前提として授業を展開します.よって,これらの学力が不十分である履修者は,本科目の授業内容を理解することが困難となりますので,履修を開始する前の段階から十分に復習を行っておいて下さい.特に,高等学校時代に履修しなかった『**基礎』1科目の学習も行っておいて下さい.(「科学と人間生活」と「**基礎」1科目とを履修した人は,履修しなかった「**基礎」3科目の学習も行っておいて下さい.)
「理科」の基礎学力に偏りがあると考える場合は,2回生秋セメスター期間開始時(本科目の履修登録時)(≒ 2025年9月中旬)までに復習を十分行っておいて下さい.
Textbooks
| Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
|---|---|---|---|---|
| 中学校「理科」教科書(各学年4種類,合計12冊) | 購入する種類,方法等は授業にて指示します. | |||
| 高等学校「理科」『**基礎』教科書(物理基礎10種類,化学基礎12種類,生物基礎11種類,地学基礎5種類) | 購入する種類,方法等は授業にて指示します. | |||
| 中学校学習指導要領 | 文部科学省 | 東山書房 | 9784827815795 | |
| 中学校学習指導要領解説 理科編 | 文部科学省 | 学校図書 | 9784762506130 | |
| 高等学校学習指導要領 | 文部科学省 | 東山書房 | 9784827815672 | |
| 高等学校学習指導要領解説 理科編 理数編 | 文部科学省 | 実教出版 | 9784407348736 |
Textbooks (Frequency of Use, Note)
Reference Books
| Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
|---|---|---|---|---|
| 実験で実践する魅力ある理科教育-小中学校編- | 川村康文他 編著 | オーム社 | 9784274209208 | 模擬授業の準備時など |
| 実験で実践する魅力ある理科教育-高校編- | 川村康文他 編著 | オーム社 | 9784274210440 | |
| 理科だからできる本当の「言語活動」 | 西川 純 | 東洋館出版社 | 9784491030135 | |
| アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換 | 溝上慎一 | 東信堂 | 9784798912462 | |
| 中学校理科 9つの視点でアクティブ・ラーニング | 田代直幸他 編著 | 東洋館出版社 | 9784491031477 | |
| (教科教育学シリーズ 第4巻)理科教育 | 橋本美保他 監修 | 一藝社 | 9784863590823 | |
| 新学習指導要領対応!中学校「理科の見方・考え方」を働かせる授業 | 山口晃弘 江崎士郎 編著 | 東洋館出版社 | 9784491033877 | |
| 理科授業をデザインする理論とその展開 | 森本信也 編著 | 東洋館出版社 | 9784491033303 | |
| 理科授業大全 | 藤島 昭 監修 | 東京書籍 | 9784487814091 | |
| 誰でも無理なくできる!中学校理科がもっと楽しくなる1人1台端末の活用 | 山口晃弘 編著 | 東洋館出版社 | 9784491052847 | |
| 「問題を見いだす」理科授業-マンガでわかる導入場面- | 寺本貴啓・有本 淳 編著 | 東洋館出版社 | 9784491049311 | |
| 枠を超えよ-自己肯定感なくして主体性は生まれない- | 辻本昭彦 | 東洋館出版社 | 9784491054322 | |
| リスク社会の科学教育ー専門家とともに考え、意思決定できる市民を育てる | 荻原 彰 | 新曜社 | 9784788518612 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
教科書の購入・販売についてのページ:http://www.text-kyoukyuu.or.jp/gaiyou.html#kounyuu
その他の参考になるWWWページは授業中に適宜指示します.
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Other Comments
ガムを噛みながら受講する,無用なおしゃべりを行う等,他の学生へ迷惑となる行為は行わないで下さい.季節柄,授業中の水分補給は認めますが,蓋が出来る容器を用いてください.なお,騒音を発生させる恐れが高いことから缶飲料による水分補給は蓋付きの場合でも認めません.
授業中は携帯電話やスマホなどの電源を切り,鞄の中にしまっておいて下さい.注意しても携帯電話やスマホなどの使用等が認められた場合には3度目の注意で退席を命じ,その日の授業は欠席扱いとします.
研究室への訪問:オフィスアワーでの訪問を歓迎します.
オフィスアワー以外での訪問を希望する場合には,電子メールにて日時の調整をして下さい.この際,『教員の時間割を確認の上,第1希望から第5希望の日時も記して下さい.』
担当教員の電子メールアドレスやZoom時のID・PW,およびオフィスアワー等の情報は初回に資料を配布and/or manaba+Rに掲示します.
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/